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五十嵐 律人(1)門井慶喜(1)東野 圭吾(1)33%五十嵐 律人33%門井慶喜33%東野 圭吾著者グラフ上位10名
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ふっか
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就活。まだ自分は体験したことがないが、いろんな人の欲望が渦巻く闇を見たような気がして恐怖を感じた。 常に緊張が走るグループディスカッションのシーンは自分もそこで議論しているのではないかと思わせるほどの臨場感で、ひたすら圧倒された。 こんなにも人の内面は計り知れないのかという風に、主人公達に対する感情が二転、三転していく様はなかなかに秀逸であった。 筆者の就活に対する皮肉をひしひしと感じつつも、そこで終わらせない技量は見事だと思った。 人の表面に出てくる一面はその人の全てなのか、いろいろ考えさせられる作品。
0255文字
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初の伊坂幸太郎作品。小学生目線の話ではあるが、いろいろと考えさせられる。 子どもの頃は先生や親が絶対的存在であり、大人たちが正しいと言ったことが正しいのだと素直に思うしかなかった。この作品を読み、確かにそんな時期もあったなあなんてことを考えつつ、学生となった今はどうなのだろうと考える。 一方では子ども扱いされ、もう一方では大人として責任を持てと言われる。そんな中途半端な時期に、登場人物達のように楽しくも苦しくもあった小学生時代を思い出すのも悪くないと感じた。 ふと自分の小学生時代を振り返りたくなる作品。
0255文字
ふっか
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推し文化はもはや人間の常識となっていると思う。しかしこの本を読んで、「推す」という行為こそ人間の本能なのではないかと感じた。 推しのアイドルが炎上したことから始まる、ファンの気持ちの揺れ動きやSNSの動きをリアルすぎる表現で描いている。時間の流れなど若干のわかりづらさがあるものの、それが逆に主人公の気持ちを表しているようで、こんな表現の仕方があるのかと感銘を受けた。 ファンとアイドルのどちらにも存在する無責任さと人間臭さ。誰もが持っている「推す」という気持ちの怖さを上手く表現した衝撃作。
0255文字
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いい意味で裏切られた。感動系はまだいいかなと先延ばしにしていたのが馬鹿みたいだ。さすがは辻村深月。 死者と生者を繋ぐ使者をめぐるストーリーで短編がまとまっていく展開なのだが、ただ死について考えさせられる感動もので終わらないのが本当にすごい。 ファンタジーでありながら限りなく現実的な設定で、現実で起こっていてもおかしくないものばかりだった。 自分が特に気に入った話は「親友の心得」。人間の弱みと汚さが上手く描かれすぎていて、友達に関わるのが怖くなるほどだった。 生と死、そして今後の生き方を考えたくなる作品。
0255文字
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少し前に電車の広告で見たのを思い出し、図書館で借り読了。 早くも自分の中で今年1の本が決まってしまったかと思うほど面白く読み応えのある作品だった。 プロローグでいきなり犯人がわかってしまうという知念さんらしい構成で、どう話が展開されていくのかが全く読めない作りになっていた。 詳しくは言えないが一見変に思える行動や言動一つ一つに意味があり、ラストまでの回収の仕方は見事としか言いようがなかった。 自分も主人公たちと共に推理しているような気持ちで、つい一気読みしてしまった。 残酷ながらも美しい結末に感嘆。
0255文字
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本屋大賞ノミネート作品ということで、図書館で借り読了。 短編集ということで軽めなミステリーではあるが、リモート飲み会やYouTubeなど比較的最近の話題から展開され、若い人もより身近に感じるようなミステリーになっていると思う。 個人的には最初の「惨者面談」のインパクトにやられたが、最後の「#拡散希望」もなかなか面白い展開になっていて、これが長編だったらもっと面白いだろうなと少し欲張った感想持ってしまった。 好き嫌いが分かれるとは思うが、特にミステリー初心者や久しぶりに読む人におすすめしたい作品。
0255文字
ふっか
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マスカレードシリーズ2作目。やはりこのシリーズは面白い。 マスカレード・ホテルの前日譚を描いた短編集で、新人時代の2人の活躍を楽しむことができる作品。 どの作品もしっかりとまとまっていてとても面白かったが、特に表題作のマスカレード・ナイトは新田と女性刑事穂積のやりとりが面白く、間接的に新田と山岸が関わっていたという嬉しいストーリー展開だった。 もちろんミステリー要素も満載で、短編でも決してオチが弱くならずさすが東野圭吾といった感じだった。 さらにこの2人の活躍を見たくなる作品。
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ふっか
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さすが「このミステリーがすごい!」大賞受賞作なだけあって、人間関係もストーリー展開も素晴らしかった。 特にキャラ設定が光っていて、一人一人の細かい部分も丁寧にわかりやすく描けていたと思う。 遺産相続ミステリーという名前だけ聞くと堅苦しい印象を抱くようなジャンルではあるが、主人公のキャラと相まって展開がスピーディーで軽く、意外性のあるものになっていた。さらに、遺産を手に入れるために依頼人を犯人に仕立て上げるというなかなか見たことがないストーリーでとても惹きつけられた。 一気読み間違いなしの作品。
0255文字

読んだ本
55

積読本
4

読みたい本
11

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/11/12(2361日経過)
記録初日
2020/04/16(1840日経過)
読んだ本
55冊(1日平均0.03冊)
読んだページ
20522ページ(1日平均11ページ)
感想・レビュー
37件(投稿率67.3%)
本棚
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