□(はこ)にまつわる８つの短編集。 箱を題材にしてこんなにも様々なホラーな物語が書けるんだなって驚きました！ 梨さん初読みでしたが、文章の漢字の難しさとか独特な世界観が苦手な話もあって、内容を理解できないものも多少ありました…🥲

燃え落ちた屋敷から見つかったのは、都議会議員と元女優夫婦の遺体だった。 娘の妊娠がわかり喜んでいた。自殺する理由も恨まれる心当たりもない、そんな夫婦が突然亡くなった。 ここからどう物語が進むんだろうっと思ってたけど、キレ者五代さんの活躍であれよあれよと引き込まれた🫣 今回はまさに帯の「誰にでも青春があった。被害者にも犯人にも、そして刑事にもーー。」の一言に尽きる。 あー、恋って幸せなだけでなく辛くて切ない🥲 結局ラストはそういうことよね。救われた人もいるけど、白鳥とコウモリ同様切ない結末だった🥲

地震で地下洞窟に閉じ込められた。 しかも地下から徐々に浸水してきている。 もぅ始まりから最悪な状況じゃないのー💦 読み進めていったら… えっ…なに、そういう終わり方！！？ って読了後、一瞬ポカーン🫥 多くは語れないけど地下の洞窟に閉じ込められて殺人事件が起こるクローズドサークル。 設定はすごい好き。 でもこの結末は…🫨 巻末の有栖川先生の解説でようやく頭の整理がついた。 これは恐い物語。 『十戎』も読もうっと！

色々なことが詰め込まれた3巻！！ 陸空也との再会でこの人が金の猛者で人間としてここまで最低なやつだったとは。このままもうあすみの前に現れないでほしい🥲 豊加との再会でも別れた男女の気持ちの相違にびっくり。でもしっかりしたこの人がいてくれて良かった！！ 他にも今後の仕事のこと、ムーバーのこと、ミルキーや椿、仁子や友達の話がギューッとおさまってこの一冊豪華でした👏✨️