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2024年10月の読書メーターまとめ

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読んだ本
9
読んだページ
2056ページ
感想・レビュー
9
ナイス
191ナイス

2024年10月に読んだ本
9

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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「スモールワールズ」の一穂ミチさん、直木賞受賞作、やっと読んだ。 コロナが流行り始めた時、学校は直ぐに一斉休校になった。それから生活は変わってしまった。人と関わらない生活の中で弱者が生きていけない社会になった。そんなに遠い過去のことではないのに、ずいぶん昔のことに思える。そして人は、直ぐに忘れてしまう。忘れてはいけない。あんな理不尽なことが当たり前に行われていた日常を…。一穂さん、罪を犯してしまった人のことを、やりきれなかった日々を形にして残してくれてありがとう。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
9

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万城目さん、2冊目。先日「八月の御所グラウンド」が、奇想天外な設定でもすんなり読めたので今回もぶりぶりぎっちよう?って思ったけど、再チャレンジ。やっぱり、京都だもの…というお話でした。京都には昔私が住んでいた頃は、古びた学生寮がたくさんあった。私も女子寮だったけど、お局様のような上級生もいたなぁ。 今と昔、不思議な万城目ワールドでそんな…と思いつつ、最後まで楽しく読んだ。
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地域のイベントにもうすぐ綿矢りささんが来られる。参加する予定なのだけど、気づけば、綿矢さんの本は読んでいない。名前も知っているし、映画化された作品は観た。芥川賞は、最年少で受賞された。あまりにも若い受賞で、タイトルにも圧倒されてしまった。で、結局今日に至る。さすがに一冊も読んでいないのは、気が引けるので手に取った。私には、ちょっと違和感もあるのだけど、モヤモヤした負の感情を潔く、言葉で表現されていて、読後感はスッキリ…なるほど、一冊で消えてしまわなかった理由だ。イベント、楽しみです。
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「イノセント·デイズ」「笑うマトリョーシカ」などと同じ作者だと言うことが少し違和感があるくらい、いろいろな作品を書いてる。それにしてもこのタイトル、確かにインパクトがあった。作者がこのタイトルには自信があったと角川春樹さんとの対談で述べていたがなるほどであった。 書店で働いてみたかった。実際に働いたら非正規の方も多いだろうし、本は重いし、態度の悪い客もいるだろう。それでも、本に囲まれて働くのは、今でも憧れる。地方では本屋さんがどんどん少なくなっているけれど…。書店員さん、がんばれ!と思う。
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「スモールワールズ」の一穂ミチさん、直木賞受賞作、やっと読んだ。 コロナが流行り始めた時、学校は直ぐに一斉休校になった。それから生活は変わってしまった。人と関わらない生活の中で弱者が生きていけない社会になった。そんなに遠い過去のことではないのに、ずいぶん昔のことに思える。そして人は、直ぐに忘れてしまう。忘れてはいけない。あんな理不尽なことが当たり前に行われていた日常を…。一穂さん、罪を犯してしまった人のことを、やりきれなかった日々を形にして残してくれてありがとう。
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新聞で獣医師の女性が書いた本ということを読んで、図書館で借りてきた。独特な、表紙の絵にタイトルに心惹かれた。 しかし、私には少しハードルが高かった。 時には、睡魔にも襲われつつなんとか読了。でもこれが純文学というものなのかなぁ。2つの話はどちらも獣が、重要な役割を果たしていて、そこには霊が宿る… まだまだ、力量不足でした。
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以前から、読みたいと思っていた上間陽子さんの本、ブックホテルで見つけた。沖縄の少女たちへのインタビューなどの続編だと勝手に思い込んでいた。読んでみたら、自身の思いや経験などからの胸が締め付けられるような言葉が伝わってきた。私は沖縄のことを何にも知らない。本当に申し訳ない。訴えても届かない沖縄の声、戦争は終わっていない。沖縄から物理的にも精神的にも遠い所にいる私だけど、せめて今も沖縄で起こっていることから目を背けずにいなければと思わせてくれた。
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「あの路」という絵本でいせひでこさんを知った。絵本は本当に子どものためだけのものではないと思わせてくれる。そして、覚えるくらい繰り返し読んだ絵本が人生に寄り添ってくれるのだと思う。ボロボロになった本を治してくれるルリユールおじさん、今もいてくれたらいいのだけど…どこかにいるのかな?
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ブックホテルというものに泊まってみた。そこで見つけたミリさんの本、人気があるのか何冊かあった中で、まだ読んでいなかったこの本を手に取る。 お母さんが亡くなってお父さんと暮らす日々…取り立てて大きな事件はないのだけどコロナ禍で思ったこと、感じたことをナツコさんと一緒に噛み締めた。 人生は、小さなことの積み重ね、そしてある日突然別れがやってくる。だからこんな細やかな日々を丁寧に大切に生きたいと思った。
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タイトル「マザー」、私にとっても永遠のテーマ、実母との関係が上手く行かなくて、亡くなってしまってからようやく優しい気持ちになった。3人の娘にとって母である私はいったいどんな存在なのだろうか?この本に登場する女性は、みんな毒を持っている。でも、みんなこういう面を多かれ少なかれ持っていて、娘、妻、嫁などの仮面をかぶって生きている。女性の見たくない本心がきっちり描かれていて、読み応えのある短編集でした。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/11/18(2199日経過)
記録初日
2018/07/09(2331日経過)
読んだ本
406冊(1日平均0.17冊)
読んだページ
125831ページ(1日平均53ページ)
感想・レビュー
384件(投稿率94.6%)
本棚
0棚
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