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蜘蛛の巣 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-58 クリスティー戯曲集 4)

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旅人(𝒕𝒂𝒃𝒊𝒕𝒐)
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戯曲集の中では一番好きかも。主人公のクラリサ、想像力豊かで機智に富み…と、まるでアガサ・クリスティー本人のよう。家の中に「死体」というシチュエーションで、クラリサはある理由でどうしても隠さなくてはいかず、叔父達を巻き込んで…のドタバタコメディー。ミステリーとしても面白く読めた。
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有沢翔治@文芸同人誌配布中
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クラリサは空想好きの有閑マダムである。もしも書斎に死体を見つけたら等の空想をして退屈さを紛らわせていた。しかし、ある日、空想は現実のものとなった。夫のヘンリーは離婚して、クラリサと結婚したのだが、ヘンリーの前妻と結婚した男が家の書斎で殺されていたのだ。クラリサは娘のピパが殺したと思い、アリバイ工作をした上で、死体を隠すのだが……。http://blog.livedoor.jp/shoji_arisawa/archives/51517302.html
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nagatori(ちゅり)。
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状況説明が簡潔で、そして畳み掛けるように起こるハプニングや嘘、証言の切れ味のよさが心地良い。キャラクターも皆それぞれに魅力的。戯曲は小説よりも短いけど、その分の「ぎゅっとつまった感」が好き^^)ピパとクラリサが微笑ましい♪
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みい⇔みさまる@この世の悪であれ
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☆×3.5…いろいろな事実が出てきた瞬く間に状況が二転三転するちょっと動きが激しい作品。驚きの連続がある反面、ちょっと疲れてしまうかもしれません。しかしながら油断をしてしまうと著者の思惑にまんまとはめられてしまうその文章力には脱帽。そして最後に出てくる思わぬ事実&犯人に驚愕。とにかく驚きづくしな作品でありました。
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ふぃすか
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ドタバタしてておもしろいなぁ。二転三転という感じで、「たまに本当の事言っても信じてもらえない」クラリサさんはなかなかチャーミングなお方です。(オオカミ少年のよう)動機が、表立ってるものと裏に隠されてるものがあるのがミソ。登場人物が結構自分本位でかき回すのでコメディタッチになってます。おもしろかったー!
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