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2024年10月の読書メーターまとめ

muk
読んだ本
12
読んだページ
3492ページ
感想・レビュー
11
ナイス
128ナイス

2024年10月に読んだ本
12

2024年10月のお気に入り登録
2

  • ポルコ
  • なつなつ

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

muk
ネタバレタイトルからしてイヤミス的な話かと思ったら、思いのほかヒューマンドラマ寄りだった印象。ただ、悲しいかな以前読んだ別のミステリと似たタネだったのでなんとなく展開を察してしまった。それはそれとしてひっくり返され感(?)は何度か来るので、「あの場面は一体どんな気持ちだったんだよ!」みたいな読み返したい欲は湧く。本物の茉奈を捜してた彼はそりゃあ気の毒なんだけど、妊娠した時もDV受けてる時も震災の時も傍にいなくて今さら捜し始めたくせに偉そうだなこいつ……と思ってしまってすみません。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
11

muk
ネタバレせっせと読み進めてしまったけど、毎日寝る前に一遍ずつ読めばよかった。もったいない読み方をしたと反省。大人向けのショートショートなんだろうけど童話みたいな雰囲気もあって、ちょっと幸せな気持ちになりつつお腹が空く。「隣のごちそう」「青いインク」「二階の虎の絵」あたりが特に好きだった。たまごのケーキを食べてみたい。「ジョーカーのサンドイッチ」もどれだけ美味しいのか気になる。この世で一番おいしい朝食も気になる……。Kindleで借りて読んだけど、これは手元に置いておきたいなと思った本でした。
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muk
ネタバレどの話もめちゃくちゃ怖くてよかった!ひえ~と怯えながらページをめくるこの感じ、ホラーの醍醐味です。最高。どの話も詳細や因果ははっきりせず、だからこそ怖いみたいなところある。1話目のあいつなんなんだよ!とか、おばあちゃんはダメだったんだろうな……とか、想像と妄想を膨らませながら読むのが楽しい。3話目の描写が一番怖かったけど、一番嫌だったのは4話。いやお母さんにも事情話しておいてよ……危ないじゃん……とどんよりした。最後5話目のまとめも面白かった。
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muk
ネタバレいつもと違っててんでばらばらな話が揃っているぞ?と思ったら、今までの未収録作等を集めたものだそうで。後書きの、これはこういうアンソロのための短編で……という解説が楽しかった。なるほど、和菓子のためのアンソロジーか。しっくり来る。個人的には『銀の船』が好き。ファンタジーのようだけどうっすら怖い感じ。10代の頃のわたしには船に乗る思い切りの良さはなかったな。でも、嫌なことがバタバタっと続いて何もかもが「もういいや」ってなることはあるよね、と微妙なところで共感したりなどした。
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muk
ネタバレ主人公に1ミリも好感を持てないまま読み終わったので個人的にはハッピーエンド。よっしゃ!お疲れ!という気持ち。保おじいちゃん(と存在が消えたお父さん)は可哀想だけど、お兄さんが戦地から生還して仲良く暮らせたならまあ……それはそれで……。時系列とか世界線をよくよく突き詰めて考えるとこんがらがるので勢いでふわっと読みました。夢の描写に少し違和感はあったけど視点が違うとは気付かなかったし、まさかああ繋がるとは予想もし得なかったので思わず読み返してしまった。途中、現実が侵食されていく下りが特に怖くてよかったなー。
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muk
ネタバレ某SNSで見かけたので読み始め。ホラーと思いきやミステリー?でも犯人を探したりする訳ではないからやっぱりホラー?呼び方に悩むところ。古い文献の解読もしんどいけど、地形の説明が全然頭に入ってこなくて大変で……上巻の時点でギブアップしそうになった。途中で理解を諦めてからはそれなりに進めました。香織ちゃんがなかなかいいキャラをしてるので二人の関係性も楽しめた。母親に関しては戸籍云々の話が出てからなんとなく予想してたけど、主人公が最後に気付くパターンかと思いきやずっと腹の底に抱えてたのね。目掘りは最後のピースか。
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muk
ネタバレ怖いというより気色が悪い話が詰まった連作短編集。2話はちょっとキツかった。最後まで読んでから、あれ1話のどこに川辺出てたっけ?と読み返してしまった。アレは河童のことでいいのかな~と思いつつ、2話のニホンザルがちょっと謎。興味深い、面白い話ではあったんだけど、怪異だからってなんでも許されると思うなよお前という気持ちが先に立つ……いや人間も充分カスなんだけど……。特に、強姦されかねない場所に妻を送り込んでおきながら、お前がよその子を孕んだから……みたいな顔をしてくる旦那はクソだなと思いました。
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muk
ネタバレホラー(=呪い)?ミステリ(=人怖)?どっち?と思いながら読むのが割と楽しかった。ミステリだよ!島民は歴代みんな人でなしだよ!で解決するかと思いきや最後にもう一捻り。まあね、ただの人怖だったら「双子のきょうだいで交われば必ず双子が産まれる」なんて無理だもんね。ただ、もうちょいすっきり終わるかと思ったのでなんとなく不完全燃焼。大事大事な木乃伊を主人公の住まいの地下に置きっぱなしにしてるのも謎だし。セイと河彦の入れ替わりも面白かったけど、いくらハルちゃんがグルとはいえ誰かしら気付かんのかい、とも思うし。
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muk
ネタバレ何故か長編だと勘違いして読み始めた。1話目がものすごく好みで、ここからどうなるんだ……と思ったところで終わってやっと短編集だと気付きました。同じ世界線の異なる時代、イタチに似た生き物が視界の端をかすめたりド真ん中に陣取ったりする短編4編。幻想的な世界観の片隅に、人間の嫌~な感じが絶妙にブレンドされた雰囲気が作者さんらしいです。面白かったけど喉の奥になんか引っかかるんだよな!みたいな。イタチちゃんと邪神さんは大陸から島国に来てどんな気分なのかというところが一番心配。気に入ってますか。帰らなくて大丈夫ですか。
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muk
ネタバレシリーズもののホラーってあんまり怖くないよね(主人公サイドは死なないのがわかってるから)……と思ってやや侮っていたんだけれども、怖いというか不気味。ひたすらに不気味なホラー。終盤は異能バトルかもしれない。狂信カルト教団の得体の知れなさと依頼人の頭のおかしさが怖いのでヒトコワかもしれない。石神のおじさんが取り込まれた辺りの「あ、これヤバですね」感がとてもよかった。佐々木るみ氏の内面をここまで書いた上でこの後のシリーズは一体どうなるの?と気になるので読んでみようと思います。
が「ナイス!」と言っています。
muk
ネタバレタイトルからしてイヤミス的な話かと思ったら、思いのほかヒューマンドラマ寄りだった印象。ただ、悲しいかな以前読んだ別のミステリと似たタネだったのでなんとなく展開を察してしまった。それはそれとしてひっくり返され感(?)は何度か来るので、「あの場面は一体どんな気持ちだったんだよ!」みたいな読み返したい欲は湧く。本物の茉奈を捜してた彼はそりゃあ気の毒なんだけど、妊娠した時もDV受けてる時も震災の時も傍にいなくて今さら捜し始めたくせに偉そうだなこいつ……と思ってしまってすみません。
が「ナイス!」と言っています。
muk
ネタバレ主人公の言動がまるで宇宙人のように理解できず、序盤は特に目が滑ること滑ること。世のマスコミの方々が本当にこんなことを思ってたら怖すぎる、という点ではホラーだった。遺族にマイクを向けたり加害者家族(未成年)に心無い言葉を浴びせることに対して、心の底から「いやジャーナリズムのためだし」なんて思ってたらめちゃくちゃ怖い。視聴率と金のためであった方がよっぽどマシに思える。事件としての後味も無茶苦茶に悪い。真犯人がわかった辺りから、言うて母親にも責任はありますよと思っていたら責任どころの話じゃなかった。気が滅入る!
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/03/07(2088日経過)
記録初日
2019/03/06(2089日経過)
読んだ本
124冊(1日平均0.06冊)
読んだページ
40579ページ(1日平均19ページ)
感想・レビュー
97件(投稿率78.2%)
本棚
3棚
自己紹介

ホラー、ミステリ、サスペンス好き。
主にKindle Unlimitedで読むものを探しています。

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