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2026年4月の読書メーターまとめ

千恵蔵
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2026年4月に読んだ本
4

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2026年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

千恵蔵
二編とも「衰弱した存在が取り払われたあと、若さ・生命・前進が祝福される」という構図。『変身』で想起したのは、事故、病気、老い、認知の変化、意思疎通の断絶。それらが起きたとき、人は「同じ人であり続ける」のか、それとも「別のもの」になるのか。そして怖いのが、本人の変化よりも、周囲の受け止め方が先に変わること。それが“排除”の形をとる。『断食芸人』ではそれがもっと極端で、社会が意味づけできないものは排除すらされない。流される。枯れ木も山の賑わいという概念のない世界。実存に蓋をする社会設計が蔓延してないだろうか?
が「ナイス!」と言っています。

2026年4月の感想・レビュー一覧
4

千恵蔵
二編とも「衰弱した存在が取り払われたあと、若さ・生命・前進が祝福される」という構図。『変身』で想起したのは、事故、病気、老い、認知の変化、意思疎通の断絶。それらが起きたとき、人は「同じ人であり続ける」のか、それとも「別のもの」になるのか。そして怖いのが、本人の変化よりも、周囲の受け止め方が先に変わること。それが“排除”の形をとる。『断食芸人』ではそれがもっと極端で、社会が意味づけできないものは排除すらされない。流される。枯れ木も山の賑わいという概念のない世界。実存に蓋をする社会設計が蔓延してないだろうか?
が「ナイス!」と言っています。
千恵蔵
非常に平明に書かれたハリウッド史講義。個別の作品への言及も勿論あるが、『ハリウッド』なるものが象徴として歴史や構造の中で展開させたものを丹念に論じている。「見たいものを見せる産業」から出発し、「見たいと思わせる装置」へ進化し、さらに「欲望そのものを循環させるシステム」になり、最終的には「見るとは何か」「体験とは何か」「人間とは何か」を問う場とハリウッドは変化していった。私たちが見てきたもの、そしてハリウッドが提示してきた時代・価値観・アメリカの姿は、相互に欲望を映し合う関係の中で生成されてきたと実感する。
が「ナイス!」と言っています。
千恵蔵
「男だったら」「普通はこういうもんだ」みたいな要求に早くから悉く応えられずにここまで来てしまった。それなりに楽しいので良いのだが、世の中、「そういうもんだ」の偏りに喘ぎながら生きている人の多さよ。私は、合わん水は飲まん!と抵抗と反逆の一途だったが、「ともこさん」は丁寧に選び取って意志を貫いている。昔、年上の似た感じの女性がいたっけ。本書自体、整い過ぎず、さりとて雑でもないかわいい絵柄で、セリフも演出も、画面構成もよく行き届いた作りになっていて、巻末に男性の事情も盛り込まれ、読後もふわっとした印象を与える。
が「ナイス!」と言っています。
千恵蔵
ウクライナ以降、「戦争しちゃってもいいかも」的雰囲気を感じる。日本のあの戦争を思う時、いまもなお私たちの中で揺れ続ける「記憶」の問題なのだと、この本を読んで強く感じた。体験・証言・記憶へと移る中で、語られるものと語られないもの、そのどちらにも重い意味があることに気づかされる。とりわけ「帝国責任」という視点は、被害と加害が絡み合う複雑さを突きつけ、単純な「戦争はいけない」という言葉では捉えきれない現実を浮かび上がらせる。読み手自身の立場や想像力まで問われる、静かで、しかし深く揺さぶられる、知ることの手引き。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/08/11(2836日経過)
記録初日
2018/01/28(3031日経過)
読んだ本
146冊(1日平均0.05冊)
読んだページ
42024ページ(1日平均13ページ)
感想・レビュー
53件(投稿率36.3%)
本棚
0棚
自己紹介

イクラならいくらでも食える。

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