真鍋氏がノーベル賞を受賞した「地球の大気圏シミュレーション」等から、「シミュレーション天文学」が、どのように発展し、どんな成果をあげてきたか（ブラックホールは銀河を破壊する等）が、豊富なエピソードで紹介されています。私は「量子コンピューター上に再現された宇宙は実際の宇宙と区別がつかない」ため、映画マトリックスのような「シミュレーション仮説」が存在している事が特に面白かったです。デカルトの方法序説の仮説が400年弱の時を経て復活か？著者が否定している理由もなるほどと思いました。驚きの一冊でした。

真鍋氏がノーベル賞を受賞した「地球の大気圏シミュレーション」等から、「シミュレーション天文学」が、どのように発展し、どんな成果をあげてきたか（ブラックホールは銀河を破壊する等）が、豊富なエピソードで紹介されています。私は「量子コンピューター上に再現された宇宙は実際の宇宙と区別がつかない」ため、映画マトリックスのような「シミュレーション仮説」が存在している事が特に面白かったです。デカルトの方法序説の仮説が400年弱の時を経て復活か？著者が否定している理由もなるほどと思いました。驚きの一冊でした。