著者の実際の体験に話で、非常にわかりやすく腹落ちした。文章も話し言葉に近く、講演会を聞いているかのようで読みやすい。著者も指摘していたがビールという商品の特性上、提案力より営業力人間力企画力の勝負。戦略と実行力かものを言う。そのような状況だからこそ著者のような強いリーダーか適任なのだろう。ビール業界が体育会的なイメージがあったが妙に納得。

エッセーはあまり読まないが、伊集院氏は二冊目。連載していたものをまとめた内容なので玉石混淆だが、随所に氏の人間の幅を感じる考え方があった。海外を含めた豊富な経験値により溢れる個性、魅力。各界の豊富な人脈も納得。

見るだけノートの名の通り説明は極力短く、あとは実例をイラストでマンガ風に示してあり取っ付きやすい。CRF法など無意識にやっていることなど、もう少し意識することでモノの見方がロジカルになるのかも。やはりアウトプットを意識することが大事。

著者の実際の体験に話で、非常にわかりやすく腹落ちした。文章も話し言葉に近く、講演会を聞いているかのようで読みやすい。著者も指摘していたがビールという商品の特性上、提案力より営業力人間力企画力の勝負。戦略と実行力かものを言う。そのような状況だからこそ著者のような強いリーダーか適任なのだろう。ビール業界が体育会的なイメージがあったが妙に納得。

再読。前半部分の提言部分は今読んでも面白い。自動車業界の端くれとして今も働いているが、徳大寺氏の指摘、予想通りとなっていることも多々。その先見性は素晴らしいの一言一流のジャーナリストは政府や業界も動かす、とはこういうことかと実感。

自分が生まれる前のクルマの評論も掲載されており、面白い。徳大寺氏の視点は今も通用するものも多いと改めて感じた。顧客目線でないものは容赦なくダメ出し。でも今のメーカーはジリ貧の国内を重視していないから、なかなか難しい側面も。