IIまではすらすら読めたのに、IIIの2冊を購入した途端スイッチが切れて読めなくなったという…やっと再開できました。今回の話はミクロとマクロだなあというのがまず。程心さんは幸せなんだろうか。世間の人って勝手だなあというのは引き続き。今回はちょっとジェンダーというか、性差の善し悪しも感じました。推しキャラはAAちゃん（有能）。

おそらく以前途中まで読んで断念したらしく、記憶が断片的に蘇ってきましたが、読了は多分初めて（鳥頭）。お惣菜屋さんで働く3人の（今は）独身女性の、日常の中のえいやっ！の瞬間が楽しい。無愛想な麻津子さんがどんどん愛らしくなっていく不思議。表情やキャラは無理すれば作れるけど、中身の苦悩と乖離していたりするよねー。そして作ったものは剥がれるよねーいずれ。推しキャラは麻津子さんの大家さんの奥様。お惣菜がとにかく美味しそうで、とりあえずキャベツ炒めはすぐ作ろうと心に決めました（味付けは塩で）。

別にフランス人になりたいわけではないが、やはりBBとかシャルロットちゃんには惹かれるわけでして…何事も信念と自分のやり方を持っている、シンプルクリアな生き方。わかっちゃいるけどって思ってるうちは真似できそうにありません。お酒は少しだけ、タバコは吸わないっていうのが、ちょっと意外だったかな。姿勢を正しく、1日1日を大切に…くらいから始めてみようかなと思いました。

後半、舞台をスペインに移し祝祭（メインイベントは闘牛）の狂騒になってからどんどん引き込まれました。数日間にわたって行われる祭り中、彼らはずーっと酒を飲んでるかケンカしてるか酔っ払ってるか闘牛を見ているという…祭りの後の喪失感たるや。ジェイクはモントーヤさんに謝って欲しいと切に思うなどしました。推しキャラは釣りを一緒にしたハリスさん。あと、全ての給仕さん、女中さんに幸あれ！（お客さんは好きなことを言いますがんばれ）

かか弁がやはりなかなかの強敵でしたが、途中からかかやととのダメさが切なく感じられ、さらにはババの様子に心を痛めるようになるという心の動きでした。うーちゃんは大丈夫よ、これを過ぎたら…（無責任）。推し専用裏アカで重い話をする気持ちも、それをスルーして推しの話をする気持ちもよくわかり、結局聞き役はうなづく声を上げるのってそれなりに一手間かけてるんだよなあと思うなどしました。明子のどうしようもなさが一番自分に近かったかな。

シリーズ続編。シャルロットちゃんは安定の可愛さと、さらに加わった姐さん的なあたたかさでますます魅力的。コロナ禍や転勤問題、ミソジニーなどを軽いタッチで読ませます。犬と生活したくなるけれど、私には難しいだろうなというのが、2冊読んでの感想。初対面の時は手の甲の匂いを嗅がせてご挨拶するというのは学習しました（イヌ知らずなもので）。推しキャラはラテくん（天使で悪魔）。

相変わらずぼんやりしている世之介。それでもいうほど最悪じゃないなと思ってしまうのは、周りの人とすぐに打ち解けて、ゆるゆると温かい関係を結ぶ術を心得ているからかと。それが無意識なのが羨ましい。これが善良ということなのかもしれないです。人生のどん底バンザイ！推しキャラ、というか隼人さんと光司さんの関係が素敵すぎて。あと雪の場面でイングリッシュマンインニューヨークのPV出てくるとは思わなくてびっくりした（良き）。

IIまではすらすら読めたのに、IIIの2冊を購入した途端スイッチが切れて読めなくなったという…やっと再開できました。今回の話はミクロとマクロだなあというのがまず。程心さんは幸せなんだろうか。世間の人って勝手だなあというのは引き続き。今回はちょっとジェンダーというか、性差の善し悪しも感じました。推しキャラはAAちゃん（有能）。

元警察犬のジャーマンシェパード雌犬シャルロットちゃんが本当にかわいくて癒されました。「ごめんなさい。壊すつもりはなかったけど、夢中になっちゃったの」の表情を想像した途端に虜になりました。お風呂で「いやーん」もいいなあ。そんな犬萌え小説。推しキャラはチビ子ちゃん（もう好きなように呼んでやれ）。土佐犬ミックスの小夏ちゃんも、シャルロットの彼氏ハリスくんも、みんな良き。