読書メーター KADOKAWA Group

2024年5月の読書メーターまとめ

いちは(精神科医)
読んだ本
20
読んだページ
5712ページ
感想・レビュー
20
ナイス
201ナイス

2024年5月に読んだ本
20

2024年5月のお気に入られ登録
2

  • 金城 雅大(きんじょう まさひろ)
  • 無

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

いちは(精神科医)
「運が遺伝する」と聞くと荒唐無稽に感じるが、遺伝による性格特性によって、人付き合いも含めた行動が影響を受け、その結果として「運がいい」「運が悪い」できごとに遭遇する確率が上がる、というのはとてもよく理解できる話だった。少し尖った橘氏と、ちょっとマイルドな安藤氏の対談で、ちょうどいいバランスがとれていたように感じる。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
20

いちは(精神科医)
同著者の『選択の科学』が素晴らしかったのでかなり期待して読んだが、期待しすぎていたのか、前著ほどの興奮は得られなかった。うまく入り込めなかったのは、今の自分の「市中病院の精神科医」という立場が、イノベーションとはやや離れたところにある、あるいはそう思い込んでいるからかもしれない。多忙な臨床には活かしにくく、プライベートで何か新しいものを生み出したいと考えているわけでもないので、この知識は宝の持ち腐れになりそう。病院運営・経営の中で使う場面があれば……。
が「ナイス!」と言っています。
いちは(精神科医)
Audible。一般向けとして分かりやすい本だし、精神科以外の医療者が読んでもためになるし、精神科の医療者なら8割以上は知っていて当たり前ながら残り2割は自分の中の抜けている部分を埋める材料になる良書だった。
が「ナイス!」と言っています。
いちは(精神科医)
私自身、超就職氷河期の1999年に九大を卒業し、「学歴不問の職場で勝負したい!」と意気込んでブックオフという当時まだ知名度も高くないベンチャー企業に就職し、ブラック環境に打ちのめされて一年で退職し、「地元に帰るのは負け犬と思われそうで嫌。ホームレスになるほうがいい」というちっぽけなプライドから埼玉に留まり、危うく高学歴難民になりかけた。本書を読むと、当時の自分を思い出しつつも、「この人たち、生きかたがちょっとルーズすぎない?」という感想を抱いた。極端で共感されにくい事例が多かった。
が「ナイス!」と言っています。
いちは(精神科医)
わりとあっさり読み終えるが、内容は面白かった。盲目アスリートの世界を知ることで得られる新たな視点、という心地よさ。
が「ナイス!」と言っています。
いちは(精神科医)
Audible。発達障害の切実な話がいくつかあるが、診察室ではここに書いてあるようなことよりもっと多種多様かつ深刻な話も多い。それはともかくとして、幼い子どもを残して家を出て、他の男と暮らして、また家に戻って「今は娘とはいい関係」という話にはとてもじゃないが共感できなかった。障害とは関係ないか、たとえ障害が要因の一つであったとしても、それが免罪符にはならないこともある、というのも大切なところじゃないかな。
が「ナイス!」と言っています。
いちは(精神科医)
Audible。為末大さんが「走る哲学者」と言われるのも頷ける内容だった。自分自身の熟達についても考えるきっかけになった。
が「ナイス!」と言っています。
いちは(精神科医)
うーん。『最恐の幽霊屋敷』が面白かったので期待しすぎたか。オチもいまいちインパクトがなかった。魅力的なキャラが何人かいたのが救いかな。
が「ナイス!」と言っています。
いちは(精神科医)
損切り。タイトルがすべて、という感じがする。
が「ナイス!」と言っています。
いちは(精神科医)
常に勉強!
が「ナイス!」と言っています。
いちは(精神科医)
後半損切り。「なるほどなぁ」と思えた部分もあった。しかし、うまく言えない何かが自分をしらけさせるというか、遠退かせるというか、そんな感じで本を閉じた。
が「ナイス!」と言っています。
いちは(精神科医)
面白くはあったものの、飯島さんの『バルタン星人を知っていますか?』のほうが裏話満載で好きだった。
が「ナイス!」と言っています。
いちは(精神科医)
Audible。実際に観たことはないが、存在感は大きい「初代ウルトラマン」。ヒロイン役(?)の桜井さんによる回顧録。さらっと読めた。
が「ナイス!」と言っています。
いちは(精神科医)
Audible。大学卒業とテレビ草創期が重なるという幸運に恵まれ、とても面白い時代を生きた人だと感じかけたのだが、ちょっと待て。私自身が経済学部を卒業した1998年は、インターネット草創期ではなかったか。そのときの私は、「面白いことがない」などとボヤキながら、ただダラダラと過ごしていただけではなかったか。結局、幸運も、「面白い時代」も、求めて動く者のところにしか訪れないのだ。ウルトラマンとバルタン星人の話も興味深かったが、それよりはファーストペンギンとしてテレビに飛び込んだ人の生きざまに惹きつけられた。
が「ナイス!」と言っています。
いちは(精神科医)
本旨は単純明快! 才能なんてない! 努力!! ほんと、そのとおりだと思う。
が「ナイス!」と言っています。
いちは(精神科医)
あっという間に読み終える本だが、評判いいだけあって、簡潔にまとまった良い本だった。病院から認められた図書費で購入したので、病院幹部候補で回し読みしてほしいが、タイトルがなぁ……😅
が「ナイス!」と言っています。
いちは(精神科医)
絵として好みではないものの、勉強のために。得るものはあった。
が「ナイス!」と言っています。
いちは(精神科医)
ネタバレおもしろかった。最後の謎解き、特に真相は伏線不足じゃないかという気もするが、全体的に面白かった。悪役側のかなりダークな部分が恐ろしいとも思った。
が「ナイス!」と言っています。
いちは(精神科医)
「運が遺伝する」と聞くと荒唐無稽に感じるが、遺伝による性格特性によって、人付き合いも含めた行動が影響を受け、その結果として「運がいい」「運が悪い」できごとに遭遇する確率が上がる、というのはとてもよく理解できる話だった。少し尖った橘氏と、ちょっとマイルドな安藤氏の対談で、ちょうどいいバランスがとれていたように感じる。
が「ナイス!」と言っています。
いちは(精神科医)
翻訳ノンフィクションにありがちな「邦題ズレ」。本書はめちゃくちゃズレているというわけではないが、なんとなく「タイトルイメージと違うな……」という印象。原題は『Why We Act: Turning Bystanders into Moral Rebels』。読んで得るものはあったので、公私ともに活かしたい。
が「ナイス!」と言っています。
いちは(精神科医)
Audible。以前読んだ『地面師』に出てきた積水ハウス事件にまつわるノンフィクション。『地面師』では加害者側から、本書では被害者である積水ハウス側から追いかけており、事件の概要は本書のほうが詳しくて分かりやすい。何回も出ている警告を無視して罠にはまるさまは、まるで乗組員がパイロットに意見できずに墜落した飛行機事故のレポートを読んでいるかのようだった。大企業のトップなんて誰がなってもそう変わらないと思っていたが、本書を読むと、あまりのひどさに辟易する。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/01/08(1998日経過)
記録初日
2019/01/01(2005日経過)
読んだ本
1302冊(1日平均0.65冊)
読んだページ
342935ページ(1日平均171ページ)
感想・レビュー
1153件(投稿率88.6%)
本棚
1棚
性別
URL/ブログ
https://twitter.com/BookloverMD?s=09
自己紹介

本が大好きな精神科医。
「マンガも含めたあらゆる本に、臨床のヒントがある」と考えているので、わりと雑食読書。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう