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最初のRPGを作った男ゲイリー・ガイギャックス〜想像力の帝国〜

感想・レビュー
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Jey.P.
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ダンジョンズ&ドラゴンズの開発者、ゲイリー・ガイギャックスの伝記。ソースのある断片的なエピソードを創作も多少交えながら1つのストーリーにしている。思ったより面白い本。D&DやTRPG成立・発達の経緯なども分かってよかった。
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桔梗屋
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『Dungeons & Dragons』を最初に知ったのは、この書でも言及されている『E.T.』の映画の中の1シーンで、1982年、中1の冬か。その後、アドベンチャーゲームブックに出会い、ポケコンでゲームプログラムを組み、シナリオを書き、立派なダメゲーマーと化し、ゲーム屋へと身を持ち崩すと。俺の転落のきっかけの根本を作ったゲイリー・ガイギャックスの生涯は、ゲーム屋としての栄光と、ゲームに無関係な数々の些事に煩わされ、転落や絶望やそこからの復活でした。まさに「ゲーム屋」のロールプレイそのもの。身体張ってる…
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Tomozuki  Kibe
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「ナード(文系オタク)の大将」・ロールプレイングゲームの創始者・ガイギャックス。70年代から90年代。オタクが社会に認知される時代・ファンタジーという分野を社会に認知された時代を作った男の伝記である。もう庵野秀明とか、こういう人たちが起業して踏む轍をことごとく踏んでいる(マスゴミからの「魔女狩り」とか、作品以南の理解のない経営陣の参加・クーデターとか)のが笑えるし泣ける。
Tomozuki  Kibe

ところで、ガイギャックスが「指輪」が好きでないのは初めて知った。あくまでも商品としての売り上げのためのエルフやドワーフやホビット(ハーフリング)なんね。それと裏返しだが、「ファファード&グレイマウザー」の熱心な読者であることも。昔、「D&Dのシステムでは、怪力のファファードはできても、敏捷が武器のグレイマウザーはできない」て話になったんだが。

09/01 18:32
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shore
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ネタバレ日本だとTRPG自体の普及が遅くなったので、D&Dの存在すら知らない人が多かったんじゃないかという印象。できれば翻訳する際には、日本向けの解説などもつけてほしかった。
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Orange
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読んでて10代の頃を思い出した。ファンタジー、好きだったんだよなあ。ウィアードテイルズの短編集とか、まだ実家に残ってるかなあ。正月帰省するから本棚漁ってみるか。
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ぷるっちょ
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ネタバレD&Dで有名な『モルデン・カイネン』とか『ビグビーズ』とかいうキャラクターが、ゲイリー・ガイギャックス達が作っていたPCだという事は知っていた。しかし、AD&Dの版上げの結果、ゲイリーたちに著作権料が入らなくなり、その結果、ゲイリー達はこの伝説的なキャラクターに関する情報を1ミリたりともTSRに公開する事は無く、D&D3.5版や4版で公開されている『モルデン・カイネン」etcのデータは門外漢のデザイナー達が後付けで創作したものだと初めて知った。
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nybb
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正直、読みづらく、すんごい面白いっていう本ではないのですが、資料として読むんならいいかも。 TCG系の人には最後の方の章のTSRの最後あたりは興味深いかも。
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ラビ
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D&Dを作りし男。 世界を作りし男。 TRPGを作りし男。 オタク文化の礎を築き上げた男。 映画を、小説を、ファンタジーを、SFを、全ての創作物は、全ての「ゲーム」の楽しさを教えてくれた男。ゲイリー・ガイギャックス。 この男の成果を日本人は全員必ず体験しているはずだ、それほどまでにこの人物は偉大で、巨大なのだ。 何しろ本当の世界を作って、その死後もその世界は生き続け、また世界は拡がりを見せているのだから。 この本は全てを作ったのにも関わらず、脚光を浴びていないゲイリー・ガイギャックスの一生を追う一冊。
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Myrmidon
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D&Dを作った男、ゲイリー・ガイギャックスの伝記。再現フィルム風に進むが、関係者へのしっかりした聞き取りと誰の証言に基づくかまで明確な書きぶりで、伝記として信頼できるものとなっている。ゲイリー・ガイギャックスの栄光と挫折は、クリエイター型創業者の典型と言える。RPGを愛する自分としては、RPGが生み出された正確な経緯だけで読む価値あり。筆者は挙げていないが、日本のライトノベルもロードス島戦記やスレイヤーズなど、広い意味ではガイギャックスの系譜に連なることを思えば、まさに彼はナードの王だなあ。
Myrmidon

訳文は、おそらく原文の俗語っぽい表現や時代がかった言い回しを反映させているのだろう、やや癖があるかも。

11/15 07:22
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えいだ
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再読。D&D(世界最初のRPG)を作った男であり、また史上最強のナード(オタクに近い意味)と呼ばれたゲイリーガイギャックスの伝記。 彼のゲームへの並々ならぬ愛が伝わってくる本。仕事を失った時も、親友を失った時も、そして自分が作った会社から追い出されてしまった時も彼はゲームへの愛を忘れない。 自分の会社から追放されたというとスティーブ・ジョブズが思い出されるが、ゲイリーはジョブズよりも深く静かに人間の想像力で全世界を変えた。 決して読みやすい本ではないがぜひとも多くの人にゲイリーを知ってほしいと思う。
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6月屋
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ガイギャックスの伝記。D&DやTRPGについての記述は期待よりだいぶ少なくて残念だった。逆に言えば彼の人生には、それ以外の要素も多々あった様子。権利や契約で揉めに揉めるあたりがアメリカだと思った。文章表現が時おり妙に古風なのは原作の再現なのか訳者のセンスなのか。
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Nuts
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著者のガイギャックスに対するリスペクトがひしひしと伝わってくるのだが、発言を含め事実に拘ったせいで物語としての魅力は今一つ感じられなかった。同じ題材で別の著者によるものがあれば読んでみたい。
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じぇろポーta
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トールキンよりもパルプファンタジーを好み、自作ゲームに指輪物語のエッセンスを加えてもそれはユーザー受けを狙っただけという身もふたもなさが面白い。D&Dが商業的に成功する一方、かつての仲間の離反や訴訟沙汰等の挙句、自分が招聘した人物に会社を奪われるという急展開が実にアメリカン。ガイギャックスの評伝なので彼中心に語られるのは当然だが、脇を固める人々もファンタジーRPG文化の隆盛に大きな影響を与えた重要人物なので彼らを主題にしたルポも読んでみたい。各章はじめのリプレイが本人の人生と対応した内容なのも楽しい。
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妄想殿下
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Wikipediaにかかれた内容と大きく乖離してないので新鮮さは少なかったものの、地道な取材によって裏付けされており、資料としてよくまとまっているところが素晴らしい。 筆者の想像で埋められた部分もあるが、全てに注釈が付けられているので事実などと区別がつき大変よい。
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hika
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現在の「RPG」の源流となったD&D(ダンジョンズ&ドラゴンズ)を生み出したゲイリー・ガイギャックスの一生を丹念な取材で描き出した労作。ただ、ゲームが好きで好きでしょうがなかった男の想像力が世界を飲み込み(その過程で、数多くのトラブルや訴訟に巻き込まれ)ゲームだけに留まらず、現代社会の主要な枠組みの一つである「キャラを演じ人と繋がる」(SNS等の)システムへとなる過程は実に面白い。そして、ゲイリーの情熱が友達と楽しくゲームを遊ぶことだったという著者の視点は、ゲイリーとゲームへの愛に満ちて心地よい。
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牛と城
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小説、映画、音楽、スポーツ等々、世にこれほど様々な娯楽があるにも関わらず、なぜゲームだけが年齢、人種、性別などの諸要素を乗り越えて人と人の間に友情を築かせるのか? それは「空想上の冒険を共にし、空想上の危険を共に乗り越えるだけではなく、互いに人格の一面を露にする」からなのだろう。
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344
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D&Dはあまりなじみがないけど、中学時代にテーブルトークRPGにどっぷり。20面体ダイスなつかしい!当時はプレイするのに夢中で、制作者や関連商品などの周辺に興味が向いておらず、本書に出てくる事柄にはやや引いた目で見てしまうのだけど、自分の文化の始まりがソーサリー!シリーズだったことを思うと、ゲイリーの影響を受けたと言える。彼がいなかったら今の僕は出来ていないかもしれない。
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やま
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昔はよくD&Dで遊んでいた。しかしその開発者のことはまったく知らなかった。ゲーム好きが高じてゲーム開発者となり、世界中に影響を及ぼすというのはすごい。D&Dがなかったら世の中のファンタジー系創作物は今よりはるかに貧しいものになっていただろう。
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にじー
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ネタバレ波乱の生涯やけど、1人のゲーマーで、遊びたいゲームをデザインしたと伝わった。後半の経営騒動の話は、D&Dが儲かったという印象を強めた。日本人が読むと、鈴木銀一郎先生と年齢が近かったのかという感想もある。
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ソノダケン
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ガイギャックスはアクションの少ないトールキンが嫌いで、暴力要素のあるムアコックなどを好んだ。僕はトールキン的な「ハイ・ファンタジー」が、現代的な「剣と魔法のファンタジー」の元祖と持ち上げられるのに納得いかなかったが、ようやく腑に落ちた。僕らのよく知る現代ファンタジーの源流は、指輪物語でなくダンジョンズ&ドラゴンズであり、ウルティマやウィザードリィなのだ。
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若隠居
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ネタバレゲイリーは、ウォー・ゲームにハマり、D&Dを創り出し、それを仕事とし、会社を急成長させ追い出され、その後のいくたのゴタゴタを乗り越えて、D&Dはいつの間にか大衆文化になり、彼はついに「ナードの大将」となった。そしてRPGという大いなる遺産を残してくれた。
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すけきよ
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RPGという言葉ができた経緯をご存知? テーブルトークには触れたことはないんだけど(メタルフィギュアは集めてたけど)、ジャンルフィクションを愛好するものとして、当然、D&Dは知っている。D&D的エッセンスが、後のゲームや映画に影響大、というのも首肯できる。でも、ふと思い返すと、D&Dを創った人間がいるということを全く考えたことがない。それを創ったのがゲイリー・ガイギャックス。波乱万丈、面白エピソード満載だけど、やはり興味深いのはD&D誕生前夜。ジャンルフィクションを愛好するなら、ぜひオススメ!
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huyukiitoichi
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くっそ面白い
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akiyuki3
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僕は、僕の人生に大きな影響を与えた人のことを、意外と知らなかったんだなと思い知りました。時を経てまたこの本を楽しく読めるように、歳を重ねられればいいなと思いました。
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最初のRPGを作った男ゲイリー・ガイギャックス〜想像力の帝国〜評価68感想・レビュー24