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2024年10月の読書メーターまとめ

ひらしん
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9
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2390ページ
感想・レビュー
9
ナイス
100ナイス

2024年10月に読んだ本
9

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • 魅乃乎minoco19860125

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ひらしん
実在した日本人=日本人学者の先駆者的存在=南方熊楠の物語=名前もめっちゃ強そう。短髪のせいか容姿が三島由紀夫に似ている?お金のためではなく”知る”という自己満足のために、植物学者となり、圧倒的な記憶力、多くの語学に精通し、まさに”知の巨人”。論文を残していない”無冠の学者”という人生も◎。これは名言「肩書きがなくては〜」と一致。熊楠の言動は日本の研究者たちの下地を創り、今なお受け継がれている印象。「名は体を表す」というように自然の塊のような氏名は、名付けられた時にすでに人生が決まっていたのかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
9

ひらしん
住宅街に住むご近所さん家族、彼女らはそれが全部虚像だと知っている、遠く離れた場所で得体の知れない何かが動き始める。少し変わっている家族形態だが、両親は自己中心、なぜそうなのかも考えない、遠く離れた場所で得体の知れない何かが這い出し始める。彼女たちは何かが壊れなければならないと感じている、家族全員で住んでいる家を見つめる、それぞれの脳裏に浮かび上がる家と家族の形は違っている、苦痛で彼女たちは家と家族に目を背ける、遠く離れた場所で、遠く離れた場所で、得体の知れない何かが家の前まで来ている。ブラキオサウルス🦕
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ひらしん
10月=ノーベル賞=自然科学部門。自然科学と人間との関係性をふっと考えさせられた作品。地方へ訪れた感覚で、登場人物も多彩で、タイトルの付け方が◎な全5話。「夢化けの島」と「狼犬ダイアリー」が印象深かった。「藍を継ぐ海」はウミガメの産卵にズームしたストーリー。人間と自然の摂理をうまく物語に落とし込んでいる一方で、人間の身勝手さも垣間見れる。自然と人間との共存共栄そして調和。『藍・継・海』この並びに感性が疼き&磨かれ!『夢・狼・祈・星・藍』を並べてもワクワク感♪ ダイアリーというワードだけが少し残念かも...
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ひらしん
実在した日本人=日本人学者の先駆者的存在=南方熊楠の物語=名前もめっちゃ強そう。短髪のせいか容姿が三島由紀夫に似ている?お金のためではなく”知る”という自己満足のために、植物学者となり、圧倒的な記憶力、多くの語学に精通し、まさに”知の巨人”。論文を残していない”無冠の学者”という人生も◎。これは名言「肩書きがなくては〜」と一致。熊楠の言動は日本の研究者たちの下地を創り、今なお受け継がれている印象。「名は体を表す」というように自然の塊のような氏名は、名付けられた時にすでに人生が決まっていたのかもしれない。
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ひらしん
発想はオモロ〜だが、キラキラネームだし、活字だし、27人覚えられない。日の目を見ることのない卒業アルバムなんぞを掲載してより個人情報を。インパクトもなく、作品に深みもなく、登場人物に感情注入できない金太郎飴のような小説は、ただ定常作業を続けているよう。美心か花恋によりズームを効かせた方が。動機が弱い劇場型殺人をなんのためにやっているのか?「当選させてください」と名打って、選挙期間中の政治家に正義の裁き、またはA市で起こったいじめ事件を下敷きに展開とか。 歴史は繰り返す! フルーツバスケットを思い出したゎ♪
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ひらしん
前作は近畿地方でしたが、今回は関東地方。聖地巡礼っていうとアニメを思い浮かべるが、オカルト&心霊現象的なヤツ。カメラ、ビデオ、スマホを生み出してきた人間社会。一方で、オカルトの道具にされる文明の産物。現実主義的な思考なので信じてはいない。が、が、が、私自身、実際に説明できない現象を体験したことがあるので、なんであんな光景を私だけが目撃したのだろうと...、未だに思うところもある💀読みやすかったが、焦点が少しボケ気味。「口アン」の方が◎。で、最近見始めた「ダンダダン」というアニメ、めっちゃおもしろいです♪
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ひらしん
『この世は老いも若きも男も女も、心の寂しい人ばかり。そんな皆さんのココロのスキマをお埋めいたします。さて、今回の登場人物は...』 人生が狂いかけている4人が、コンパスが狂う樹海=”神森”で真人と出逢い、繰り広げられる人間ドラマ。主人公はADS児の真人5歳。脇を固めるのは母親の山﨑岬と叔父の冬也。罪を償った松本美那、坊主頭ユーチューバーの戸村拓馬、優しいヤクザの谷島哲、病んでいる女教師の畠山理実、樹海での真人との交流。そして鵺の木=四つの樹木の合体樹は? それともクマさん? 果たして顛末は『ドーン‼️』
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ひらしん
あの日=肝試しにK霊園へ→K霊園で杏が自殺→堀田&川瀬の二人がK霊園で遺体発見→20190826夜中の出来事→音声データ公開→アンケート。6人登場するが、杏の音声データは存在しない。5人は0826真夜中に、K霊園で、杏に対して懺悔。あの日に、K霊園で、杏と仲間の間で、何があった?取返しのつかない口論? 再読後、スマホでビリー・ホリディのStrange Fruit♪m4aを聴いている。哀しい歌声の中に修復不可能な関係性を垣間見た。同じ木=1つは悔い果て、そして今、5つの”奇妙な果実”が木にぶる下がっている。
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ひらしん
500年前の日本人形=お梅が武勇伝をひっさげ、現代社会においても不幸を...。著者がお笑い芸人だったこともあり、ボケとツッコミが随所に見られ、さらに多種多様な(特に時代)ギャップが感じられ、お笑いポジティブ・ストーリーに仕上がっている。が、そもそも日本人形って”呪う”ために存在するのではなく”祝う”ために存在するものでは!?人間が勝手に創り出したオカルト概念なのでは?de次作は『お梅は祝いたい』で♪時代とともに人間社会は変化する一方で、人形は不変。お梅から見た異世界の住人との”チグハグさ”それがまた一興。
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ひらしん
図書館で受け取った時”見積書”?からの”ミニチュア”!かよw読後の脳内は、見た目は猫の額、深さは想像を超えて深海レベルまで到達。2019年8月26日夜中という短い時間軸。キーワードはm4a、噂、仲間、大学生、未踏の地、アンケート、読者の擬似体験。さらには集団の凝集性、集団脳、集団心理といった言葉が脳内を走る。パーソナルツールであるスマホが、”集団極化”へと向かう道具になり、顛末はいじめの構図みたいに、極端に暴走。 なぜ文字の色が変わる? 2024年10月、一発目。蝉の鳴き声はまだ聞こえた、そんな気がした。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/09/09(2272日経過)
記録初日
2018/09/09(2272日経過)
読んだ本
556冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
169705ページ(1日平均74ページ)
感想・レビュー
556件(投稿率100.0%)
本棚
9棚
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