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2024年8月の読書メーターまとめ

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感想・レビュー
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301ナイス

2024年8月に読んだ本
19

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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障がい者なのに(だから)、車椅子なのに(だから)、という言葉だけではなく、無意識のうちに、子どもなのに、大人なのに、高齢なのに、男なのに、女なのに、先生なのに、親なのに、外国人なのに、日本人なのに、って言葉でくくって、人を見てしまっていること、自分もたくさんある。伊澄の「わかった。個性って使う時は、よく考える。障がいとかでかいジャンルでくくるんじゃなく、俺の前にいる人がどう思ってるか、聞いて、話して、よく考える」という素直な言葉を見倣いたい。 謝ったり、お礼を伝える場面がどれも印象的で好ましかった。
M.kota
2024/08/19 15:52

コメント失礼します。 今「カラフル」で読書感想文を書いてるのですが、自分が思っていることをそのまま書いていたので、このコメントを少し引用させていただきます。 ほんとに素晴らしい感想でした。

joyjoy
2024/08/19 23:49

M.kotaさん、コメントをありがとうございました。「カラフル」を振り返る機会をいただき感謝です。ぼくたちもこうしておたがいの色をちょっとずつ混ぜてみたり、反射したり、重ねて光に透かしてみたりしながら、みんなが同じ色に染まってしまうことなく、世界をよりカラフルにしていけたらいいね。

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2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

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お盆帰省中、数十年ぶりに潜戸を訪ねる。当日は波が高く、遊覧船で新潜戸(神潜戸)を通り抜けることはできなかったが、旧潜戸(仏潜戸)の賽の河原で石を積み、手を合わせることはできた。神話と仏様の世界が隣り合う、不思議なパワーに満ちた景勝地。ここを八雲も訪れたのだと思うと感慨深かった。他にも志賀直哉、島崎藤村、松本清張などの作家も来遊したとか。我がふるさとの知られざる?!名所を再訪できて、嬉しかった。

お盆帰省中、数十年ぶりに潜戸を訪ねる。当日は波が高く、遊覧船で新潜戸(神潜戸)を通り抜けることはできなかったが、旧潜戸(仏潜戸)の賽の河原で石を積み、手を合わせることはできた。神話と仏様の世界が隣り合う、不思議なパワーに満ちた景勝地。ここを八雲も訪れたのだと思うと感慨深かった。他にも志賀直哉、島崎藤村、松本清張などの作家も来遊したとか。我がふるさとの知られざる?!名所を再訪できて、嬉しかった。
yomu
2024/08/17 23:15

旧潜戸数年前に訪れました。大変印象深いところでした。

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2024年8月の感想・レビュー一覧
19

joyjoy
今年のはじめに「読書」関連本をと張り切って読み始めたものの、途中で挫折。先週の朝日新聞に載っていたのを見て、今こそ読まねば!とあらためて挑戦。3色ボールペンを手に気合を入れ、どうにか読了。読むべき本を見分け、それぞれの本にふさわしい読み方を見つけ、読書の技術を使い分ける。自分に体得できるのか? 読み終わってしまうまではその本に関する他の人の注釈書を読まない、との一節に、関連本から先に読んでしまいがちなことを反省。訳者あとがきの「我が身に引きよせて読む抒情読書」や「難解信仰」も、自分には耳の痛い言葉だった。
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大豆ごはんのレシピを確認したくて借りる。早速作ってみるために、先ほど大豆を水に浸しておいた。楽しみ。 献立として数品まとめてレシピが載っているのが嬉しい。が、どれも10人分の分量なので注意が必要。
Frederick
2024/09/01 07:05

10人分⁈とタイトル見直したら成る程持ち寄り料理レシピだからですねw

joyjoy
2024/09/01 09:34

Frederickさん、そうなんです! でも普段の常備菜として使える品も多いので、勢いで10人分作ってしまいそうです😃

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集まりで、みそ作りをしたくて再読(前に読んだのは図書館版?内容は変わらない)。40日でできるスピードみその作り方と、チャレンジコースとして、じっくり本格みそ作り(半年かけて発酵)も紹介されている。イラストと写真でポイントが分かりやすく説明されていてありがたい。せっかちな自分は、先日、ヨーグルトメーカーを使って一晩でできるみそを作ってみたが、それなりの味…。集まりでは、時間をかける、待つ楽しみも味わいたいので、メカに頼らずに発酵させてみるべし。
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ネタバレ「大豆」のネタ仕込み用に借りたのだが、キリン、マグロ、水、丸太、…などの値段のはなしも、どれも興味深く読んだ。先日ラジオで、水を体質的に飲めないひとや、お茶や他の飲料は飲むが、水道水を飲む習慣がない人が意外とたくさんいること、水道水の質を下げる案があること、などを聞いたので、水道水コップ1杯約0.05円(ペットボトルの水はその2000倍近い値段になる)、水道水をそのまま飲める国は15か国だけ、といった数字が特に印象に残る。様々なものの値段からも、人間の生活が自然環境に与える影響の大きさがうかがえる。
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いのち、を考える。 大塚さんが出会った9匹の保護猫たち。それぞれにちがったストーリーがあり、表紙やカバー袖の写真、イラストを眺めながら楽しむ。ちょうど「奇跡の醤」のあとに読んだので、被災ねこの福ちゃん、保護活動を続けるボランティア団体のことなどが印象に残る。「もろくてはかない、いつか消えてなくなるものだからこそ、いま「ある」ことがこんなにも大切…」。
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なつかしい未来! 異常気象に自然災害、戦争、感染症…、この世界はどうなっちゃうの?って、憂いはじめたらきりがないけれど、、、どんな未来を想像していきたいのかを考えるヒントが、この本にはいっぱいつまってる。 「出会えた人たちと、持続可能な社会をどうやってつくるか考えて種蒔きしたり、水をやったりすること。そのことや、プロセス自体に幸せがあります」と八木澤商店九代目河野通洋氏。種をまく。自分にはどんな種まきができるかな。今、秋の集まりに備えて、試しに味噌を仕込んでいる。これも種まきになるといいな。
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迷って、悩んで、まだ答えは見つからず、、、って話が続くと、はじめのうちは読んでいてモヤモヤがたまっていくような気分だったが、47人の話を読み終えるころには、どの人生も、かけがえのない、いとおしむべきものに感じられてくる。彼らの、傷ついたことで生じた、増した強さに、自分も力を分けてもらったような気持ちに。浮田圭一郎氏の「誰かの苦悩に寄り添えるのは、幸せなことだと感じる」という言葉が心に残る。自分は、本を読んだだけ。彼らの苦悩に寄り添うのとは程遠い。でも、彼らに、話をしてくれてありがとう、と伝えたい。
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病院で働いていたころ、患者さんの身体に手を当てたときに「気持ちいい」って言ってもらえると、「この手、遠赤外線がよく出るんですよ」と冗談交じりに言っていたなぁ、と思い出す。こういう、目には見えないけれどある、あるいはありそうなものの話ってちょっとわくわくする。著者の養生の話もまた読みたい。 「動く」と気、についてのページに載っている古代の健康体操の絵図、いろんなポーズがあって、見ていて楽しい。紀元前の人たちも健康のために体操をしていたんだ!と興味深い。自分はできるだけ朝の「逍遥」を続けようと思う。
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「ヘルンとセツ」や、凡さんの「小泉八雲と妖怪」とはまたちょっとちがう八雲を知ることができた。紀行文から、民俗学的な作品、そして再話文学へと、彼の作品の傾向が少しずつ変化していった、その流れが見えてくる。チェンバレン教授との関係や、フランスの作家ロチの影響、ロチと八雲のちがいも面白く読んだ。八雲の作品自体はまだほとんど読んでいないのに、彼をどんどん好きになる。
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はじめは主人公のヘイゼルとお喋り男子タイラーの関係がよく分からず戸惑ったが、宿敵エラ・クイン登場から惹きこまれ、あとは一気に読む。よく知っているはずのタイラーや、見た目や噂からしか知らないエラ・クイン、その親友のライリーの本当の姿を、読者の自分もヘイゼルと一緒に発見していく。ひとを知るその過程を、友達のいなかったヘイゼルから教わった気分に。1対1の関係だけじゃ見えてこないことがたくさんあるね。そして、タイトルからは全く想像していなかったセクシャルハラスメントがテーマになっていた。話す、聞くができる関係を。
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joyjoy
「時間」を新たなテーマにしようと思い、手にとった一冊。図書館本で帯なしだったので、今、書影を見て、「あなたの『これから』があなたの『これまで』を決めるのです」と、一番心に残ったひと言が帯にあり、嬉しくなった。物理学的な「時間」についての説明もあるが、私たち人間の「心の側に立った時間」も詩的な言葉で説かれているのが心地よく、ゆらぎの話に出てきた、ロウソクの炎を見つめているような気分に。まだまだ理解できないことだらけ。学ぶべし。
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joyjoy
自分が中学校の卒業文集に書いた将来の夢は、青年海外協力隊に入ってアジアの国に井戸掘りに行く(TVコマーシャルの影響大)だったことを、久しぶりに思い出した。仲本さんは「人の命を救う仕事をしたい」というぶれない思いがあって、寄り道多めでも、目指すところへ着実に向かっていってるね。 自分はどうかな?もう青年海外協力隊は目指せないが、どんな生き方をしたい? ちょうど同時に読んだ本のなかに「『これから』が『これまで』を決める」という言葉もあり、自分にこれからできることは?と考えさせられ、また励まされる読書になった。
が「ナイス!」と言っています。
joyjoy
食薬。季節ごと、月ごと、週ごとに、おすすめ食材などのアドバイス。8月3週目の今は、夏のだるさに効果抜群のナッツとして、クルミが載っていた。買い置きがあったので、早速おやつ代わりにつまむ。つづけるポイントを参考に、1週間にひとつずつ、習慣にしていけたらいいな。
ゆうママ
2024/09/01 09:01

こんにちは。図書館本で、早速読みましたよ!!とてもいいですね!手元に置いておきたくなります。「体がバテない···」も気になり、とうとう買ってみました!!

joyjoy
2024/09/01 09:45

まあ!嬉しい❣️食薬で元気に過ごしたいですね。先週は初めてチアシードにチャレンジしました。プチプチ、気長に続けてみます。「体…」のご感想も楽しみにしています!

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joyjoy
障がい者なのに(だから)、車椅子なのに(だから)、という言葉だけではなく、無意識のうちに、子どもなのに、大人なのに、高齢なのに、男なのに、女なのに、先生なのに、親なのに、外国人なのに、日本人なのに、って言葉でくくって、人を見てしまっていること、自分もたくさんある。伊澄の「わかった。個性って使う時は、よく考える。障がいとかでかいジャンルでくくるんじゃなく、俺の前にいる人がどう思ってるか、聞いて、話して、よく考える」という素直な言葉を見倣いたい。 謝ったり、お礼を伝える場面がどれも印象的で好ましかった。
M.kota
2024/08/19 15:52

コメント失礼します。 今「カラフル」で読書感想文を書いてるのですが、自分が思っていることをそのまま書いていたので、このコメントを少し引用させていただきます。 ほんとに素晴らしい感想でした。

joyjoy
2024/08/19 23:49

M.kotaさん、コメントをありがとうございました。「カラフル」を振り返る機会をいただき感謝です。ぼくたちもこうしておたがいの色をちょっとずつ混ぜてみたり、反射したり、重ねて光に透かしてみたりしながら、みんなが同じ色に染まってしまうことなく、世界をよりカラフルにしていけたらいいね。

が「ナイス!」と言っています。
joyjoy
信じること。考えさせられる。「素直に他人を愛し、素直にどんな人をも信じ、だまされても、裏切られてもその信愛や愛情の灯をまもり続けて行く人間は、今の世の中ではバカにみえるかもしれぬ。だが彼はバカではない……おバカさんなのだ。人生に自分のともした小さな光を、いつまでもたやすまいとするおバカさんなのだ。」 ガストンさんの小さな光は、読者のこころにも灯をともす。
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ビブリオバトルのキャッチフレーズ『人をとおして本を知る。本をとおして人を知る』、こういうことか!と伝わってくるストーリーだった。「本は本好きだけのものじゃない、こう読めばいいとか、こう読まなきゃいけないなんてない」ってことを、自分も心に留めておかなくちゃ。自由に読むべし。今年の言志「読書」をあらためて考えてみなくちゃ。
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joyjoy
本を読んでる場合じゃないよ、自分も動き出さなくちゃって、読んでいる途中から居ても立ってもいられない気持ちにさせてくれる、エナジーをくれる物語だった。自分のなかに生じたこの反応を、エリザベスのように科学的に説明出来たらよいのだが、何か脳内ホルモン出てきてる?くらいにしか表現できないのが情けない。 今は料理を自分でしなくてもとりあえず食べることはできる時代。そんな時代に敢えて料理にこだわってみることの意味を、エリザベスを通してまた考えさせられる。料理は科学であり、アートであり、コミュニケーションであり。。。
joyjoy
2024/08/07 15:27

料理をすることで「ひと息つく」こと、自分と向き合うことも、ある。。。

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joyjoy
2023年刊。八雲の伝記。曾孫である凡さんにより、八雲自らが語るかたちで書かれている。ルビ多く、小学校高学年くらいから読めそう。「ヘルンとセツ」にはなかった、クレオール文化を探求した時代や、熊本、神戸、東京での暮らしについても知ることができた。「クレオール料理」というレシピ本も書いていたとは!「シェフの料理よりシュフ(主婦)の料理を紹介したかった」と。ヘルンさんにより親しみを感じる。この時代にすでに、多様性、教育における想像力などの大切さを訴えているところもすごい。八雲というひとに、より興味がわいた。
joyjoy
2024/08/04 15:05

セツに怪談を語らせるエピソードが好き。 ―――セツが本を読もうとすると、わたしは、「本を見る、いけません。ただあなたの話、あなたのことば、あなたの考えでなければいけません」とセツをさえぎった。わたしは小さいころから、怪談を語りで楽しんできた。語ることばには魂がある。だから本を読むのではなく、どうしてもセツのことばでで語ってほしかったのだ。―――〈見えざるもの〉を追いつづける八雲の姿勢が伝わってくる。

が「ナイス!」と言っています。
joyjoy
表紙の絵は、著者の一人である小山哲さんが、ポーランド留学中によく食べたというウクライナ風バルシチか。「豊かで滋養があるけれど、見た目は不思議。何が、どういうふうに混ざってこうなる?なかなかパッと見ても分かりにくい」。ウクライナの複雑な歴史を読むと、なるほど、このバルシチがウクライナのイメージと重なる、ということだけは伝わってきた(歴史そのものは複雑すぎて自分にはとても理解が及ばない)。一口でも味わってみれば、きっと分からないなりに感じることがあり、そこから理解が始まるのかもしれないな。この本を機に。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/01/09(2180日経過)
記録初日
2017/01/10(2909日経過)
読んだ本
1731冊(1日平均0.60冊)
読んだページ
381534ページ(1日平均131ページ)
感想・レビュー
1701件(投稿率98.3%)
本棚
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