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2024年10月の読書メーターまとめ

あむたろう
読んだ本
4
読んだページ
1091ページ
感想・レビュー
4
ナイス
70ナイス

2024年10月に読んだ本
4

2024年10月のお気に入り登録
1

  • あおやま

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

あむたろう
ネタバレあとがきのおかげでこの小説に対する自分の解釈を位置づけることができた。別に大して面白くないから、芥川賞ってどういう観点で作品を選んでるんだろーって気持ちで読み進めてた。純文学の新人賞として位置づけられているのだから、面白いってより美しいって感じなのか。純文学なーんにも楽しくない。この小説が課題本の読書会に参加する予定なので、どこが好きなのか尋ねてみたい。そういう読み方ができるようになってみたい。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
4

あむたろう
なかなか肉々しい話であったにもかかわらず、さらりと読めてしまった。これは表現のおかげなのか、それとも女性同士の恋愛そのものがそのように見せるのか。 エロスとタナトスの多い物語は、読者をどんどこ読み進めさせてくれるものだなあーと改めて思った。 恋愛は片方の異常性だけでは成り立たないのだよなー。片方が異常な人間であるとき、大抵、それに付き合えてしまうもう片方も同じくらい異常だろう。 主人公の2人どちらとも、頭がおかしくて良い。というか、互いに頭をおかしくさせられていて、良い。
が「ナイス!」と言っています。
あむたろう
難しかった。 最愛の人である母親の死をどのように捉えるかというのが大きなテーマとしてある。 私自身にはっきりとした死生観がないから、うまく自分の解釈を持てずにいる。 もちろん面白いことに変わりなはいのだが、出会うべきタイミングの時に出会う本というのは存在するのだろうなと感じた。この本に出会うこと自体が私の人生にとってまだ早いなと感じた。宇多田ヒカルの歌詞をいつか身体から理解したいと思う感覚と同じ。 しかし、最愛の人の死という人生で絶対に直面する問題に対して、あらかじめ薬をもらっておくことができたと思う。
あむたろう
2024/10/21 19:49

インタビューの言葉がとても好きだったので記載。「合理的に納得できることを理解してあげるということは愛していなくてもできる簡単なこと。その気持ちよくわかるよやったほうがいいんじゃないと言える。 愛する人に問われているのはおよそ理解を絶していることを、愛する人が考え行動したときに自分がどういう態度を取るのかが難しいところ」

が「ナイス!」と言っています。
あむたろう
ネタバレあとがきのおかげでこの小説に対する自分の解釈を位置づけることができた。別に大して面白くないから、芥川賞ってどういう観点で作品を選んでるんだろーって気持ちで読み進めてた。純文学の新人賞として位置づけられているのだから、面白いってより美しいって感じなのか。純文学なーんにも楽しくない。この小説が課題本の読書会に参加する予定なので、どこが好きなのか尋ねてみたい。そういう読み方ができるようになってみたい。
が「ナイス!」と言っています。
あむたろう
まさかの視点で笑った。前作の性欲と題材は近しい。でも、もっとポップで朝井リョウのエッセイの雰囲気ってこれと似た感じなのかなと思った。彼のエッセイ読んだことないけど、面白いかもと想像できるほどだった。 普通に笑える文章もあり、かなり言語化のされた文章もありでなんか組み合わせが新鮮だった。個人的に、判断・決断・選択・主導についての話が好きだった。異性愛同性愛関係なしに、考えさせられることもあり、久しぶりの新作良かった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/03/03(2092日経過)
記録初日
2019/03/09(2086日経過)
読んだ本
174冊(1日平均0.08冊)
読んだページ
49160ページ(1日平均23ページ)
感想・レビュー
22件(投稿率12.6%)
本棚
0棚
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