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2024年10月の読書メーターまとめ

シオウ
読んだ本
7
読んだページ
2662ページ
感想・レビュー
7
ナイス
177ナイス

2024年10月に読んだ本
7

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

シオウ
ネタバレラストシーンは穏やかだったが、そんなもんでは隠しきれないほどの後味の悪さだった。真犯人を庇ったことで失ったのは、無実の人の命と善良な人たちの普通の生活、そして無垢な子供の心。当時はやむを得ない事情があったとはいえ、多くの人に災いをもたらしてしまった。一方、真犯人が庇われたことで生まれた命もある。難しい問題だが、やはり無実の方の無念や普通を奪われた人のことを思うとやり切れない。考えさせられるという意味ですごく面白かった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
7

シオウ
ネタバレ予想外の真相で面白かった…面白かったけど…ちょっと詰め込みすぎじゃないかなという印象。偶然が重なりすぎてる気がするし、殺人犯が殺害されてその犯人が殺されて…が繰り返されたり、被ると姿が見えなくなる布なんて出てきたら。なるほどそうだったのか!という驚きより、より複雑な事件にしようと頑張ってるなぁ…という想いの方が強くなってしまった。ご都合主義とまでは言わないが、不自然さは感じる。次も積んでるので読むが、この傾向が強まったら脱落しそう。
が「ナイス!」と言っています。
シオウ
どんなに平凡に見える人でも、その人生にはドラマがあるよなと感じた一冊。まぁ町中の家の壁に絵を描く伊苅(驚いたことに家主に請われて描いており、その絵は誰が見ても奇抜で稚拙)は、平凡とは言えないわけだが。絵を描くようになった現在のパートと伊苅の過去が語られるパートが交互に展開し、過去が明らかになるにつれ「あぁ、だからあの時…」と腑に落ちる部分が増えていく。そして最後に絵を描く理由が明らかになる訳だが、終わり方は結構あっさり。個人的にはそこまで刺さらなかったが、伊苅の絵は見てみたい。
が「ナイス!」と言っています。
シオウ
ネタバレ感動したり、嫌悪感を抱いたり、悔しくなったり、悲しくなったり、嬉しくなったり、ハッと気付かされたり…読み進める度に感情が色んな方向に振れて忙しい読書だった。最初はちょっと鼻につく感じがあった泰介は、事件を経て大切なことに気づいたようだ。「教えてくれ」と言えた彼は、これからはきっと大丈夫。かつて自分が嫌った人間と同類となった犯人は、夏実の言葉に何を思うのだろうか。今日もSNSは「自分は正しい」で溢れかえるが、この本を教訓として適切な距離を保っていきたい。
が「ナイス!」と言っています。
シオウ
ネタバレ死者が甦るようになった世界で起こる連続殺人事件。探偵役はなんと第一の被害者である青年。こんなトンデモ設定ミステリーのラストが、まさかあんなに哀愁漂うものになるなんて。最後の二人の会話、良かったなぁ。最初はトンデモコメディミステリーかと思ったけど、話の展開の仕方といい、犯人とその動機(一見トンデモだけど信仰に照らすと筋が通ってる)といい、ラストシーンといい…非常に真っ当なミステリーだった。下巻は一気読み。面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
シオウ
ネタバレ上巻は登場人物の紹介と世界観の説明パート。登場人物多くて覚えるの大変。地元でも有名な霊園を経営する一家+αのお話。一家の主が病床につき、遺産を巡り一悶着。ついには殺人事件が起こり、なんと被害者は主人公。そしてまさかの蘇り。血抜きと防腐剤でなんとか体の腐敗を防ぎつつ、自分を殺した犯人を追う。そして主が不審死を遂げ、長男が刺殺されて…長男も蘇り!これはホラーなのかミステリーなのかコメディなのか。なぜかアダムスファミリーを思い出した(全然違うけど)。この先どうなるか全く予想出来ず、下巻に急ぐ。
が「ナイス!」と言っています。
シオウ
ネタバレラストシーンは穏やかだったが、そんなもんでは隠しきれないほどの後味の悪さだった。真犯人を庇ったことで失ったのは、無実の人の命と善良な人たちの普通の生活、そして無垢な子供の心。当時はやむを得ない事情があったとはいえ、多くの人に災いをもたらしてしまった。一方、真犯人が庇われたことで生まれた命もある。難しい問題だが、やはり無実の方の無念や普通を奪われた人のことを思うとやり切れない。考えさせられるという意味ですごく面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
シオウ
殺人を犯したと自供した父親が、実は30年以上前に起きた殺人事件の犯人も自分であると告白。加害者の息子となった和真は衝撃を受けつつも、父親が語る「事件の真相」に違和感を抱く。同じく、被害者の娘である美令も、犯人が語った「自分の父親の言動」に違和感を抱く。語られた内容は全て嘘なのではないか?疑問が膨れ上がる二人。加害者の息子と被害者の娘が、まさかのタッグを組むのだろうか?二人とも気持ちの切り替えが早く、頭が良くて冷静。ちょっと出来すぎな感じもするが、テンポ良くサクサク読めた。下巻が楽しみ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/11/08(2209日経過)
記録初日
2018/11/15(2202日経過)
読んだ本
1063冊(1日平均0.48冊)
読んだページ
393858ページ(1日平均178ページ)
感想・レビュー
528件(投稿率49.7%)
本棚
0棚
性別
自己紹介

二度買い防止のため、過去に読んだ本も登録していきます。

あまり周りに読書好きがいないので、ここで皆さんの感想読んだり、面白そうな本探したりするのが楽しいです。

どんでん返しな展開が大好物。
キャラがたってて、テンポよく進む話が好きです。
ホラー系以外、幅広く読みます。

感動する話は好きですが、感動の押し売りは苦手です。。

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