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斎藤さんの英和中辞典――響きあう日本語と英語を求めて

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るみえーる
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1915年に出版された斎藤秀三郎『熟語本位英語中辞典』とはどういうものだったか、に関する雑想。正規には著者が校注した新版が2016年に出てるからそれを読むと多分いいんじゃないかな。昔の英語の解釈・英文法の例文の、どうも今となってはおかしい所とか、一般的ではないところを指摘している楽しい読み物。あんまりこれ読んでても勉強してる気にならないところがいいのね。要するに個人的にはネタを拾うための本として読みました。1944年生まれの著者でもわからない漢文が訳語として選ばれてたり、昔の人は大変だったんだな。
0255文字
kiora
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使ったことがないのに、日本の英語教育の先達が作った辞書についての本を読んでみた。ところどころ迷子になりそうになりつつも、20世紀初頭、日本語で頼れる情報が少ない中での英和辞書づくりへの熱意と知識と、大量の文献の中からこれぞという例文を探し出してくるというエネルギーにただただ感心、かつ感謝するばかり。昔の人ってすごいと思わざるを得ない。辞書も使ってみなければ。
0255文字
takao
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変な英語もある。
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KAZOO
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最近岩波から新版が出版された「熟語本位英和中辞典」を校訂された方が書かれたこの辞書に関するさまざまな観点からのある意味紹介本のような感じです。このような本はよほどのことがない限りあまり読まれないと思います。私はこの辞書の愛読者で最新版を含め3冊(1冊はひき潰し)もっています。のでこの著者のおっしゃることがよく理解でき、読んでいてうなづくことが多くありました。
Hiroh

「熟語本位」実家に置きっぱなしですが、今度持ってこようかなあ、と思います。

04/28 12:34
0255文字
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