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2025年1月の読書メーターまとめ

kei302
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感想・レビュー
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ナイス
1071ナイス

2025年1月に読んだ本
17

2025年1月のお気に入られ登録
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  • 道楽モン

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

kei302
1995年の大河ドラマ『八代将軍吉宗』では西田敏行さんが主演で、家重を演じたのは中村梅雀さんだった。親子の葛藤や兄弟の関係、従う人たちの思惑ほか、いろいろとドロドロに渦巻くものがあったことでしょうが、木村嵐さんは爽やかな感動ものに書き上げています。忠義一途の大岡忠光、口に徹する姿に胸を打たれた。
本読むおっさん(Lester_the_Nightfly)
2025/01/20 17:20

☆ 横レス失礼します。95年の大河で梅雀(家重)のところを見た記憶があり,何となく心に引っ掛かっていました。この小説でそれが何だったか理解し,成程と思いました。駄文失礼。

が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
17

kei302
『初ものがたり』の完本。書籍化されていなかった三編が追加されているのだけど、さすがにこの分量では執着心ねっとり系男女多数登場でファンなのに食傷気味。面白いからよいのだけど。執着を手放した、新巻鮭泥棒の罪を被って逐電したおさとさんの話が好み。あんな情けない男止めときなさい、目が覚めて良かったよ。きたきたシリーズのきたさんの父上が屋台の親父・たぶん。
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kei302
『七夜物語』のさよと仄田くんの話は2012年だった! 大人になった二人のその後。鳴海絵と仄田りらは同じクラスの小学生。娘と息子で男女が入れ替わってるからときどき混乱してしまったけど、父親になった仄田くんは相変わらず独特のふわふわ感があって懐かしかった。鳴海家の祖母と母もいい感じの関係。前作に同じく中盤の冒険部分がやっぱり馴染めなかったけど、この部分も物語として必要なのは分かった・つもり。
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kei302
45歳出版社労務管理部門で働く事務職の浜野文乃。徹底した「ルーティン生活」は森若さんに似てなくもないが、森若さんが自分の生活の充実を優先させているのに対して、浜野さんは変化を恐れて生きている。編集部門の平木と関わってから激変する浜野。過去が明らかになったり出会いがあったりとハッピーエンドっぽいです。中高年へのエール本かな?
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kei302
『まいまいつぶろ』サイドストーリー。御庭番万里は現役時代のようには活躍できないけど裏で支え役。忠光一家のことや家での忠光の様子が読みたかったなあ。
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kei302
1995年の大河ドラマ『八代将軍吉宗』では西田敏行さんが主演で、家重を演じたのは中村梅雀さんだった。親子の葛藤や兄弟の関係、従う人たちの思惑ほか、いろいろとドロドロに渦巻くものがあったことでしょうが、木村嵐さんは爽やかな感動ものに書き上げています。忠義一途の大岡忠光、口に徹する姿に胸を打たれた。
本読むおっさん(Lester_the_Nightfly)
2025/01/20 17:20

☆ 横レス失礼します。95年の大河で梅雀(家重)のところを見た記憶があり,何となく心に引っ掛かっていました。この小説でそれが何だったか理解し,成程と思いました。駄文失礼。

が「ナイス!」と言っています。
kei302
寺 檀家は減るし墓は放置・神社 氏子は減るし寄進も減るし、後継者も決まっていないとなれば、阿岐本組の登場です。ところが、本作はいつもの再生パターンではなく、宗教法人に目を付けた“宗教ブローカー”が既得権と土地を狙って暗躍を絡めたミステリふう。裏で操っているのは誰? 空き家の所有者はお寺でに聞けば分かる、過去帳、消失していない限り、昔からあるしね。納得。日村ほか、阿岐本組のメンバーの活躍が少なかったのが残念。
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kei302
豊橋駅から飯田線に乗った智子さんが犯人と乗り合わせるのではないかとドキドキしながら読んでいるのに、智子さん、危機管理能力が低いです。「何かあったのですか?」って尋ねなさい。ドキドキが続きます。理解できない犯人の行動だったが、育った環境が劣悪すぎたのだろうか。全く関係ないが、「豊川いなり寿司」が宮部さんの作品に出てくるあの“いなり寿司”なのかも。喜多次のご先祖様は三河~駿府周辺出身と推察。
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kei302
帝のご崩御が近いらしい。崩御と共に太医もその死に殉ずるなんて…。華允が扁若を心配してるのかと思いきや、代替わり後の内廷には延明はいないことを「……寂しくなります」とつぶやく場面が印象的だったシリーズ第7弾。亮が養育を始めた春風の話と愛玉と黄陽牙の話が哀しかった。だれかを傷つけないためになかったことにする。虞美人さんの決断には胸を打たれました。とても強く、そしてとてもやさしい。
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kei302
青春ラブコメ風味入り吸血鬼の話。面白かった。吸血鬼の吸がQ!。弓子のQと佐久のQがあの昔話の吸血鬼だろうなあと途中で気付いたけど、Q関連の名前のあの人、実は17歳の誕生日が過ぎて“脱・吸血鬼化”して、松竹梅の梅レベルの吸血鬼になったのでは? と思った登場人物がいるんだけど、違うのかなあ…。校章の十字架は未使用で終わったし、友だちのヨッちゃんが落としたQRコード未回収だし、12月のお披露目式も楽しみだし。清子様の占い「大きな再会と、ふたたびの大冒険」絶対に当たる、早く続きを読みたい!
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kei302
『砂丘の蛙』が面白かったので片倉シリーズ3作目も読んでみた。昭和32年の放火事件の背景が複雑で、そこに背乗りまで絡む。読み応えがありました。出張が多かった影響で乗り鉄が趣味になりつつある50代の片倉。元妻と行きつけの料理屋の可奈子さん、モテモテですが、気配りできないところにだめ出しをしたい。只見線に乗ろうと誘っておいて、仕事だと言って駅に元妻を置き去りにしたのは許せません。可奈子さんに、元妻と旅行に行ったと答えるのもなんだかなあ…。
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kei302
写楽、謎に包まれた絵師。松井さんは、写楽を大阪で歌舞伎の道具方で働く大道具方絵師彦三が歌舞伎狂言作者の並木五兵衛に見出されて江戸に下る設定にしている。蔦重のプロデュースで華々しく売り出したものの、絵師としての基礎がないため行き詰まる写楽。蔦屋、京伝、馬琴ほか、苦心の末、江戸で成功を収めた並木五兵衛の姿が歌舞伎の台詞のような心地よさ、軽妙なリズムで描かれる。写楽がメインではなく、大阪と江戸、京の歌舞伎関係者や出来事が大部分を占めている。
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kei302
海坂藩城下町 第10回読書の集い「冬」:1976年の作品。堕ちていく人の姿が多くて全体的に暗いものに覆われているが、芯には情けや人間味の存在があるので、読後感は良い。「しぶとい連中」だけはちょっと愉快な感じ。
剛腕伝説
2025/01/06 00:46

しぶとい連中、ラストがほほえましい感じでしたよね(^ー^)

kei302
2025/01/06 11:15

みさ母子のペースに負けた強面の熊蔵、いいヤツですね。

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kei302
[巳年本]イベントで「蛇」関連の本を思いつくまま読む:その4。イギリスに留学中20歳の理瀬、ブラックローズハウスに招待される。「薔薇」はこの館の名、蛇は何らかの暗喩なのか? ミステリアスな理瀬、登場の仕方が怪しすぎます。アーサーも好青年っぽいけど裏がある感じ。理瀬の推理が事件を解決に導く。裏社会(?)的な場所で活躍している理瀬には驚いたけど、納得もできた。アマンダの正体(共通の知り合いがヨハンとか)が意外すぎて面白かった。
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kei302
[巳年本]イベントで「蛇」関連の本を思いつくまま読む:その3。サヨの嗜虐性が引き起した事故の真実は何となく明らかになったが、失われたものは戻らない。スノードームを飲み込んだ蛇が延々と苦しむ、飲み込んだスノードームの中にはどんな世界が詰まっていたのだろう。別の読み方をすれば、スノードームの中に閉じ込められた状態は幸せななのか、ここから出て行きたいと感じるのかという側面もあるかな。心理描写が丁寧で引き込まれる。明るいラストがよかった。KindleUnlimited
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kei302
[巳年本]イベントで「蛇」関連の本を思いつくまま読む:その2。タイトル作と「ヘビを愛した容疑者」「カメを愛した容疑者」「フクロウを愛した容疑者」の4つ。橋本環奈さんが薄圭子役で2017年にドラマ化。ヘビの回もあったようで好みが分かれるヘビ、どんなだったのでしょう。頭脳明晰だが、警察官の制服姿はコスプレにしか見えない薄ちゃん。配役が決まったとき、橋本さん、役にピッタリ! と感慨深かった。
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kei302
[巳年本]イベントで「蛇」関連の本を思いつくまま読む:その1。表紙カバーイラスト真ん中に小さめに描かれているのが「蛇ノ目丸子」ミシンを踏ませたら右に出るものがいない、凄腕のコスプレ衣装製作高校生。カブキ部でも衣装担当の裏方さん。正面のイオフィエル阿久津とは幼なじみ。この本の主人公は右側でちょっと引き気味に阿久津を見ているクロ。久しぶりに読んだ、面白い、面白すぎる。文化祭の途中で終わっているのも次作を読ませるための策略で・たぶん・そこのところも巧い!
が「ナイス!」と言っています。
kei302
第172回 芥川賞候補作。『最高の任務』『十七八より』の 景子25歳、小説家になり、新人賞と大きな賞をダブル受賞。弟が結婚することになり、2年間会っていない両親と顔を合わせたり、弟の友だちと再会したり、仙台行きの新幹線で会った年下の女の子に仙台を案内してもらったり。この作品だけでは理解できない部分が多すぎると思う。「叔母離れ」できなくて、ことある毎に思い出す景子。実家に居づらい何らかの事件があったこと、弟クンが姉思いだった記憶もある。だから、ホテルで弟と同室でも平気なんだよねえ。NetGalleyJP
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/11/09(2294日経過)
記録初日
2019/01/27(2215日経過)
読んだ本
2330冊(1日平均1.05冊)
読んだページ
692641ページ(1日平均312ページ)
感想・レビュー
2330件(投稿率100.0%)
本棚
4棚
性別
年齢
65歳
現住所
三重県
URL/ブログ
http://blog1330.blog19.fc2.com/
自己紹介

活字と音楽とコーヒーの日々。
こわい話は苦手です。

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