直木賞の前作に続く京都の妖かしシリーズ第二弾。日常にふと現れる歴史上の人物達(絶妙のネーミングが読了後に泪を誘うぞ)の心の有り様を探って、心震える物語の数々。前作とも僅かづつ重なり合う細部に魂が宿っているような…。12月8月と来て、今回は3月6月。今後数年を掛けてのカレンダー·コンプリート〜壮大な目論見が見え隠れし、大きな循環を魅せるであろう最強連作群になるのか物凄く愉しみ ! きっとそうでしょう？万城目先生！BGMは、DAVID BOWIEで「The Width Of A Circle～円軌道の幅」🎶

インターネット〜ウェブを駆使して、好きな事を誰かに教える〜「自分の好き·特技·強み」を「お金」に変えて人生を動かす。 なるほどなノウハウ本。う～む、実際に動き出すには覚悟とパワーが要りますね😓 BGMは、「Working Class Hiro〜労働者階級の英雄」🎶→本家John Lennonと〜David Bowie 率いる Tin Machine によるカバーのメドレーで…🎶🎶🎶

2021年コロナ禍〜2024年に到る迄の英國と日本、其々の家族や身の廻りの事象·出来事を綴った、珠玉のエッセイ集。 “イエローホワイトちょいブルー”の少年も間もなく18歳を迎え、秋になったら家を出て遠くの大学に行く〜位に時は流れた。 日常は転がり続け止まらないが…その中にこそ珠玉のようなシーンがきっと幾つも有る、或いはふと後で気付く…そんな事になるのだろうね。 BGMは、Bob Dylanで…「Like A Rolling Stone」🎶🎶🎶

2001年インターネット黎明期に新書で発刊されていた予言の書。新たに「続インターネット的」を書下ろし追加して、文庫化されていました。 インターネット的とは何か、社会はどう変わるのか？ まるで予言のように今の時代を映して、普遍的なメッセージが此処に描かれていました。 BGMは、Bob Welchで…「FUTURE GAMES」🎶🎶🎶

表紙のデヴィッドのステージ·フォトのカッコ良さよ！80年代の音楽シーンを驚愕させた、インテリジェンスに富むトーキング·ヘッズ。そこから派生したリズム隊夫婦ユニット≒トムトム·クラブの可愛らしさよ！“これはパーティでもディスコでもない。これはふざけているわけでもない。〜ダンスしている時間なんてもうないんだ！”と強力なファンクのリズムで観客を踊らせながら歌うクールなロック·バンドよ！　BGMは「Life During Wartime」🎶～「Once In A Lifetime」🎶〜「おしゃべり魔女」🎶

隠密秘話に胸熱くなる『まいまいつぶろ』完結篇〜スピンオフ。徳川吉宗〜家重〜家治と続く8〜10代将軍の陰日向になり支えた御庭番隠密·万里の目線で情感深く描かれる連作集。江戸の社会と人々の安寧を目指す政り事の有り様を紐解き、その底には誠実と深い愛情の物語があったのでした。 BGMは、美空ひばりで…「川の流れのように」🎶🎶🎶

ムーラン•ルージュのポスター画で有名なロートレックの作品と生涯を綴った一冊。伯爵家に生まれて、2度の大腿骨骨折で下半身の成長が止まり、成人しても身の丈僅か152cm。若くして才能に溢れ、世紀末のパリ〜歓楽街で多くの魅力的な作品を遺すも、アルコール依存と梅毒で憔悴、パラノイア傾向も重なり、僅か36歳で早逝した画家の悦びと哀しみの物語。 BGMは、michel polnareffで…「le bal des laze ～ ラース家の舞踏会」🎶🎶🎶

日経新聞連載「私の履歴書」に、新たに「パリの思い出•忘れ得ぬ人々•YMO前史」を書き下ろした一冊。学生作曲家がレコード店運営、パリで音楽出版社起業、荒井由実を見出し、アルファ·レコードからYMOを世界へ送り出し、日本〜米〜佛を股に掛け、日本の音楽界を新たな次元に導いたドキュメント。BGMは、彼の作曲作品メドレーで、デビュー作のヴィッキー「待ちくたびれた日曜日」～続いてテンプターズ「エメラルドの伝説」〜トワ・エ・モワ「或る日突然」〜辺見マリ「経験」〜タイガース「廃墟の鳩」〜極め付け赤い鳥「翼をください」🎶

デヴィッド·ストーン·マーティンのデザインしたジャケットのジャズ·レコード達。個性的な作品〜180枚余りと関連する＋αをカラー掲載し「手に取って見ているだけで素敵な音楽が聴こえてくる」と愛情溢れる語り口で綴られます。音楽に纒わる諸々（バックグラウンドや人脈、パッケージ·デザインやコレクター魂等々）を書き遺したかったのだろう。音楽好き美術好きには幸せな書籍です。BGMは、CHARLIE PARKERで「SOUTH OF THE BORDER」🎶～多分インスパイアを与えたであろう物語は「国境の南、太陽の西」

中野のお父さんの文学謎解きシリーズも第4弾。漱石、清張、池波正太郎〜三遊亭圓生〜久保田万太郎、芥川…文豪やその周辺に纒わるトレビアな謎を、過去と現在を繋ぐ見事な解釈で情感豊かに解き明かして行きます。元高校教師の父と、文芸誌編集者の娘のほのぼの感も、また魅力。 BGMは「夢芝居」🎶〜梅沢富美男と小椋佳の作者バージョンをメドレーで🎶🎶🎶

直木賞の前作に続く京都の妖かしシリーズ第二弾。日常にふと現れる歴史上の人物達(絶妙のネーミングが読了後に泪を誘うぞ)の心の有り様を探って、心震える物語の数々。前作とも僅かづつ重なり合う細部に魂が宿っているような…。12月8月と来て、今回は3月6月。今後数年を掛けてのカレンダー·コンプリート〜壮大な目論見が見え隠れし、大きな循環を魅せるであろう最強連作群になるのか物凄く愉しみ ! きっとそうでしょう？万城目先生！BGMは、DAVID BOWIEで「The Width Of A Circle～円軌道の幅」🎶

東芝レコードで数多くのヒット曲を産み出した、1937年生れの草野ディレクター。因みに実兄·草野昌一はミュージック·ライフ誌中興の祖にして、60thのカバー·ポップス訳詞者=ペンネーム·漣(さざなみ)健児であります。兄と共に、「可愛いベイビー」「ヴァケーション」「恋はみずいろ」etc.〜多くのカバー名曲をプロデュースし、以降は国産邦楽ポップスの黄金時代を築き上げました。 BGMは、前述曲と併せ、日本のスタンダードとなった３曲で…「上を向いて歩こう」🎶～「見上げてごらん夜の星を」🎶～「遠くへ行きたい」🎶