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言志四録(1) 言志録 (講談社学術文庫 274)

感想・レビュー
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日々是ご機嫌
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ネタバレ言志録は、佐藤一斎が42歳から52歳の間の十年間の語録集である。現在48歳の私は、この語録を書かれた間の年代にある。江戸時代という今と寿命が異なる時代のこの年代に書かれたと思われないほど、「志」や「自省」に満ちた書である。まだまだ年は取っていられない。私としては、「31 実事と閑時」が数ある項目の中でぐっと来た。つまらない仕事を必要な仕事だと思って時間を使うのは、本当に何かしようとする志のあるものがやってはいけないこと。振り返ってみて、そのようなことはないだろうか?志もって有限の時間を生きていきたい。
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BECK
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志のある現代人が影響受けたであろう人々が、影響受けたであろう人こそ、この佐藤一斎先生ではなかろうか。訳文だけを読んだが、子供の頃に、祖父母や両親から教えられたことが、ぎゅっと凝縮された内容でした。身が引き締まると同時に、我が子に対してこのような教えをほとんどやっておらず少々後悔しております。
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大森黃馨
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流石に原文では読めずに訳のみで読むだが矢張り原文でなければ思想の真髄その中に無しなのではないか思想とはその言語によって形が作られているのではないのかとふと思う
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プラタイブット
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抄録などを読んだが、やはり原書に勝るものはない。 川上先生の訳註も良い。四書くらいは、読んでから手をつけると理解が深まるかと。
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かわうそ
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「130 急迫はことを敗り、寧耐は事を成す。」 〔訳文〕何事も急いでは失敗する。落ち着いて忍耐強く好機の至るを待っていれば、目的を達することができる。」P162 「183事を処するに理有りと雖も、而も一点の己れを便するもの、挾みて其の内に在れば、則ち理に於て即ち一点の障碍を做して、理も亦暢びず。」 〔訳文〕事を処理するのに自分の方に道理があっても、そのなかに僅かでも自己の便益のためにするという私心が挾まれておるならば、これが道理上にも障碍となって、道理が通じなくなるものである。」 明治時代を作り上げた人物
かわうそ

であってこの佐藤一斎がいなければ今の日本はなかった。もちろん明治時代を作ったというのは間接的な意味である。

10/13 15:26
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yokoyoko528
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佐藤一斎は日本を代表する思想家で、天を相手に色んなことを感じ取っていたのだ。西郷どんや私に影響を与えたのだから大した人だ。
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金吾
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○儒教の考え方がよくわかる一冊です。人としてのあるべき論が多いですが、人の評価の話と上にたつ者の心得はそうなのだろうなと感じます。
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Yossan
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一日一言の単行本と一緒に再読。改めて読むと、言志四録は長いです。
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ますたけ
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一貫した漢文訓読の基本的様式が用いられており、とても読みやすい。(むしろ佐藤一斎の時代の訓読法が現行の高校で学ぶ漢文訓読なのだ、ということを確認できた。)一篇一篇が短めの漢文で、かつて授業で習った句法を確認できる。内容は「処世の心得」であり、価値を見出すのは各々次第か。
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Yossan
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西郷隆盛も座右の書にしていたシリーズ第一巻の言志録。「禍は口より出て、病は口より入る」は、もっともだと思いました。訳文や付記も丁寧で分かりやすかったです。
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ぶるーめん
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何年かぶりの再読。ついていけない部分もあるが、自分を燃え立たせる言葉も多数。前回は言志録で終わってしまったので、ここから後3冊読み進めていきたい。
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くま
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西郷さんがかなり読み込んで自分の思想に影響を与えたと言われている本。内容が幅広く難しいので再読しながら噛み砕いて理解していくしかない。
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juunty
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講談社学術文庫の言志四録4冊は、内容、現代かな使い、現代語訳、ボリュームにおいての最適解といえる。言志四録を解説する著書は非常に多いが、引用が偏っていたり、著者の思い入れが強すぎたり、文章の一部を切り取って紹介したり、非常に残念な状況にある。その中でも言志四録全体を可能な限り見渡すことのできる一冊であり、いわば生の文献に接することができる。
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Takeya
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少にして学べば壮にして為すこと有り。壮にして学べば老いて衰えず。老いて学べば死して朽ちず。
0255文字
式
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難しいけど面白すぎる。所々で橋本左内や吉田松陰の思想との関連性が見受けられる。佐藤一斎の思想は佐久間象山や吉田松陰に受け継がれて幕末の武士達の行動力に繋がっているのだと考えさせられる。
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くらぴい
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陽明学に関する本は、原典と熊沢蕃山や中江藤樹、そしてこの本を読みました。言行一致、真理に即して生活、これは現在では流行らないと思いますが、晩年に至ると皆そうなる様に感じます。
0255文字
みねお
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会社の83歳になる顧問からプレゼントされた全4巻の第1巻。いわゆる「偉い人の言葉」集的なものであるが、本その場合は特に西郷隆盛が非常に参考にした本であるということで知られている。オリジナルの言葉に加えて、漢語もついていて、読み応えあり。解説を読まないとなかなか意味がわからないことがほとんどではあるが、それでも知らない言葉に触れることで語彙も増えそうだ。ザーッと読んで、印象に残る言葉には付箋をつけて、あとでまた読み返す、という読み方をしてみようと思う。(量が多いから。。。)
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悠里
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佐藤一斉の思想を纏めた本。全4巻有るなかの一巻目です。勉強会の課題図書として読了しました。以前読んだ菜根譚よりは難しいけど、内容はなかなか興味深いものでした。勉強会では各自で読み込み、気になる所を発表して自分の考えを述べるやり方だったので自分だけで読むよりも新しい発見や気付きが多くて面白かったです♪そんな訳で次の勉強会の為に2巻へ進みます(笑)
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Takeya
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少にして学べば壮にして為すこと有り。壮にして学べば老いて衰えず。老いて学べば死して朽ちず。
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絵美
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先週 すきま時間にちょこちょこ読んだ本、記録するか迷っていたけど せっかくなので笑 カウントします。 国語の教科書で出逢って以来 漢文のリズムはすきで、とくに深追いして学んでは来ませんでしたけれども 目にすればなんとなく読めるのを知った夫が、職場で 他愛ない世間話のときはなしたら 上司が貸してくださったそうです… わざわざ読みたいジャンルではなかったけど、横線してらした箇所がつぼったりして わりと楽しく読了しました。 たいしたこと書いてなくても 漢文だと教訓ぽくみえるのが、面白いです。
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Takeya
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本書は、江戸時代後期の林家の儒者佐藤一斎の、42歳から80歳にかけての、前後40年にわたる思索の賜物と言われる「言志四録」のうち、その第1巻たる「言志録」をを上梓するものである。変革期に於ける人間の生き方に関する問題意識で貫ぬかれたこの語録集は、幕末から明治にかけて多くの人々に影響を与え、西郷隆盛も自己の座右の書としていたと言われており、今日なお修養の糧として、また処世の心得として得難き書である。
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Hideki Ando
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漢文の他,書き下し文,和訳,必要なところに注釈がつけられていて,非常に勉強になる。
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takehiro
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な、長かった、、。
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タロウ
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佐藤一斉は、性善説、また占いなどを信ずる人間であるだけに、人間観察がまだ浅いところがあると感じた。読んでみてたいして生きる指針となるような言葉がなかった。期待外れと言うべきか。西郷隆盛が、これを指針としていたというが、西郷自身たいした人間ではないのかも知れない。しかし、これが人間の限界とでも言うべきなのであろうか。
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serori
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1度目通読.また何度か目を通したい.
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TK
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現代語訳がらついてるので、読みやすいです。文庫なので持ち歩きもできるのでありがたいです。
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KTakahashi
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20年前に買ったいた本。何度も何度も読み切ろうと頑張っていましたが,挫折していました。読み切ろう,をあきらめて,読み流しました。 《志有るの士は利刃の如し。百邪辟易す。志無きの人は鈍刀の如し。童蒙も侮翫す。》
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まひはる
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稲ヶ崎キャンプ場で読了。
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メタボン
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☆☆☆★ 難しい言葉オンパレード。明治以前の若者の教養のレベルはとても高かったのだろうと推察。それでも訳文と解説があるため、少しは咀嚼できたと思う。学問のもととなるのは志。
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さきん
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なかなか良い内容だが、結構よみづらいのと、儒学の世界が濃厚。
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川原 健太郎
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14-26/2
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hatch
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何度読み返したかわからない本。読むたびに新しい発見がある
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Kawai Hideki
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佐久間象山が師事し、西郷隆盛も愛誦したという江戸後期の大儒 佐藤一斎の語録集。それにエレクトロニクスを専攻する一工学者の川上正光が現代語訳と注を加えたのが本書。川上氏自信が言志四録が好きで好きでたまらない感じが随所にほとばしっていて面白い。特に、解説として「付記」で引用されている言葉の出展は、漢籍あり仏典あり幕末志士の詩あり西洋の偉人伝ありと、その知識の縦横無尽なるに圧倒された。孫弟子にあたる勝海舟や坂本龍馬の思想の源流と思しき言葉もたくさん見つかり、たちまちポストイットだらけになってしまった。
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ひょうろく玉
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佐藤一斎の思想が、佐久間象山を育て、吉田松陰を育てた結果、乱世に生まれた武士の子を一国を大いに動かす原動力に仕立て上げたということ、また、西郷南洲の生き方の手本になったこと。さらには150年の時を経て、一介の電子工学の専門家をして、門外漢であろう漢文を現代文に訳し、編纂し、出版せしめるまでの情熱を注ぐに至ったという事実がこの本の言葉の端々にまで染み出ている。だからこそ一文一文を心して読む必要がある、という自分に対する言い訳。
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不易流行
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再読。漢文の部分もしっかり読んだので、かなり時間がかかりました。この学術文庫版は全4巻で、第1巻は『言志録』246条。書きとめたい名言が多すぎて、抄録作成までには至っていません。次は『言志後録』に進みます。
0255文字
monotony
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儒学者、佐藤一斎の語録(1/4)。古典だけど仏教にはない分かりやすさ。ストレートに響きますね。今回は92.花は已むを得ずして発するもの。219.一事一塁。あたりがランキング上位。
0255文字
みな3
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幕末の偉人たちに大きな影響を与えたとされる本書。現代にも生かされるべき教訓が満載です。論語などの中国古典も良いですが、この本のように日本人による指南書も、読むべきかなと思います。日本人のアイデンティティーとして。
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ひろなま
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父に勧められてナナメ読み。積読状態の論語を先に読まないと。
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言志四録(1) 言志録 (講談社学術文庫 274)評価80感想・レビュー46