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2024年11月の読書メーターまとめ

Bフォレスト
読んだ本
11
読んだページ
3999ページ
感想・レビュー
11
ナイス
84ナイス

2024年11月に読んだ本
11

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Bフォレスト
片山兄妹と名前が一緒で12年前に田舎から駆落ちしてきた片岡義太郎と山波晴美の周りで起こる事件の数々。 凶器の類似性や財産目的などといった伏線から犯人が1人かと示唆しつつ最初の事件の意外な真相、 父親たちが12年経ってから義太郎と晴美を探し出した理由など様々な要因が絡んだストーリーであった。 最終的な黒幕の動機はスタンダードであったが、それまであまり大きな役割を果たしてなかった秀二郎の恋人が絡んでくるのは良い展開だった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
11

Bフォレスト
主人公のイルカ・セミに全く共感できなかった。【序章】でイルカが留置場にいる描写があったのでその後の展開がどのように繋がるのかと思いきや、ちょっと肩透かしをくらった感が否めなかった。セミの年齢設定で、あの大人びたやりとりは流石に無理があるのではなかろうか。 小説なので全てを現実に合わせる必要はないが、セミの設定が高校生ぐらいであればもう少し違和感が少なく受け入れられたと思う。
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Bフォレスト
大地震に見舞われた『町』の住人達が謎の生物に追い詰めれていくパニックミステリー。 未曾有の出来事とはいえ、設定が極端な中で様々な事がありすぎて、もう少しホラーティストかと思いきや現実的でもあり、ストーリーの落とし所が良く分からなくなってしまった。
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Bフォレスト
6編からなる短編集 殺人あり事故死ありと様々なバリエーションがあった。 ホームズの推理力UPと石津の天然ボケが際立ってきている。 片山の友人の披露宴に何故か石津が出席しているのがこのシリーズらしい展開 ほっこりとした結末で良かったのは『名演奏』『宝さがし』
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Bフォレスト
初の海外シリーズ。 相変わらず依頼者が「自分は殺されるかもしれない」と片山に調査を依頼。そこで起こるドイツの古城を舞台にした連続殺人事件に巻き込まれる。 後半まで動機が明確にならず、3年前に起きた智美殺害事件も曖昧であったが、一気に謎が解けていく流れは見事であった。 解き明かされた動機は至って単純ではあったが、そこを後半までカムフラージュしていた。智美が殺害された事件も意外な結末であり、そこに至る過程も巧みに展開させていた。
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Bフォレスト
ネタバレ5編からなる短編集。内容は全体的に芳しくない 『運動会』は警察の運動会で周りに警官がいる割には犯人が殺害をして被害者を隠しておいた手段が非現実的過ぎる。 『バカンス』はホテルの従業員が勝手に死体を動かしてしまうし『温泉旅行』は重婚の問題が提起されたのにも関わらずその件は有耶無耶で刑事が犯人の彼女に同情してしまうなど短編の容量では収まらない内容を無理矢理入れてしまった印象であった。 短編らしくすっきり、まずまず論理的に終結したのは『バカンス』と『殺人展覧会』であったかな。
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Bフォレスト
ネタバレ上志学院高校に関係者女子高生が2人別々の死因で死亡し、連続殺人?と思わせつつそれぞれに犯人がおり、それが判明する過程も若干唐突な感じが否めなかった。 そもそも橋本信代は片山にラブレターの様な手紙を送ったのか。萩野クニ子が片山の見合い相手というのもやや強引な設定であった。 この辺の部分を気にしてしまうとこのシリーズは楽しないのだが、どうにも気になってしまう点である。 真犯人の1人が最後の謎解きで論理的に導かれただけにその他の設定がもう少し整理されれば★4でも良かったかもしれない。
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Bフォレスト
片山兄妹と名前が一緒で12年前に田舎から駆落ちしてきた片岡義太郎と山波晴美の周りで起こる事件の数々。 凶器の類似性や財産目的などといった伏線から犯人が1人かと示唆しつつ最初の事件の意外な真相、 父親たちが12年経ってから義太郎と晴美を探し出した理由など様々な要因が絡んだストーリーであった。 最終的な黒幕の動機はスタンダードであったが、それまであまり大きな役割を果たしてなかった秀二郎の恋人が絡んでくるのは良い展開だった。
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Bフォレスト
本編の中で死亡事故が複数起こるが全てが繋がっているようで、結果として別々の展開であった。 その顛末を後半数ページで一気に回収していく所は見事であったと思う。 やや展開的に強引な面も無かったではないが、読者にとっては概ね自然に受け入れられたと思う。自分は最後まで犯人と動機が分からず、後半の謎解きは楽しめた一人である。 片山は相変わら主要な女性登場人物に惚れられ、最後には振られる?展開はお約束ではありながら、同性としては羨ましい限りである。
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Bフォレスト
ネタバレ事件ごとに容疑者と思われる人物が登場しては行方不明になり、その関係者は奇怪な行動をするなど題名にある通り『怪談』めいた展開であった。しかし真犯人の動機は至って単純であり、その辺は良い意味で肩透かしをくらった様な展開であった。 寝台車での白猫の行と被害者の姪御である立子の行動が関係あるのかないのか結論づけてないところが良かったとも思う。
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Bフォレスト
事件の動機が遺産や財産絡みであるものが続いた感はあるが、このシリーズはあまり細かい事は考えずに気楽に読もうと決めているのでそれなりに楽しめた。 赤川氏の作品に出てくる女性主要キャラは男性のツボを押さえるのが見事である
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Bフォレスト
赤川氏の初期長編作品。 各段落ごとで場面展開され、最後には繋がっていくことを示唆しつつも明確な主人公が示されていないので後半までどのような展開になっていくのか興味が尽きなかった。 最終章で明らかになった真相はやや強引であった印象もあるものの、それを差し引いても意外性があり、最後まで楽しめるものであった。 真相を知ると『マリオネットの罠』の意味も非常に際立ってくる気がする。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/09/30(2276日経過)
記録初日
2018/07/02(2366日経過)
読んだ本
608冊(1日平均0.26冊)
読んだページ
224489ページ(1日平均94ページ)
感想・レビュー
595件(投稿率97.9%)
本棚
55棚
性別
血液型
O型
職業
サービス業
自己紹介

・警察系ミステリー・医療ミステリーを中心に読んでいましたが、最近では社会 派、金融系、家族物など幅広く手を出しています。特にシリーズ物が大好 きで実写化したらどんな役者が演じるのか想像しながら読んでいる。
・時間が空くと本屋やブックオフなどをブラブラし思わず文庫本で買ってしまい読んでない本がどんどんたまっている。
・最近は面白そうな女性作家中心にお気に入りを増やしていっている

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