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道然寺さんの双子探偵 (朝日文庫)

感想・レビュー
285

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蕭白
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悪くなかったです。
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こば
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双子の考えが対照的で面白かった。
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ベッシー
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寺にまつわる日常ミステリ4編の連作短編集。捨て子の二人を拾った寺の住職の30歳で独身の息子が一応主人公。もちろん僧侶。双子は中学二年生。福岡あたりが舞台だが特に意味はない。お菓子の名称や土地の名前に出る程度。良くも悪くも普通の日常ミステリ。面白かったが。
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ドットジェピー
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とても良かったです
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あーや
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ミステリーというにはちょっと物足りないけど、聡明な中学生の双子が謎を解く姿が可愛らしい。
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ベイマックス
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ネタバレ副住職の一海が主人公。父である住職、寺に捨てられていた双子、お手伝いのみずきの家族構成。双子は男女で、姉のランは性善説を基にした性格で物事を推理していく。弟のレンは性悪説を基にした性格寄りで物事を推理していく。〇四つの短編集。〇嫌いじゃないのに好きなのに、すれ違ってしまうことはある。人の心は読めないし、正直になれない時もある。そして、溝が深まってしまうこともある。双子の推理と一海の行動力で、溝を埋めていく、素敵な物語でした。
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sak
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「仏千人神千人」な姉のランと「寺の隣に鬼が棲む」な弟のレン。 お寺で育てられた捨て子の二人が謎を解いていく連作短編。 双子ならではの、二人揃って推理が完成する感がとても良き。 あとは双子間の強い結びつき的なものが感じられれば、なお良き。
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よっしー
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タイトルが気になって手に取りました。性格は正反対の双子が探偵役。お寺で生活する一同は親戚や養子と、少し普通の家族とは違っていますが、そんなことはあまり感じさせないぐらい、日々に馴染んでいるなと思いました。事件の謎解き方法は鮮やかという感じではないのですが、そこがまた良いなと思いました。難点は、双子ちゃんの名前と性格が中々一致せずにページを戻る所…。どうしたら覚えられるのやら…。
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くっきー
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ネタバレ冒頭ではすっかり忘れてたけどレンが出てきて再読だったのに気がついた。そこでバーっと内容も思い出せて優しいミステリを改めて楽しみました。
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confusion_regret_temptation
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6年ぶりくらいの再読。日常の謎を得意とされる岡崎氏の真骨頂。珈琲店とは違うテイストながら、人間の善意も悪意も織り交ぜたお話4編。主人公の一海さんが善良過ぎる気もするが、最後は優しい気持ちになれる物語で堪能しました。
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seba
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現代のお寺が舞台であり、好対照な考え方の双子が探偵役であるというなかなか他では類を見ないような設定が魅力的。その期待の分なのか、読み始める前にあらすじから勝手にイメージしていたよりも双子の人物像に据わりの悪さを感じる部分が正直あったが、話の構成はいい意味で想像の延長線上にあるものだったので面白かった。人々が心の中で頼りにしているもの、あるいは逆に信じないようにしているものは無形で儚い。だから人は迷ったり判断が定まらなかったりするのだと思えた。人々のそんな惑いに寄り添う道然寺の皆の優しさを感じられた。
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_mawaremigi_
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ネタバレ怪しげな雰囲気に誘われて読んだけど、わりと現実的というか…最後は若干SFっぽかったけど。性善説、性悪説を体現した2人が違った観点から謎解きをしていく。空想でしかないので答えの確証もほぼなしで推理を披露し、やっぱ違いましたー!ってなる展開にちょっとやだなーとは思った。最後、双子2人が協力して謎を解くのが好き。
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まひはる
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消えた香典の行方、水子供養に隠された秘密。道然寺の若和尚・窪山一海が巻き込まれる謎の数々を先に解決するのは、人を疑うレン?それとも人を信じるラン?生老病死―いつの世も人は苦悩を避けられない。捨て子だった双子探偵は、様々な出来事をどう受け止めるのか。
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samandabadra
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探偵もいろいろなものがあったものである。双子で一つの事件を解決していくというのが基本だが、「二段階認証」というのはちょっと違うけど、二人の「探偵」さんの意見を通してはじめて解にたどり着けるという感じで非常に面白かった。
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🐢🐡🐱ふっくん( ◠‿◠ )/#すかいからーず🐱🐡🐢 🌫🫧 @焼肉とお寿司とラーメンとおそばとカレーと日替わり定食とツナマヨは完全栄養食
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ネタバレランが作品中で食べてる,なんばん往来,梅ヶ枝餅,博多通りもん,美味しそう! 第二話のテーマ,ゆかりの失恋と学校のみんなからの嫌がらせから「乗り越える儀式」印象に残りました!大村とゆかり,再会してほしいな! また,第四話-八,レンと一海とのやり取り,もらい泣きしそうになりました。児童養護施設の事例集を数冊持っている人間としては,どうしてもライトミステリーというよりも「児童の社会的な養護」の文脈で読んでしまいました。 弥生の赤ちゃんもすくすくと育ちますように!そして,みずきと一海,結婚したらいいのに!(笑)
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onasu
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岡崎さんのこちらは、喫茶店から処を代えてという趣きだが、性善説のランと性悪説のレンという、双子の中学生が作品毎にポジションを代えて、二段構えで謎を解いていくというのもおもしろい。  実際の寺で、こんなに和やかなところはなかろうが、僕らがこんなであったらと思い描く「らしさ」が盛り込まれているのも場の特性が活かされている。  岡崎さんの故郷、福岡県の架空の町にある設定で、土地勘のある方が描かれているのも、淀みなく読んでいける因子かも。道然寺の面々との再会を果たすべく、続編(既刊)も何れの機会に。
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なー。
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双子ちゃんのそれぞれの性格、視点、考え方によって色々な角度から事件を解決していく話。見た目は似てるのに中身が似てない双子の言い分が面白い✨
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hoguru
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息子11歳1人読み
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紅羽
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善と悪。正反対な思想を持つ双子が探偵役となり、事件を解決していくミステリ作品。読終わってから考えると、日常系のミステリという印象。お寺が舞台なので、仏教の思想等色々勉強になる部分もあり、興味深い内容でした。
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ど
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愛の形はさまざまで、この世の人々はいろいろな境遇で生きてきて、家族の形もそれぞれが違う。その中でそれぞれがそれぞれの正義で人を思いあって生きている。なにかそこまで考えさせられるものがあった。損得勘定だけではなく、自分にできることは施していきたいな、と思った。
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八千
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ネタバレつくづく岡崎琢磨は日常の謎の名手だと思うし、個人的には最も北村薫に近い作家だと思う。伏線とロジックによって事実を明らかにするだけでなくその先の心理へ想像力でたどり着かなければならないこのジャンルだからこそ、お寺という舞台と性善説・性悪説を信じる双子探偵が見事に噛み合っている。小粒ではあるものの、些細な謎が論理的に解かれることで深い人情ドラマに繋がっていく構成は見事。霊的現象がガッツリ絡む最終話は好みが分かれるかもしれないが、謎解きとドラマを支える骨子は最後まで崩れていない。作者の本領を垣間見る良作。
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ももんが
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ネタバレググってびっくり ホントに梅ヶ枝餅の重ねって存在するんだ・・・ すげぇ(笑) 基本的に双子の片割れが推理して、その間違いにもう片割れが気づくというパターン めんどくさいから、双子は常に2人で推理しなさい(笑) 振り回される一海さんが大変です(苦笑)
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taakhero
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キャラクターが最後まで馴染めなかった。
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まな☆てぃ
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ネタバレタレーランシリーズがなかなか進まない(もう終わった?)ので、他の作品に手を出してみようと図書館予約にて。若干のファンタジー要素を含みつつも、違和感を感じるほどでもなく、起こる事件もそれほど重たくないのでサラッと読了。赤ちゃんがどうなるのか気になるので、続編も読もうと思っております。
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mos
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善意と悪意。正反対の双子
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K
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ネタバレ双子が正反対の性格だからか導き出される推理も同じ事柄を見聞きしてるのに正反対で、ものは捉え方次第なんだなぁとつくづく思う。ストーリーテラーの一海さんがお坊さんだから仏教の考え方も学べるし一石二鳥な小説!
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o.c.beats
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道然寺の若和尚・一海の視点で各事件の推移を見守り解決に導く物語。お寺に置き去りにされた双子の子供レンとラン。お互いの個性と考えを持って事件の解決の手助けを。日常におけるミステリーが各話ごと綴られています。そこにある根底はヒューマンストーリー。血の繋がりこそないけど、そこにある家族の絆も見えて。読了後温かい気持ちになる作品でした。
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皇(すめらぎ)
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お寺の話だけあって、全体的に暗め。タイトルからしててっきりレンとランが主人公なのかと思いきや、一海目線。最後の話は結構心にグッとくるものがあり、思わずうるっときた。
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アッキー
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タイトルから双子の探偵が鮮やかな推理を見せて事件を解決、という話なのかと思ったら控えめな話。事件の解決を目指すというよりもその事件の中心にいる人物の心理を推し計るという方がメインだったろうか。加えて、双子は彼らが生まれ育った境遇をどう受け入れるのか、というのもあり静かに語りかけるよう。ただ、最終話はどうだったろうか。いい話だとは思ったが、急に霊的なところからの始まりだったので、話がぶれてしまってはいないだろうか。
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ありす
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お寺の境内に捨てられた双子のランとレン中学二年生。人の善意を信じる『仏千人神千人』のラン、人の悪意を暴くのに長けた『寺の隣に鬼が棲む』のレン、二人の性格は正反対。悪意と思った事件が善意だったり、善意と思った事件が悪意だったり。二人の性格をいかした日常ミステリーが一海和尚目線で語られるが、最初は双子があまり出てこず期待外れ?と思ったけど、読み進めていくうちにそれがしっくりくる構成でした。面白かった。
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ツバサ
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善意と悪意を大事にする双子が悩みや事件に首を突っ込んでいく。見方や捉え方が違う双子の解釈は面白い。ただ、謎解きはもう少し歯応えが欲しかったです。
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マルタ
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喫茶店タレーランの事件簿シリーズと同じ著者。著者が坊さんであるから、主人公の一人も坊さん。著者の出身地でもある福岡県が舞台。タレーランみたいなプロットが多い。  拾い子供の双子が事件を解決する
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NAOAMI
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14年前、道然寺に置き去りにされた双子のレンとラン。和尚親子の真海・一海が葬儀や法事を通じて出会う事件や謎を双子が解決する。レンは悪意に敏感でまさに暴く感じ。ランは人を「仏千人紙千人」と信じる性善説タイプ。どちらかに優劣があるのではなく、どちらかが間違った推理をして片方が覆すパターンが並ぶ。より身近に事件や謎に接した当事者がミスリードし、第三者立場=安楽椅子探偵が正解を導くのが面白い。伏線が分かりやすく目立ってるので、ホラホラそこな!と驚きが少ない。基本イイ子達とお寺のイイ人達故に起伏なく恋要素も控えめ。
NAOAMI

なんばん往来、梅ヶ枝餅、博多通りもん 福岡ダネー🎵

05/26 10:11
0255文字
i
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あんまり読まないタイプ。ライトな感じの小説。ミステリというより家族の日常の話。
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ふわり
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読みやすい文体。展開もポンポンとテンポ良くておもしろかった。
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山犬
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お寺の双子の子供が互いに特異な分類で事件を解決に導くのがなかなか斬新、一海さんが私と同世代なのでなかなか読み手としては痛いところを突かれながら読んでました。
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ameike
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文章がちょっとくどくて読みにくかった。タレーラン初期の岡崎さんな感じでした(※同じ著者です)。ストーリーも小さなどんでん返しがパターン化しており驚きは少なめでしたが、最終章は手に汗握りました。それでも訳あり双子のレンとランがキャラと推理で良い味を出していたので、続編も機会があれば読んでみたいです。久々の安楽椅子探偵ものでしたが、たまにはこういうのも悪くないですね。
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にやり2世
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探偵の物語というより家族とか人との関わりとか、人として大切なことが切々と書かれてた。とことん誠実でありたいという気持ちが伝わってくる。
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なにぬねのんたん(*^_^*)
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続きを読むために再読。どの話もよかったです。でも、性善説と性悪説と推理がひっくり返されるのがややこしいです。
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道然寺さんの双子探偵 (朝日文庫)評価80感想・レビュー285