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リベラルですが、何か? (イースト新書)

感想・レビュー
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Ayaka_tmt
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深く読み込むまではできなかったが、現代の保守勢力側の方の考え方のひとつを学ぶことができた。弱者に寄り添う姿勢やその運動。
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阿部義彦
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サブカルに強い出版社イースト・プレスでは新書も出していました。イースト・プレス新書2016年刊。ほぼ同じ歳の香山リカさんの戦い方の変遷。80年代の精神医学界の論壇地図の様なものが興味深い。青土社の新雑誌『アミーゴ』に触れていましたが、私も当時創刊号から毎月買ってました。そしてTwitterでの攻防。私もフォローしてたので、結構難癖つけられたのは知ってます。それに、いちいち言い返していて、私も放っておいて無視すれば良いのに、と思ってましたか、彼女なりに考えた結果、わざわざ声を上げてたのがこの本を読み解った。
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いろは
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この作品を読んで、著者である香山リカのことが少し嫌いになった。私は、安倍政権にも、デモにも、原発問題にも、格差問題などの様々な社会問題に対して興味関心がなく、上手く自分意見を言えないけれども、香山リカが発言したら、反発されたり、炎上という内容が大半で、私にはその話題は愚痴にしか思えなくて、こういう話題でも作品が書けるのだと悪い意味で感心したほどだった。香山リカは、自分の意見を何か言わずにはいられない人という印象を持ってしまった。未だに私は、リベラルや保守、左翼と右翼の違いが分からず、まだこれからのようだ。
Koji

いろはさん、僕も政治に詳しくはないのですが関わる人のスタンスを大きく2つに分けるのは富をどう再配分するかということだと思います。運と実力で秀でた人が自分が負うリスクの分独り占めするのが公平だという意見と、努力しない人も含めて皆で分けるのが公平だという意見。どちらが正しいというわけではないので、その落としどころを法律として定めています。例えば税率。どう決めても全ての人を満足させることはできなくて、あっちを立てればこっちが立たず。目先を優先すると将来が危うくなる。政治は複雑ですね。(^^)

10/10 05:12
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とくけんちょ
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タイトルほど、中身の主張は強くない。私はこうしてます。誰それもこう言って、こうしてます。だから、私、間違ってないでしょ、と。なにか読み手から承認を得たくて、この本を出したような感じを受ける。余裕ある人がつまみ食いして自己満足している感。そして、叩かれたら開き直る。その繰り返し。あまりこの本からは、真剣さは伝わってこなかった。
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スウィーニー校長
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★☆☆☆☆ 差別等の具体的な問題に、行動せずにはいられぬ意気込みは理解できる。 が、大きな志は何か、は読み取れず。 護憲派なのに、ヘイトスピーチに対し実力行使を謳う団体にシンパシーを寄せる矛盾も解消されなかった。 「江原さんを呼んできて、憲法を変えたら日本の守護霊が怒る、と言わせたらいい」と発言した。(笑) 「憲法を変えたら地震が起きます」とか江原さんに言わせようって。 笑いのセンスのクセが凄い!
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hideko
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香山さんが変わった理由が解る。 焦る気持ちには自己都合を感じますが。それにしても…熱い。
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鈴紺絣
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私は無学なもので、リベラルという言葉の本当の意味がよく分からない。簡単にネット辞書検索みたいなのかけたら、リベラル→自由。自由主義的なこと。…う~ん。その意味で言えば、私には香山さんは「リベラル」には見えない。香山さんの本はこの先二度と読まないだろう。
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魚京童!
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リベラルじゃなくて、私の話しかしない。リベラルという思想に至った過程みたいだけどリベラルがこの本からはわからないし、ただ自分の自慢しかしてないし。でも新書ってそういうものだと思うんだ。で、リベラルって何?
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ヒトコ
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香山さんとほぼ同世代なので、学生時代から自分は基本リベラルと思っていたし、世の中も戦後民主主義の流れでリベラルな考え方が正しいものとされていた様な気がする。バブル崩壊、1995年、失われた10年、震災、第二次安倍政権、ネトウヨ、気が付けばやけに右寄りの世の中に。そんな中、今では数少ないリベラルな著作を発表し続けている香山さんは貴重な存在であり、自分を省みる指針にもなる。後半の対談も厳しい現状を知るものだった。
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田中峰和
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アイヌ問題で、ゴーマニズムの小林よしのりと論争し、ネトウヨからは始終攻撃を受けながらも主張を曲げない香山氏には敬服する。精神科医になった80年代以来、リベラル派を続けてきた香山は、安保法案可決直前、国会前でスピーチした島田雅彦や高橋源一郎に飽き足りなさを感じた。湾岸戦争のとき反対声明を出した文学者たちは、その後政治的な発言をなぜ控えてきたのか。安倍独裁を阻止できなかった責任を感じてきた著者。しばき隊の野間氏を対談に呼ぶなど、ネトウヨへの敵意を鮮明にし、排外デモの抗議活動に参加するなど行動の人でもある。
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Yappy!
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リベラルですが・・・と書いてますが、さて、リベラルって言われてそれが想像つく人がどれくらいいるのだろうか?という疑問も、しっかり書いてました。意識して整理しないと右・左、ハト派とタカ派、保守・リベラルは混同し、世間的には無茶苦茶で、冷静に読める人は少ないのかも・・・。 ポストモダンをグロテスクと書いていましたが、自分はその先に”恐怖”を感じていました。大きな物語の終焉後、名残惜しく過去の物語に拘る人に対し、それぞれ新しい物語を再構築する人がどれだけいるか。人の弱さの過小評価が、今の流れに繋がるのかな。
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すがの
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香山さんの本は好きでよく読むが、近著『半知性主義でいこう』(朝日新書、昨年12月)、本書を読んで"フェイズ"が変わったのを感じる。今まで以上に危機感のある現状認識と、リベラルとして闘う強い意志を感じる。/「ヘイトデモ」に対する「しばき隊」的なアンチ・ヘイトデモの振る舞いには、正直に言って、「どっちもどっちだ」というようにやや悲観的に評価していた。が、本書を読んで、自らの無知と傲慢さとに気付き、ひどく恥じた。
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リベラルですが、何か? (イースト新書)評価73感想・レビュー13