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安部公房と「日本」: 植民地/占領経験とナショナリズム (和泉選書 184)

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hirokoshi
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2020年に「100分deナショナリズム」で紹介されてた作品は「方舟さくら丸」を観て関心を持った安部公房。満洲とか引揚者という言葉は、子どもの頃に佐野洋子の本で知った。「排他的な憎悪に満ちた言葉でしか愛国心を語れないのは日本人の特徴」「戦闘的にしか愛国心を語れない」「私の父は個人的には平和な市民であった。しかし日本人の全体は武装した侵略移民だった」「芸術が如何にその純粋性を誇っても、世界の隅々にまで行き渡って鑑賞されるには、大衆の中に浸透させる媒体芸術が使命を背負っている」あたりが特に印象に残った。
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