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2024年5月の読書メーターまとめ

モリ
読んだ本
14
読んだページ
2454ページ
感想・レビュー
14
ナイス
9ナイス

2024年5月に読んだ本
14

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

モリ
ニコラ・テスラと言うと、その変人性に注目されがちで、たいていの物語でもそういうキャラクターとして描かれていることが多いように思う。でも、この絵本のニコラ・テスラは神経質でナイーブなところはあるにせよ、誠実で友人思いな人物として描かれている。実際に会ったことも見たこともない人物なので、どちらの描写が正しいかわからないが、自分の認識が先入観で固まっていたことを気づかされた。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
14

モリ
ニコラ・テスラと言うと、その変人性に注目されがちで、たいていの物語でもそういうキャラクターとして描かれていることが多いように思う。でも、この絵本のニコラ・テスラは神経質でナイーブなところはあるにせよ、誠実で友人思いな人物として描かれている。実際に会ったことも見たこともない人物なので、どちらの描写が正しいかわからないが、自分の認識が先入観で固まっていたことを気づかされた。
が「ナイス!」と言っています。
モリ
うんこの化石、と言うテーマだけで1冊の本になってしまうほど、ディープで重要な価値を持つうんこの化石たち。興味深くはあったが、本当にひたすらうんこの化石の話なので、うんこでおなかいっぱいです。
モリ
怪異の元ネタを古生物学で探っていくというテーマ設定はとてもおもしろいが、やはり証明しようのないものでもあり、納得感や論理展開に弱さを感じる部分もある。割と軽い文体だが、もう少し重い文体でも雰囲気が出てよかったかもしれない。古生物だけでなく、それぞれの怪異についての歴史や概要を知れたのもよかった。
モリ
ペイトイア推しになりました!
モリ
話しもかわいらしくていいのだが、挿絵がすごくいい。猫用に窓を開けたまま旅行に行っちゃうなんて、まったくおおらかな時代である
モリ
ネタバレ別の2000年代のショートショート集を読んだ時も思ったが、あまり驚かないオチも多い。パターン化しやすいジャンルではあるが、想像以上にある形式のオチが消費される(ベタ化する)速度は速いのかもしれない。文章は巧みでまとまっているが、話の方はあまり好みに合わなかった。冒頭の「最近の先生ときたら」からオチが弱すぎるように感じる。もちろん「型破りなウエディング」など好きな話もあった。ただ花嫁が食事に手を付けてはならないというマナーは知らなかったし、世代差を感じる面もある。私の場合、給食でお汁粉が出た記憶はない。
モリ
恐竜本を何冊か読むうちに、そもそも化石って何!?という疑問にぶち当たり読んだ本。化石にもいろいろな種類があることがわかった。わかりやすく読みやすいが、一度に全部覚えて理解するのは難しいので、他の本も読みつつボチボチ深めていきたい。最もリアルな化石であっても、やはり生前と全く同じ、と言うわけにはいかないわけで、個人的には化石になるなら化石然とした化石がいいように思う。石板か、岩塊も素敵だ。
が「ナイス!」と言っています。
モリ
ネタバレ「奇跡をおこす男」が、解決法までは予測できたが、ループ落ちになるのは不意を突かれた。ネタの意外性というよりは構成のうまさだろう。それぞれの作品・作者についての解説があるのが非常に良い。
モリ
非常に面白く山田五郎さんのねちっこい質問も良かったが、どうしても対談形式なので、細かいトピックへの言及の容量には限界がある。先日読んだ『も~っと恐竜・古生物ビフォーアフター』の方が、同じトピックでも細かい経緯が知れたり、パキケファロサウルスの頭突き説について肯定的な証拠の方も取り上げるなど、興味深いものがあった。対談形式の良さもあり、意外なトピックに飛ぶなど、興味の赴くまま発散することで得られる知識があり、とても勉強になった
が「ナイス!」と言っています。
モリ
2023年出版の本だが、2023年に出た論文の話さえ載っているというフレッシュさ。まさに研究の最前線を垣間見られる本だが、本文中にも言及がある通り、新説をすぐに取り入れるにはその分危険性もある。しかし、その危うさと学説の変遷の数奇さを紹介すること自体がこの本のテーマとも言え、古生物の生態のおもしろさはもちろん、古生物研究というもののおもしろさを感じさせてくれる稀有な一冊である。
モリ
2024/05/11 06:00

ついでに、この本にはパンダの6本目の指の話が出てくるが、パンダには実は7本目の指とも言える骨があると遠藤秀紀さんの本で読んだことがある。その辺のことまで触れてくれると、なお興味深かった。

モリ
とても興味深く楽しく読めた。イラストはかわいらしかったが、実際に過去使われた古い図版と今の復元図、というのを見られてもおもしろかったかも、という欲も。名称をティランノサウルスとしていて、少し違和感があったが、同出版社の他の図鑑の表記に合わせたのだろうか?
モリ
あまりにも適当な情報が跋扈するティラノサウルスについて、もう少し信頼できる情報を得たくて読んだ。シンプルすぎるタイトルに似つかわしく、かなり抑制のきいた文章だが、興味深く読めた。化石自体が40数体(50%以上骨が残っているのは2体のみ)とあって、統計学的に信頼できる数字をとるのがそもそも難しい上、絶滅しているのだから究極的に想像の範疇を越えきれないところが、様々な珍説を生む原因かもしれない。それであってもできる限りの蓋然性に基づいて想像力を働かせたいものである。
モリ
絵も話も、海外の絵本みたいで印象的だった。新聞をキャンバスにして描いているのかな?
モリ
この話自体が昔から知っていたが、改めて読んでも、やはりよくできた話だ。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/03/11(4838日経過)
記録初日
2011/03/13(4836日経過)
読んだ本
522冊(1日平均0.11冊)
読んだページ
81517ページ(1日平均16ページ)
感想・レビュー
460件(投稿率88.1%)
本棚
2棚
性別
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