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カイマナヒラの家 (集英社文庫)

感想・レビュー
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towerofthesun
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ダイアモンド・ヘッド(カイマナヒラ)の麓にあったチャールズ・ディッキー設計の大きな家。そこで「僕」が過ごした日々、出会い、別れ、そしてその先へ。
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眠る山猫屋
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ハワイイに実在した家に招かれた人々の、瞬きのような邂逅。沖の波の上で出会ったロビンに誘われてカイマナヒラの家で暮らすことになった主人公。その家には様々な来歴の人々が寄宿していて・・・。ハワイイ(ハワイの現地語)の歴史そのもののような大きな家。神様に着陸を禁じられたパイロットの伝説から始まる日常は、柔らかな光と風と、そしてハワイイの波に包まれているようで、心地好い。住人たちもフワリとしていながら、それぞれに過去を背負っている。フォト多数収録の本。ずっとは居られないけれど、こんな場所を見つけられたなら。
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yukino
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まず写真が美しい。 一度だけ修学旅行で行ったハワイ、ダイヤモンドヘッドを思い出しながら異国の風に浸った。 池澤夏樹の書くものはいつまでも大人びた少年のよう。
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piro
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ホノルル郊外の「カイマナヒラの家」に纏わる短編と美しいハワイイの写真で彩られた一冊。サーフィンが一日の生活の中に織り込まれた日々、古い豪邸に引き寄せられる様に集まる人々。ハワイアンのスタンダード「カイマナヒラ」の柔らかなメロディがずっと頭の中で鳴り続ける、何とも心地良い作品でした。カイマナヒラの家での時間を共に過ごした友人達。それぞれの人生を送るべく離れていっても、ダイヤモンドヘッド(カイマナヒラ)の麓には彼らの大切な家がいつまでも残り続けるのでしょう。『海に葬る』が特に心に残りました。
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moonset38
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爽やかなハワイイのサーファーたちのショート・ストーリ。登場人物が語る、大陸の砂漠で消息を絶った友人の話が印象的。カイマナヒラというハワイアン・ソングは、この本を読んでから、おそらく初めて聴いてみたのだが、とても懐かしくやさしさに溢れた曲だと感じた。ちなみに、「カイマナヒラ」とは、ハワイ語で、ダイアモンド・ヘッドの意味。
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happy3939
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あっと言う間に読めた。とっても読みやすい。とっても羨ましいハワイでのサーフィン三昧の生活。 著者が自ら体験したかのような、大きな家での、共同生活の日々の様子の物語
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yuka3
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写真が印象的なハワイイ小説。 カイマナヒラ(ダイヤモンドヘッド)の側に建つ歴史的建物に暮らす人々の日常。 写真と文章が互いに引き立て合っているのが良い感じ。 サーフィンやってみたいな。 夏にぴったり。
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プンダミリア
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ネタバレサーファーにとっての格言みたいなのを、記憶にいくつか。 『サーフィンに出会えたら、それでその人生はもう半分は成功なのよ』 『サーファーは身体よりボードをかばうの。怪我は放っておいても治るけど、ボードは直らないんだから』 『僕たちはサーファーだから、来た波には乗るしかないんだ。また別の波を待つよ』 解説も良かった。
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Soda
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ハワイイでの、長いようで短いような交流の日々。大きな出来事はなく、カイマナヒラの宿……ひとつの交差点ですれ違った人々のエピソードを淡々と聞くだけですが、その静けさが夕凪のように心地好い。 私も時々訪れる宿が欲しいな、と思える一冊でした。
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ゆうまん
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ハワイイの光と海、生と死、別れが表現されています。挿絵の写真が綺麗で想像を広げてくれる。自分が登場人物の隣で話を聞いてるようで楽しかった。そしてなんか安心したというか肩の力が抜けた。
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el
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池澤夏樹の静かで美しい文章。そして写真。あたたかい気持ちになった。小豆島へのフェリーの中とホテルで。
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ミカママ
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第二の故郷であるハワイイ(池澤氏に倣って)に関しての作品は、どうしてもレビューもアマアマになってしまう。頰を撫でる貿易風、潮の香りが立ち昇ってくる短編+写真集であった。そもそもわたしが池澤さんを読み始めたのは、『ハワイイ紀行』がきっかけだったしな。舞台になるダイヤモンドヘッド近辺の家も想像できるし、みなが揃って食べに行ったイタリアンは間違いなくベレタニア通りにある「Auntie Pasto's」だね。安くて美味しく、我が家が月イチで通ってたお店、まだあるんだなぁとしばしノスタルジーに浸ってしまった。
ももしびっく

ハワイイはミカママ推薦で読んで忘れられない名作!!

08/17 10:35
ミカママ

ももしび、今気づいた。読んでくれてありがとう?(笑)

08/17 10:41
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NORI
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すーと私の中に入ってきて読み終わりたくないと思え、優しいハワイイの風や匂いや色を思い出させてくれる一冊でした。
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marimo
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★★☆ とても短い一編一編に、息吹のようなあたたかい空気が流れている。その家に、その海に集まる人たちは自然に身を任せとてもリラックスしているようだ。彼らの肉体と精神が羨ましい。/今年、初めてハワイに行くことになったので、実際に訪れたときは観光客向けでない部分、「ハワイイ」の部分に目を向けてみたい。
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べっちー
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再読。最初図書館で借りて読んだ、これは手元に置きたいな、と調べると絶版。ネットで古本を取り寄せてもいいのだが過去程度の悪い古本をつかまされた事があるので あきらめていたところ近所の古書チェーン店で100円で売っていた。程度もよくこれ幸いと購入。ハワイいやハワイイの空気感が感じられるいい本です。
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城ヶ崎
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ハワイへ旅行に行く前に、ハワイが舞台のお話を読みたかったのでこの本を読みました。ハワイというよりサーフィンが主やん、っていう感じでした。確かに登場人物は英語の名前の人が多かったですが。でも生活や文化等も垣間見れました。
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masa@レビューお休み中
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真っ青な空と海。映像とともにハワイの光景が現れる。行ったことない場所なのに、今そこにいるかのような錯覚に陥ってしまう。ハワイに実在する家を舞台にした、架空の物語。どこか夢物語的な雰囲気がまたいいのだ。ハワイに行ったことがなくても、サーフィンをしたことがなくても、その家の存在を知らなくても身近な出来事のように思えてしまう。ガツガツ働かない生活、サーフィン中心の暮らし、何があっても動じない心。東京で暮らしていると、つい忘れてしまうものがここにはあるような気がしてしまう。ハワイに行きたい。そんな衝動に駆られる。
かおりんご

よかったでしょ?ハワイ時間って感じで

12/17 23:30
masa@レビューお休み中

かおりんごさん 良かったです!このハワイ時間味わいたいって思いましたね!(^.^)

12/18 19:08
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オガタケンイチ
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★★★★★★★
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かおりんご
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小説。ハワイの風に吹かれたくて手にしました。短編の寄せ集めのような感じで、さくっと読めます。ハワイ時間が流れている気になります。
masa@レビューお休み中

かおりんごさんが言うなら間違いないですね!この本読んでハワイ時間味わいたくなりましたよ♪

12/17 22:52
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おいしゃん
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物語も、ふんだんにある写真も、とにかく美しい。奄美への南の島旅に携えて、大正解だった。誰しも、思い出深い住まいや場所があるだろうが、その思い出の引き出しをすっと開けてくれるような作品。旅のお供としてだけでなく、大人用絵本のような感覚で、眠れない夜に手に取るのも良いかもしれない。
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はるー
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会社の同僚におすすめしてもらいました!ハワイの写真とともに、ハワイのようにまったりとした物語です。必読!っていう感じではないけれど、読むとほっこりするような、優しい本でした。
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Kazuo  Suzuki
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「サーフィンに出会えたら、それでその人生はもう半分は成功なのよ」
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新地学@児童書病発動中
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ハワイを舞台に、サーフィンが好きな主人公がいろいろな人達と交流していく物語。純文学の作家としての池澤夏樹を期待すると、がっかりするかもしれない。ハワイの雰囲気と同じようにゆったりとした時間の流れている物語で、肩肘張らないでくつろいで読むことができる。それでも一人一人の登場人物の描き方は陰影豊かで、光と影が交錯している趣きがあった。芝田満之氏の写真が多く収録されており、ため息が出るほど美しいものがいくつかあった。風景の中にあるリリシズムを最大限に引き出した写真だと思う。
ミカママ

読みました!教えてくださってありがとうございます?

08/17 07:03
新地学@児童書病発動中

ミカママ、ご丁寧にありがとうございます。良い本だったので、またいつか読みたいです。

08/17 07:28
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のんたん
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ハワイへ向かうハワイアン航空のエアバス機内で、そして後半をハワイから帰国してから自宅で。ハワイの独特な空気感。機内では理解しようとしたけれど、なかなか難しかった。しかしそれがちょうど主人公がロビンたちに導かれてハワイに馴染んで行くのと重なった。後半は、ハワイの空気に5日間(5泊7日だから6日?)も浸ったので、少し、わかる気がした。日本語が通じて、不思議な空間だった。またハワイ行きたいなぁ。他のリゾートも訪ねてみたい。どんなふうに違うのか。海好きだなぁ…
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choco
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ハワイ、ダイヤモンドヘッド近くにある一軒のおうち。大切に、大切に住み仲間たちと絆を築き上げる。人生はサーフィンみたいなもの。波を捕まえ波に乗り、波が去ったらまた次の波を待つ。波が来ない時もあるし、思いがけず大きな波がやってきたり。チャールズ.ディッキーが設計したハレクラニへ行きたくなる。
かつやん

登録っす!!!

12/05 19:19
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ばっぱら
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ホテル・ピーベリーの流れでハワイに関する小説を。途中途中にある写真が美しい。残念ながら話はあまり印象に残らず。
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ヴェネツィア
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日記か随想のようにも見える、淡々と綴られた小説。全体は池澤の文と柴田満之の写真から構成されるが、小説は連作掌編の形を取っている。カイマナヒラは、ハワイイ語(ハワイではなく、ハワイイ)でダイアモンドヘッドのこと。その麓に立つ由緒ある家が物語の舞台だ。ここでは時間は実にゆったりと揺蕩うように流れている。光と海と波の世界だ。今さらハワイなんてと思いがちだが、これを読んでいると、いやいや捨てたものでもないかなと思えてくる。もっとも、こうした雰囲気を味わうには最低限でも1か月、あるいはそれ以上の滞在が必要だろうが。
ヴェネツィア

柴田満之の写真は、紙質のせいか鮮明さに欠けるのが残念。あるいは、意図的にそうしたタッチを狙ったものか。

10/07 06:44
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bfish
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美しい「ハワイイ」の写真とゆったり、たゆたうような人々の物語。仕事に追われ慌しい生活を送る自分にとって清涼剤のような一冊でした。ゆったり波を待つ、そんなゆとりをいつも持っていたいな。
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田中博史
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冷蔵庫に写真を入れるっていうの面白いな。 コンパクトなのにすごく味わいあって良いです
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はる
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旅に出る前に気持ちを高めるために、行き先が舞台の本を読む。もうすぐハワイへ行くので、こちらを。写真もあって、より気分が盛り上がる。
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あこ
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ハワイにある大きな家に集まった人々の話。綺麗な海でサーフィンしてそれぞれ選択しながら生きている。ハワイ、行ってみたいかも。
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こちゃら。
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美しい短編集。舞台は、ハワイにある古く美しい家。ダイヤモンド・ヘッドに沈む大きな夕陽があり、寄せては返す波があり、やってきては旅立つ人たちがいて、それが、まるできらきらと透き通ったガラスのビーズのように一本の糸で繋がれている、好きな小説。夏、海で泳いで、そのまま砂浜で夕暮れを迎える感じ。満ち足りているのだけれどどこか淋しくて、楽しかった一日が一瞬でも長く続けばいいという気持ち。切なくて、でも、口の中でたちまち溶けていく氷みたいにどこか甘い。ひとつのアートのような一冊。
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ドラゴン
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ハワイに行きたくなる。観光地ではない、日常の姿に触れたくなる。
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空隼
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ハワイ行きてー!
0255文字
スナフキン
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心和むような、それでいて切ない印象。 時間がゆっくりと流れているんだけど、確実に変化していってる。 みんな何かしら選択しながら生きてるんだ。
0255文字
Celeste
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写真がすごくいい。文章もさらりと読めるので,あっという間の読了。こんな海の見えるところでゆっくり暮らしたい。
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Mariko Akaki
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ダイアモンドヒル近くに建つ、著名な建築家の設計した古い豪邸と、ひょんなことからそこを時々訪ねることになった主人公と、それが売れるまでそこを管理している友人たちと、サーフィンと、ハワイの話。ノスタルジック。写真もいい。風邪をひくと読みたくなる。
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