ネタバレ続刊が出るとのことで急いで読了。 やはり後宮ものと毒は切っても切れぬ仲。最も手軽に最も小さい悪意で人を害することが出来る毒は古典的でありながら効果的でもある。毒を使うのは弱い者、ってのもうんうんとなってしまう。 櫻子さんの方がハマらなかったのでちょっと警戒気味で読み、やっぱり主人公がどうにもハマらない。ドゥドゥは好きだけど思ったより出て来てくれないし。 しかし彼の傾国、楊玉環の描かれ方が「あれ？」と思うほど国母に相応しい姿。姉の真相も解明してないし、まだ楊貴妃も絡んで事件があったりするのかなぁ。

ネタバレ前半のヴィント編も終結し帰国もそこそこに魔王探して辺境へ。生き急いでるのかな。 レオンハルトとの絡みは正直おなかいっぱいご馳走様他所でやってくれ、の気持ちなのでその辺に投げとくとして。国境警備隊の皆さんとの絡みも可愛かった。副隊長のオタク気質が光る光る。 最後の最後にまたそこそこ物騒な部下志望が現れるとか、ローゼは幸運EXなの？人に恵まれる人。ラーテに関してはローゼ本人に惚れ込んだ、というよりかは描かれた物語が美しい事を望んだ子どもみたいな部分を感じる。夢見がちというか。

ネタバレやっぱりここまでは読んだな！ 薬師の一族の主となる事を打診(という名の押し売りを)され、クーア族の里で過ごすローゼの元にとうとう病の凶報が。クーア族の薬師としての誇り、そしてローゼの誠意ある態度が導いた奇跡だね。 国ではなくローゼマリーその人に忠誠を誓うなら彼女お抱えの薬師に違いないし、これはお父様も手放すのが少しは惜しくなるのでは。そうは問屋が卸さないのパターンでしょうが。 レオンハルト出てこないとローゼの乙女思考が薄くて読んでて楽しいの、なんか申し訳ない。

ネタバレ続刊が出るとのことで急いで読了。 やはり後宮ものと毒は切っても切れぬ仲。最も手軽に最も小さい悪意で人を害することが出来る毒は古典的でありながら効果的でもある。毒を使うのは弱い者、ってのもうんうんとなってしまう。 櫻子さんの方がハマらなかったのでちょっと警戒気味で読み、やっぱり主人公がどうにもハマらない。ドゥドゥは好きだけど思ったより出て来てくれないし。 しかし彼の傾国、楊玉環の描かれ方が「あれ？」と思うほど国母に相応しい姿。姉の真相も解明してないし、まだ楊貴妃も絡んで事件があったりするのかなぁ。

ネタバレこの辺まではwebで読んだ気がするな？ 薬を探すため自らの判断で船に乗っていざ外つ国へ。小さな功績も積みあげれば大きくなるはずなのに、一発逆転大物狙いだなぁ。あの父様が認める功績ともなるとそのレベルじゃなきゃやっぱりダメなのかしら。 マリーはようやっと本当の意味でクラウスの主になったんだよね。やっぱり近すぎる大切なものって失うか失いかけてようやく自覚出来るものだね。失わずにすんで良かったね。今までの小さな積み重ねが命を繋いだね。