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現代詩人探偵 (ミステリ・フロンティア)

感想・レビュー
245

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みっくん
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読んでると気分が滅入ってくる。これも、1つの力なんだなって思います。内容的に、明るく楽しいものじゃないから。
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ホウ
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ネタバレ故人は本当はどんな人だったのかと、残された者の視点で調べ語られる。そんな昔から人気のある手法を使い、感情豊かな文章で綴られた本。しかし物事に水を差しがちな主人公の視点で読むのは結構きつかった。性格に難のある主人公自体は好きだけど、この本のラストは主人公の前途を応援できてこそスッと受け入れられる作りだろう。また、登場人物の行動理由が「詩人だから」等の理屈でないものばかりな点も感覚が合わないときつい部分に拍車をかけている。好きな人はすごい好きな本だと思う。
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雛橋
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じんわりと心臓が痛くなる感じの紅玉さんの本。誰がどうしてそうしたのか。私はそれが気になってミステリを読むタイプだから合ってたな。王道ミステリってわけじゃないから不思議な読感だったけど。トリックとかではなくて登場人物の心情にえぐられながら読む本。すでに終わった話で、当時なにが起こっていたのか。なぜそのようなことをしたのか。知ることで、整理はつくのだろうか。
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まっすー
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5
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うゑしま
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「現代詩人探偵」ってどうなの?と思ったけど、ちょっと… いろいろ無理があるなぁ。
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さくら
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ネタバレ10年前集まった詩人のオフ会。10年後の再会を誓うが、 10年後その半数が自殺で亡くなっていた。自殺の原因を話してが探るのだが、ミステリーかと思いきや、結局詩人の心のきびみたいな理由で、死因が詩人だからみたいな。詩人色強すぎて、うーん・・・って感じでした。
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septiembre
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詩人という生き物にテーマを当てているのが新鮮だった。10年前に集まったコミュニティのメンバーの半分が生存していないなんて!淡々とした作風は紅玉さんらしく好きですが。現代物よりファンタジーのほうが好みでした。
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華子
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ネタバレ久しぶりの著者。誰かが死ぬと顔も知らない友人がその人の話をしたり顔でする… SNSでも見掛けるこの現象をとても美化した感じ。他人の死を全くの無関係の人間が掘り起こして人目に晒し、評価していくという流れ。正直わたしには地雷過ぎて読むのがキツかった。あと主人公の言いたいことも満足に言えないくせに内心で他人を評価するところも苦手。読み切らずにレビューを書くのはどうかと思い、読み切ったが苦痛だった。
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橋本
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面白かったです。でも、重い、、、。 死んだ人間のことを想うことが、人を成長させる糧となることもあるでしょう。ただそれが幸か不幸かは自分が死ぬ時までわからないだろうなぁ。
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devil
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ミステリー?確かにプロットはそうかもしれませんが、不思議な世界が展開されていました。
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Nori
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ネタバレタイトルから勝手にもっと事件的な物語を想像してたけど自殺の真相に迫る物語でした。あとがきにもあったとおり「なぜ」に主題をおいたミステリでした。ラストの叙述トリックもうまく騙されました。どの人物にも死に至るまでの物語が切なかったです。
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ささ
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詩を通してそれぞれの人の生き様を描いたストーリーでした。別に詩に限らず、何か譲れないものを抱いて生きていくと言うことは大変だと思います。なぜモチーフを詩にしたのかはよく分かりませんでしたが、主人公が逃げずに最後まで生きてもがき苦しむ姿に普遍的な「生きていくこと」の辛さや重さを見た気がして共感できました。
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あんすこむたん
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ミステリーの度合いは低いと感じるが、最後はうまい仕掛けがある。ただ、著者もミステリーは読むのは好きだが、書くのは初めてと明かしているように、少し慣れないことをしている文章にも思えた。
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urahimiharu
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とても丁寧に心情が描かれたミステリ。ミステリなのか? と思ったりもしたけど、最後まで読むとやはりミステリだった。どんでん返し、というやつかもしれない。あとがきに、自分がミステリを書くとしたら動機を丁寧に書きたいと思ったと書かれていて納得。そうなんです、私もそういうミステリが読みたかったんです。「死んだら詩人になれるのか?」という問いで思い浮かべずにいられない萩原慎一郎さん。だとしてもやっぱり、生きてないと意味が無いと思うのです。
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shin cha
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すごいの読んじゃったという感じ。一行書くのにも時間かかりそう。自分はいつも本を読むとき筋を追って飛ばすことも多いんだが、一字一句逃さず読んだ。銀の匙以来かも。単に好みなのだろうか。知らない作家さんだが他のものも読んでみたい。〇〇探偵というタイトルを変えたらジャンルはミステリじゃなくなるだろうし、これはミステリの範疇に入れていいのか分からない本だが、探偵というのは重要なキーワードなのでタイトルはこのままでいいんだと思う。
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散文の詞
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詩と死にまつわる謎を詩人の探偵くんが解き明かす、ってところでしょうか? 全体的に詩のような表現ばかりで、私のように詩に関しての才能が無い者にはかなり読みづらいです。ですが、なんとなく感情をなでつけるような文章が心に響くというか、ついつい読み進めてしまいます。 ミステリの要素はあまり多くはありませんが、最後に一ひねりあって、落ち着いたってところでしょうか。 自分の中からいったいどんな言葉が引きずり出されるのか。私には、無理ですが、それを言葉として表現できるのが創作するということなんでしょうね。
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ゆーき
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ネタバレ詩は、人を殺すのか? 紅玉先生、初のミステリ。全体的にほの暗い、どんよりとした雰囲気です。 詩のために自ら死を選ぶのは自由だけれど、残される人の身にもなってほしい。 なんて、そう思いつつも、自分の人生なので、自由に生きてほしい、とも思います。 自死を選ぶのも、その人の自由なのかな。 全てを理解はしきれなかったので、数年後また読み直したいです。
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morlin
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棗の明るいヤンデレ感に一番狂気を感じる。誰も、いわゆる幸せにはならないのだけれど、軽やかな(身に馴染むような、かな)諦観がある。間違って予約したので折角だからと再読。
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サンライズ
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前半はひたすらつらい感じで読んでいたが、後半で明かされた真実でポカーンとなり、そのまま終わってしまった。
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スカーレット
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詩人は死に急ぐ?グループの半数が10年で死亡って・・・?死んだ理由を探す青年のお話。詩人だけに詩的な表現が多いので好き嫌い分かれるかも。少し読みづらいしね。。。
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芽
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ネタバレ十年後まで詩を書いていたら再会を使用と約束していた九人の「現代詩人卵の会」のメンバー達。だが実際に集まったのは主人公の「僕」を入れて五人だった。詩人は死んでからじゃないと詩人になれないのか。死んでしまった四人の仲間の死の真相を探ろうとして、探偵君と呼ばれた主人公は立ち上がる。最後には主人公の謎が解き明かされ、仰天のラストだった。全体的にどんよりと暗い印象だったけれど、凄く面白かった。
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なにぬねのんたん(*^_^*)
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苦手な感じの話。
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アケノ@文化系な日々の記
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自殺した人の、その理由を追う話なので、暗い。 詩人は根暗ばかりなのかと思ってしまうじゃないか。(実際はどうなんでしょう)
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雨衣
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随分と長い間、本棚の肥やしになっていたのをふとした拍子に読了。本書を端的に言うなら、仄暗い物語だった。主人公の年齢と同じだったことに親近感を覚えたのと同時に、曲がりなりにも創作する身として共感できる葛藤があった。自分が深層に抱える淀みが本作を読んで表層に出てきたとでも言おうか。しんどさがあったことに違いはないけれど、でもそれは自分を見つめることで大切なこと。なので、この本に関してはミステリーを重視せず、別の角度から感情を揺さぶられる趣を味わった。でも幻想主義な身から、詩については、あまり考えたくないかな。
雨衣

メモ:“読書というのは、鍛えてきた脳の筋力でするものだ”p164

04/09 22:17
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桔梗屋
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ゲームの企画屋やシナリオ書きなんていう気楽な稼業と比べたら「詩人」てのは相当しんどいんだろうなあ、と心底思う。まず「共同作業」なんてのはあり得ないし。自分自身の心を、魂を削って、言葉を吐き出して、しかもそれが、現実にいささかも影響を及ぼさない、ということに幻滅し、絶望し続けるしかないという…そりゃ、死にたくもなるわな。もっとも、このサークルの損耗率の高さは、必ずしも「詩人」だから、では無いと思うが。主人公の歪みっぷりに大いに心惹かれるものの、言うても年齢は俺の方がダブルスコアだし、同調してどうする、と。
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橋川桂
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Twitterでよく相沢沙呼先生をいじってる人、という認識で、作品はこれが初読。ミステリ初挑戦作とのことで、なんというか、個々のトリックや真相の見せ方とか、こなれてないようにも感じてしまう。ここで読者を驚かせてやるという意図が希薄というか。作品全体の雰囲気とは合っている気がするので、むしろ作者の狙い通りなのかな。面白いのは間違いなく面白かった。
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本ノ虫
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★★★☆☆
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かしー
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詩と死を題材にした作品。詩のような地文で読みにくさがあったけど、慣れてしまえば逆にテンポよく読めた。
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まめちー
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ネタバレ主人公が詩を書くだけあり、地の文も重く苦しい詩のよう。amazarashiのメロディが合いそう。それがずっと続くので疲れてしまった。昔作っていたサイトのことを度々思い出したり…私の場合は良い思い出になっていますが。最後のどんでん返しで少し読みやすくなりました。
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サト
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めんどくせーーーー。自分には合わず。
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century-century
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静かに心に訴えかけてくるような小説。心のほの暗いところを、暴かれてしまった気がした。
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ふじさん
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詩人の道を志していた者達が何故、死ななければならなかったのかを切実に探る、著者初のミステリ。謎解きを主体に捉えると弱みもあるが、鬼気迫る語りが論理と異なる説得力を生む書き振りは実に壮絶。「詩人」という生き方(或いは死に方)に感じる漠然とした畏怖、ひたすら死に接近し沈んでいく展開に引き付けられ、読書中はうっかり自分まで転びかねない恐怖と隣り合わせだった。取り分け、詩に限らず何かしら創作に熱意を傾けた経験のある人間には注意が必要か。主人公が見た一筋の光明はしかし読者の自分を救ってはくれず、それがただ、侘しい。
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ueno
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ネタバレ紅玉さんの、初の長編ミステリと聞いて。明るいストーリーでも、読後に爽快になるストーリーでもない。詩を書くこと、人の死と、創作することの苦悩とか思いとかが詰まった、重くてザラザラとした感触が胸に残るような作品。
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イヴ
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詩は、死をもってしか完成し得ないのか-? 詩を書いて生きていきたい人々が集まった「詩人卵の会」のメンバーが、10年の時を経て再会。しかし、なんとメンバーの半数が死亡していた。死因は全て自殺だと言うが…。 読んでいて本当に苦しくなります。私はアウトプットができない人間なので物書きさんたちの苦悩は想像するしかないし、きっとそういう方たちが作品を作るときの苦しみって私が思うよりずっと重いものなんだろうと思いながら読みました。Twitterで見て手にとりましたが、読んでよかったです。
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チタカアオイ
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【図書館】
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本棚管理
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図書館。「ミミズクと夜の王」の著者だし、面白そうなあらすじなので楽しみに読み始めたのだけれど、詩はよく分からないし、文章が句読点でブツブツ切れ、もちろんそれが主人公の心情だとか苦悩だとかを考えて付けられている句読点なのだろうが、息苦しい。そして主人公の始終内に篭って悶々としている様と鬱々とした雰囲気とが全体を覆っていて、正直なところ楽しくはなかった。途中、挫折しかけた。主人公の答えはようやくたどり着いた終章にて判明。しかし、こんな面倒な人とは付き合っていける棗は凄い。
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ハナ
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文庫本になってようやく最後まで読めた つらくてつらくて、読むのをやめたかったけど最後まで読めて、よかった。 なにかをつくることが苦しいけどやめられない人にはきっと響くとおもいます。
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織
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軽い気持ちで読み始めたのでちょっと重かったのですが、やっぱり謎を解き明かしたいという欲求(と、口数が少なそうな主人公がどうやって解き明かすのか)で読み進めました。最後のどんでん返しでいろいろ腑に落ちました。
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