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2024年3月の読書メーターまとめ

シオウ
読んだ本
8
読んだページ
3022ページ
感想・レビュー
8
ナイス
229ナイス

2024年3月に読んだ本
8

2024年3月のお気に入られ登録
1

  • 碓氷優佳💓

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

シオウ
ネタバレ伝説級のトリックという帯に惹かれて。確かに物凄い執念と技量を感じる仕掛けなのだが、先に泡坂さんの某著を読んでいる身としては「伝説級」はちょっと言い過ぎかなと。いや、すごい仕掛けなのは十分分かってるけど。仕掛けがメインなので話自体は正直そこまで。最初は「美人ってこれだけ損なんです!」って主張と如何にもなエピソードが強すぎて疲れてしまい、後半は仕掛けの説明が細かい&長くて食傷気味に。そんなにいちいち説明しなくてもなぁと思ってしまった。最後のセリフから読み解くメッセージは好き。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
8

シオウ
ネタバレ伏線が非常にわかりやすく、時間のズレも未来のアキも予想できていたので驚きは無し。オオカミさまの正体だけは予想出来なかったが、言われてみればそれしかない。どんでん返しや予想外の展開が好物なので、本書のように先が読めてしまうと面白さ半減に感じることが多いのだが、今回は違った。先が読めても面白さは損なわれず、むしろこの纏まりの良さが美点に思えた。最初は衝突することがあっても次第に仲が深まり、損得関係なしにみんなで仲間を助け、記憶は無くなっても前進する意志は残る。感涙とまでいかずとも、爽やかで素敵な物語だった。
が「ナイス!」と言っています。
シオウ
最初の方はこころの気持ちがよく理解出来ず、物語に入り込むのに少し時間がかかった。中盤以降、こころが不登校になったきっかけがわかる辺りからは一気読みだった。「子供の頃ってこんなだっけ?」と思うこともあれば、自身の記憶と重なり「わかるなぁ…」となることも。各所に張られた伏線から、上巻最後でみんなが取り組む「助け合い」はうまく行かないのだろうと予想できる。辻村さんは下巻が楽しみな作家さん。下巻でみんながどう奮起するのか。帯にある「感涙必至」の展開にどう持っていくのか、非常に楽しみ。
ナルピーチ
2024/03/28 19:45

これは思い出すだけで胸にジーンとくるものがあります😊子供達の抱える悩みと辻村先生の仕掛けるかがみの孤城の謎!下巻も楽しんでくださいね🤗

シオウ
2024/03/28 23:26

ナルピーチさんのコメントで、読むのがさらに楽しみになりました😊早く読みたいような、読んでしまうのが勿体ないような…複雑な気持ちです!

が「ナイス!」と言っています。
シオウ
ネタバレ深木さんは何冊か拝読しているが、いつも二転三転する物語で楽しませてくれる。今まで見ていた景色が何度も覆される驚きの連続がクセになるのだが、今回は個人的にイマイチだった。というのも、43年前の橙子の行動が「それはないでしょ」と突っ込みたくなるもので、それが気になり続けてしまったため。1つ「ないなぁ」と思ってしまうと、その後の二転三転も無理があるように感じてしまった。書簡差し替えのトリックは面白かったが、治重の復讐は望んだ形で遂げられたのか疑問だしモヤモヤが残った。
が「ナイス!」と言っています。
シオウ
競馬で一発当てた喜びから一転。金の受け取り先で死体の第一発見者となり、警察からは犯人として疑われ、2組のギャングから命を狙われることになったチェット。逃げ回る中でアビーという仲間を得て真相究明に乗り出すが、手がかりも少なくさっぱり何も見えてこない。そうこうしてるうちにギャングが一堂に会し、下手を打ったチェットはアビーと共に大逃走劇を繰り広げることに。そして最後はまさかの場で犯人判明。終始ドタバタなザ・エンターテインメント小説。展開早くて飽きは来ないが、あまりの荒唐無稽感にハマり切れなかった。
が「ナイス!」と言っています。
シオウ
表題作からグッと引き込まれた。最後の最後まで後味の悪いイヤミスだったのでそういう短編集かと思いきや、人里離れた村で起こる怪奇ミステリーやコントのような鉄道ミステリーなど最後まで飽きずに楽しめた。よくもまぁこれだけ色んなパターンの仕掛けが思い浮かぶものだ。話の着地が想定外だったのは表題作、明るいラストと見せかけて実は一番闇が深そうなのは『猫矢来』、仕掛けも話もよく出来てると感じたのは『九人病』。
ナルピーチ
2024/03/19 18:55

お!これ積んでます。シオウさんのレビューでますます読みたくなっちゃいました😆なる早で追いかけます😁

シオウ
2024/03/20 21:41

バラエティに富んだ、世にも奇妙な物語みたいな話の連続で楽しめました😆ナルピーチさんの感想楽しみにしてます!!

が「ナイス!」と言っています。
シオウ
ネタバレ伝説級のトリックという帯に惹かれて。確かに物凄い執念と技量を感じる仕掛けなのだが、先に泡坂さんの某著を読んでいる身としては「伝説級」はちょっと言い過ぎかなと。いや、すごい仕掛けなのは十分分かってるけど。仕掛けがメインなので話自体は正直そこまで。最初は「美人ってこれだけ損なんです!」って主張と如何にもなエピソードが強すぎて疲れてしまい、後半は仕掛けの説明が細かい&長くて食傷気味に。そんなにいちいち説明しなくてもなぁと思ってしまった。最後のセリフから読み解くメッセージは好き。
が「ナイス!」と言っています。
シオウ
前巻から間が空いてしまったので、ちょいちょい登場人物忘れてた。が、読んでるうちにスッと思い出せるほど濃いキャラばかりで助かる。1番好きなのは『おにびさく』。若き職人の苦悩とアイデアが光る。『なつのゆうばえ』も結構お気に入り。全体的に暗いが、今まで謎に包まれていた大紫の御前の素顔が少し見えた気がする。『きんかんをにる』のほのぼの具合も好きだが、後のことを考えると何とも言えない。あと『かれのおとない』を読んで、改めて雪哉を好きだと感じた。みんな幸せになって欲しいね。
が「ナイス!」と言っています。
シオウ
今作でもアンちゃんは人や知識と出会い、新たな経験をすることで、嬉しさも楽しさも悔しさも悲しみも味わって成長していく。自己肯定感がかなり低く卑屈とも言える発言が多いので、読んでいて「ああもう!」と思うこともしばしば。しかし、時折ハッとする発言をしたり、意外な行動力を見せたりと、簡単に諦めない根性があったりするので、なんだかんだ応援する気持ちが勝ってしまう。個人的には『透明不透明』が謎解き含め一番楽しめた。『あまいうまい』の金沢話、『甘い世界』の着物話もそれぞれ面白かった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/11/08(1990日経過)
記録初日
2018/11/15(1983日経過)
読んだ本
1028冊(1日平均0.52冊)
読んだページ
379138ページ(1日平均191ページ)
感想・レビュー
495件(投稿率48.2%)
本棚
0棚
性別
自己紹介

二度買い防止のため、過去に読んだ本も登録していきます。

あまり周りに読書好きがいないので、ここで皆さんの感想読んだり、面白そうな本探したりするのが楽しいです。

どんでん返しな展開が大好物。
キャラがたってて、テンポよく進む話が好きです。
ホラー系以外、幅広く読みます。

感動する話は好きですが、感動の押し売りは苦手です。。

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