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ネタバレ中学生の時に教科書で「分け入つても分け入つても青い山」を読んだ時から、山頭火は憧れ。この身でもって実現し、辿れるような生き方ではないけれど、一句一句に変わらず焦がれる。十五夜に合わせて、月の句を探す。「月が昇つて何を待つでもなく」「雲がいそいでよい月にする」「ほつと月がある東京にきてゐる」「寝床まで月を入れ寝るとする」「月夜、あるだけの米をとぐ」「日が山に、山から月が、柿の実たわわ」。あと、旅の友として月が詠まれている何句かも、味わい深い。

コメント(0)2023/09/28

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