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2024年10月の読書メーターまとめ

りんご
読んだ本
5
読んだページ
1749ページ
感想・レビュー
5
ナイス
108ナイス

2024年10月に読んだ本
5

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • きつね

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

りんご
今作も概念的で森博嗣さんらしいミステリになってきた。新しく永田も加わった会話劇が愉快。河童の化石のくだりが面白かった。3人とも全員自分が普通で他の人が変わっていると思っているところが特に笑える。首を突っ込みたがる小川さんは、今回は真鍋と別行動をとりがちでとっても危なっかしかった。あとミステリアスな椙田の出番が多く、最後には思わせぶりなあの人まで登場してシリーズファンとしては嬉しい。浮世離れした事件だと感じた。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

りんご

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が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
5

りんご
さんずという架空の自殺幇助会社についての小説。どの登場人物の境遇も、自殺に繋げるために設定にやや無理があるようには思う。またお金や理解者、病気等の事情がなければ、自殺までは至らなかっただろう人が多く、死によってしか救われないという感じでもなかった。あと自殺幇助と言っておいて、自殺教唆に踏み込んでいるような場面が何度か見られた。さんずの表向きの理念を活かした話を期待していたので残念。それでも蝶の話は綺麗で好きだったし、コンビニの話も最後までオチが読めなくて良かった。
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りんご
『近畿地方のとある場所について』のようなオチを期待していたのだけれど、いまいちピンとこなかった。考察とかを読めばもっと楽しめるのかもしれないが、それはそれで作品単体で完結して欲しいと思う。怪談をでっちあげるというコンセプト自体は斬新で面白かった。また一つひとつの怪談がちょっとした悪意から、転がり落ちるような不幸に繋がっていく展開が多く、人の怖さも人ならざるものの怖さも充分に味わえた。携帯やネットを使った怖い話も多く、今風だなと思った。
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りんご
今回は前回よりも更にパワーアップした壮大な物理トリックだった。第4、第5の密室は「ミステリー作家が密室の為につくったんです」という滅茶苦茶な設定ならではの出鱈目であり得ないトリックで面白かった。あと密室以外にもミステリーとしての仕掛けがあり、最後までたっぷり楽しめた。また登場人物の殆どが若い女性キャラで、容姿が美人と髪型程度しか描写がないのは潔いというか流石に雑というか。それから章のタイトルがミステリ作品のオマージュなのがミステリ愛に溢れていてにやりとした。全部は分からなかったけど…。
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りんご
なかなか本筋へと話が進まないうえに児童虐待も絡んだ重い展開には少しモヤモヤしたけれど、少しずつ情報が集まり、警察側が真相に近づく流れには興奮した。特に狩野が犯人を追い詰めていく場面の得たいの知れない不気味さはやっぱり犯人視点で見ると楽しい。血の繋がらない兄弟の絆と血の繋がった家族の歪みを見せられた後だと、最後のオチは救いであると同時に不安でもあった。置き去りを通報しなかった近隣住人、夕夜くんを虐めた施設の子どもなど、先行きが気になるサブキャラクター達が多かった。
が「ナイス!」と言っています。
りんご
今作も概念的で森博嗣さんらしいミステリになってきた。新しく永田も加わった会話劇が愉快。河童の化石のくだりが面白かった。3人とも全員自分が普通で他の人が変わっていると思っているところが特に笑える。首を突っ込みたがる小川さんは、今回は真鍋と別行動をとりがちでとっても危なっかしかった。あとミステリアスな椙田の出番が多く、最後には思わせぶりなあの人まで登場してシリーズファンとしては嬉しい。浮世離れした事件だと感じた。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/03/23(2076日経過)
記録初日
2019/03/23(2076日経過)
読んだ本
650冊(1日平均0.31冊)
読んだページ
237909ページ(1日平均114ページ)
感想・レビュー
648件(投稿率99.7%)
本棚
0棚
性別
職業
事務系
自己紹介

共感できる感想や鋭いなと思う感想にナイスをさせてもらっています。ミステリー要素がある小説が好きです。

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