コンサル1年目の教科書、といった内容。全ページ通して言っていることに違和感はないのだが、広く浅くというか、広くもなく浅くというか、とても表面的な話で終わってしまっている印象を受けた。仮説思考を身につけたいなら、わざわざこの本を読む必要はなさそう。仮説思考ってなに？レベルの人は、まえがきとあとがきの数ページはかなり参考になるかもしれない。それっぽいビジネス本を読み漁った自分にとっては、「良い仮説は具体的な解決策に結びつく」という指針は為になった。

コンサル1年目の教科書、といった内容。全ページ通して言っていることに違和感はないのだが、広く浅くというか、広くもなく浅くというか、とても表面的な話で終わってしまっている印象を受けた。仮説思考を身につけたいなら、わざわざこの本を読む必要はなさそう。仮説思考ってなに？レベルの人は、まえがきとあとがきの数ページはかなり参考になるかもしれない。それっぽいビジネス本を読み漁った自分にとっては、「良い仮説は具体的な解決策に結びつく」という指針は為になった。

おすすめされたから読んでみた、その2。「（スティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグ、ジェフ・ベゾスのような新規事業の）パイオニアたちの実践を体系化したガイドブックをつくりたい」と本著を手掛けたそうだか…振り返ってみればまあ、その通りなのかもしれない。という印象。事例ベースのビジネスモデル参考本なのは間違いないのだけど、イマイチ章ごとのつながりが分かりにくいし、どこかで聞いた話が多かった。個人的にここから学びを得たのは「ブラケティング」という用語とその考え方くらい。というのは言い過ぎか。