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ロベルトのてがみ

感想・レビュー
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fumikaze
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絵本。ロベルトが文字が読めず、母親が料理ができず(両方とも環境や教育に左右されるし、それは本人にはどうしようもない部分も大きい)その為に人生を損していくのは悲しい。どこに生まれるかは自分では選べない。最後、ロベルトが文字を覚えたり、お母さんが料理や英語を教えてもらえるようになって本当に良かった。そういうことが幸せになるには必要。(船橋図書館)
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katariha
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明るい結末だったけれど、やり切れなさが残るのはなぜ。
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ともりん
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1967年。2016年翻訳絵本。メキシコからアメリカに移住してきた、7人家族のロベルト。スペイン語は分るが、英語が分るのは、学校に通う3年生の長男だけ。父は料理が苦手な母を責め、母は家出。小さい子どもをメキシコの実家に預け、父と3人の子どもの生活に。ロベルトは、三輪車で出かけては悪さを繰り返し、子どもセンターに行くことに。少しずつ英語を覚え、必死に母宛ての手紙を書く。手書きのComeHomeが胸を打つ。読み聞かせには、難しそう。低・中学年に手渡したい絵本。『あの人が選んだ絵本ガイド100』にて紹介。
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のん@絵本童話専門
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読んでいて結構暗く悲しい気持ちになったなあ。エッツさんのセツルメント活動の経験を元に描かれた作品だそうで、主人公のロベルトは、メキシコから移民してきた家族の、5人兄弟中3番目の子どもです。英語も分からない、そして世の中の常識もまだ理解できていない就学前ぐらいの子。大人から見たら問題行動を起こす子ですが、ただ分からないだけなのです。慣れない環境下で両親もストレスがいっぱいなのでしょう、喧嘩してお母さんが出て行ってしまうのです。そんな家族の状況を子どもセンターに預けられ、学び始めたロベルトが救います。
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kokotwin
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とっても考えさせるのお話。言葉のわからない場所へ、生活のために移住してきた家族。家族7人が何不自由なく暮らすための収入を得ることはなかなか難しいことであっただろう。言葉がわからない、思うようにいかないことへのストレスがきっと影響しているのだろうなぁって思った。周囲にいる人たちの支えがあって、状況を変えることのできるきっかけがあれば、何かが変わっていくんだなぁって。
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マツユキ
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ロベルトは、5人兄弟の真ん中。メキシコからやってきた両親は、英語が話せず、家ではスペイン語。上の兄姉が小学校に行って、英語が話せるようになったが、ロベルトは外でイタズラを注意されても、分からず…。作者が出会った少年がモデルになっているそうです。確かに悪い事をやっているんだけど、良い笑顔。繋がる所に繋がって、ロベルトも、家族も、良かった。
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なま
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★4 エッツがセルツメント活動(貧困地区の住民の生活全般を援助する社会事業)をしていた頃に出会った実在の少年がモデル。メキシコからアメリカへ来た家族。純粋な欲望・欲求は無知な子どもだからこそ悪事・犯罪へつながってしまう。【両親】【教育】【友達】【見守る大人】が必要。絵本に出てくる子どもセンターのような場所に保護して貰える子どもはどの位いるんだろう。日本で言えば学校も上記条件に当てはまるが、そこでの学び、知識、交友関係は何に変える事もできはい宝となりうる。23分。
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yuppi
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ロベルトの家族は7人でメキシコからカルフォルニアに来た。英語が話せるのは学校に通っている3年生の兄のマルコだけ。ロベルトはお店で怒られても何を言われているかわからない。家族も外ではみな同じ思いをしていたのだろう。料理の下手なお母さんを追い出してしまったお父さん。ロベルトのストレスはたまる一方だった。それを助けてくれたのは『子どもセンター』の存在だった。そこで字を覚え、母に手紙を送るまでに。子どもって、きっかけさえあれば、適応力がとっても早いもの。近所に住んでいる外国の子ども達のことを思ってしまう。
美登

日常会話は大丈夫ですが、専門的な話になるとやっぱり難しいですね。ただ専門的な話って、日本語でも努力が必要だから、まあ、同じことなのかな。

12/15 23:52
yuppi

確かに日本語もそうですね。

12/16 00:02
4件のコメントを全て見る
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 
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アメリカで暮らすロベルト家族はメキシコ移民。スペイン語しか話せません。ある日、お父さんとけんかになったお母さんが家を出てしまい、ロベルトは、昼間ひとりぼっちで過ごす時間が長くなり、おまわりさんがこどもセンターに行くことを教えられます。そこでも言葉の分からないロベルトのいたずらぶりに、最初はうまくいかなかったのですが、友達ができ、少しずつ英語を覚えはじめ、たどたとしい英語で「てがみ」を書くことにしました。その手紙は家を出たお母さんに宛てたものでした…。 「コミュニケーション力を育む」絵本
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

『大人が読みたい絵本500』 https://bookmeter.com/books/10792865 で紹介されていた。【泣きたいとき】

02/04 10:41
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

【SDGs4 質の高い教育をみんなに(小学校3・4年生)】

02/20 15:57
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みつばちい
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エッツが好きなのだが、この本は未読。セツルメント活動をしていた時に出会った子をモデルにしたという絵本。兄弟の中でも落ちこぼれ扱い、おまけに父さんがDV傾向にあり母さんの料理が下手だと怒り追い出してしまう。もともと自分の思いをうまく伝えられず悪い子扱いされがちだったロベルトはさらに荒れてお巡りさんにまで通報される。そして子どもセンターという施設に通うようになる。メキシコからの移民で英語の話せぬ彼はそこでもトラブルを起こしていたが、少しずつ言葉を覚え周囲と馴染み、離れて暮らすお母さんに手紙を書くことにして、、
みつばちい

母さんに花をあげたくて道端で花を摘んで怒られたり、赤ちゃんと遊びたくてちょっかい出してお母さんに怒られたり、友達の話す言葉がわからなくて積み木壊したり、、移民じゃなくてもこういう子はたくさんいる。見かけ上の悪いことの裏には、いろんな思いが隠れてることをいつも忘れないであげたいと思う。

06/29 17:03
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天然たてロール
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私の住む地域にも、移民と呼ぶべき外国人がたくさんいる。そして職場にも。あらためて、その人たちについて考えさせられた。ロベルトのような子どもはたくさんいるのだ。
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びずん
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無茶苦茶でも自分のやりたいことをできる勇気があった。それはマルコよりリタよりもロベルトにあった。
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カヤ
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英語がわからないロベルトが、手紙を書けるようになる話。ロベルトのお母さんは逞しかった。ことは大事だけど、旦那にはもう愛想尽かしてそうね。
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ねこだにゃあ
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(借本)小6息子用。区図書館おススメ本。高学年向け、絵本。
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Konane
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昼間ひとりぼっちになったロベルトは、こどもセンターに預けられることになりました。はじめはスペイン語しか話せないので、なかなか馴染めず、みんなを困らせてばかりですが、けっして誰かが、諭すのではなく、みて、感じて学んでいくロベルトに、エッツらしさを感じました。
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ふうてんてん
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ちょっと長いけど小学校低学年でも自分で読めそうです。メキシコからアメリカへ移民した家族の話。とても興味深く読めました。育つ環境や教育の大切さを感じます。子どもを1人で昼間に放っておくのは法律違反だとお巡りさんが言ってくれてよかった。ロベルトの家族が幸せになってよかったと思いました。
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おーちゃんママ
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ネタバレロベルトの両親は決して完璧な両親ではありませんが、ロベルトの周りには先生やテレサおばさんなど、助けてくれる大人がいます。子どもセンターなどの社会保障も大切だし、温かく見守るご近所付き合いなども大切…。でも、50年前のお話なのに、今の状況と何ら変わっていないし、もしかしたらこの頃よりも悪くなる可能性もあるのが辛いですね。大人の手を必要としている子どもに何をしてあげられるのか、非常に考えさせられる内容でした。是非、多くの大人に読んでもらいたい本です。
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ヒラP@ehon.gohon
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メキシコからアメリカに移民してきた家族の、さまざまな葛藤や心の育ちが淡々と描かれていて、移民問題を考えさせられる作品になっています。
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遠い日
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移民の暮らしにくい生活がリアルに描かれる。ことばの壁を越えないことには、仕事もしつけも教育もままならない。金を稼ぐために家庭の崩壊が起こり、放任されたロベルトが子どもとして成長していくまでの物語。エッツの持ち味の幻想的なイメージがしない本作は、エッツの実体験に基づくものであると知って納得。教育の大切さ、環境の大切さをひしひしと感じる。
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プンヴァ
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ネタバレロベルトのお父さんのキレ易さに一抹の不安を残しつつも、教育の大切さや学ぶ事の面白さ等々、色々と考えさせられました。先生もロベルトを理解してくれる頼もしい存在だったしお友達も出来たし、子どもセンターがあって良かった!
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てぃうり
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言葉の大切さ、重みを改めて解らせてくれた。と同時に教育の大切さも。
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ツキノ
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ロベルトのおかあさんに宛てた手紙が家族をひとつにする。メキシコからの移民の子どもの実情もよくわかるし、ことばが通じない苛立ちがロベルトを傍若無人にしているのもわかる。そしてことばや文字を覚える喜びも。そして子どもにとって家庭以外の居場所(ロベルトの場合は子どもセンターと呼ばれる施設)の重要さも。肌の色、まわりの景色にうっすらと使ったブラウン系の色が効いている。
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いるか
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"BAD BOY,GOOD BOY" メキシコからアメリカに移住した家族のお話。スペイン語しかわからないので生活がとても苦しい。ロベルトは子供センターに通ううちに英語が少しずつ分かるようになり、最後はハッピーエンド。日本でのほほんと暮らしていると忘れそうになる移民問題。外国人や貧しい人も差別なく受け入れたい。
ぺぎら

移民問題。陸続きではない日本ではなかなか思いつきにくい問題ですね。差別なく受け入れる、そうでなくてはならないですね。色々難しいですが…

03/24 12:18
いるか

確かに難しいとは思う。けど、基本的な姿勢はこうでありたい。それが感想です。

03/24 15:15
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くろくまうる
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その子が悪いんじゃなくて、教えられてないから悪いこと、人に迷惑をかけるということがわからない。「教育」ってこういうことなんだろうと思った。絵本にしては長かったけど、長さを感じないくらい面白かったです。
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りんごっこ
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★★★★☆
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エイコピクミン🌱過去レビューにナイス⭐︎ありがとうございます
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言葉が通じない国で暮らす移民の家族。お父さんのストレスが爆発し、お母さんが家を出る。なかなかすごい展開に驚きました。。言葉、物事の良し悪しがわからない幼児さんが一人きりで過ごすのは大変。気持ちを表現する言葉を持っていなくても、イライラや不安は態度にでるよね。それなのに誰も気づいてくれないし・・。。センターに行けるようになって良かった!
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吉田進み矢@絵本沼。
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原書は1967年、アメリカ。エージェントはタトル・モリ。印刷・製本はアート印刷。印刷は2色っぽいがたぶん3色。物語はカリフォルニアのスパニッシュ一家に起こったトラブルとその終焉を描いたもので、なかなかにエキセントリックな展開になっていて一読の価値あり。長い間未翻訳だったのはこの「マジか?」という展開にあるのだろう。絵はエッツらしいエッツの絵。同じ視点、同じ高さ、同じ距離、同じタッチで、静かに画面が移り変わっていく。読んでて「小津作品かよ」とツッコむ。
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アクア
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子どもの成長物語としても、移民問題について書かれた本としても読むことが出来ます。文化的背景の違う人々を迎える難しさも読み取れる興味深い本でした。
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rie
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両親がケンカし、お母さんが家を出て行ってしまったため、日中の面倒を見てくれる人がおらず、子どもセンターへ行くことになったロベルト。みんなが英語を話すなか、ロベルトはスペイン語しか話せず、なかなかとけこめない。それでも、少しずつ周囲との距離を縮め、英語を覚えはじめたロベルトは、出ていったお母さんに手紙を書くことを思いつき・・・・・・。子どもの順応性、可能性が、子どもセンターでの交流を通じてみずみずしく描かれている。
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にゃーご松崎
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マリーホールエッツは好きな作家だが、寡作な作者だ。この本の訳者こみやゆうさんによって、マリーのキャリアの半分が、セツルメント活動家である事を知った。体調を崩し、子どもと本に関わろうとして、コロンビア大学院で児童心理学を学んだのが、マリーらしい。作品に表れる作者の目の科学的な在りどころと子どもというものの捉え方の確かさ、柔らかさ。ことばを獲得していくそのはじめに母さんに書いたロベルトの手紙。絵本で久しぶりに涙ぐむ。
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mntmt
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ネタバレロベルトが一生懸命書いた手紙が感動的でした。子どもセンターがあって良かった。暴君の父親には、反省してもらわないとね。原題:Bad Boy, Good Boy
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花ママ
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メキシコからの移民の一家の物語。貧しく、おまけに子だくさん。お母さんも年若くしての結婚で、料理もうまく作れず、ご主人から怒られてばかり。主人公のロベルトは英語がわからないことで、いろんな失敗をやらかす。どこを切り取っても大変な一家。でもロベルトは一時預かりのセンターに通うことになり、周りの子どもたちに影響され、少しずつ英語が理解できるなる。そして、家を出たお母さん宛てに手紙を出せるまでになる。周囲の適切な援助があれば厳しい状況は改善されるし、子どもは驚くほどの成長をとげる。
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ムーミンママ
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ネタバレメキシコからアメリカへやってきた家族の話。主人公のロベルトは、5人兄弟の真ん中で、元気な男の子。しかし、英語がわからないことで、うまくいかないことが多い。一方で、母親に対して厳しい父親像も描かれている。 その後ロベルトが学校に通い、字を覚えたことで得たものは大きい。教育の必要性を説いているのだろうが、この絵本の対象年齢は、どれくらいなのか、とも思った。
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宴
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アメリカの移民の生活についてわかる絵本。 日本にも、日本語のわからない人たちが増えてきているので、他人事じゃないと思いつつ読んだ。
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