”エジプト×ミステリー”というどちらも好きな私にとっては読まずにはいられないと思っていた一冊。不慮の事故で亡くなった主人公が冥界の神様と会って現世に蘇るという世界観は、当時のエジプト人の考え方に沿ったものになっていて、この作品を書くにあたってエジプト史をものすごく勉強されたことが伺える。当時の奴隷制度やミイラの作り方、ストーリー以外にも驚くところや勉強になるところもあり、読み応えがある作品だった。大賞受賞であることも納得。

私の好きなアーティストの一人であるアンディ・ウォーホル。その彼がファッション・イラストレーターとして、プロジェクトの一環で描いたヘビが主演の絵本。ヘビが1960年代のファッションアイコンたちに対して、ベルトになったり、帽子になったり、時にはランウェイを練り歩くほどの偉大な俳優と設定させた。ウォーホルらしい絵のタッチに加えて、50年以上が過ぎた今、世に送り出してくれたFleming-Joffに感謝したい。

”エジプト×ミステリー”というどちらも好きな私にとっては読まずにはいられないと思っていた一冊。不慮の事故で亡くなった主人公が冥界の神様と会って現世に蘇るという世界観は、当時のエジプト人の考え方に沿ったものになっていて、この作品を書くにあたってエジプト史をものすごく勉強されたことが伺える。当時の奴隷制度やミイラの作り方、ストーリー以外にも驚くところや勉強になるところもあり、読み応えがある作品だった。大賞受賞であることも納得。