形式:単行本
出版社:講談社
形式:Kindle版
【「苦手」を減らす工夫】①指示をメモする→うっかり対策。②手順を書き出す→混乱対策。③スケジュールをメモ&チェック→安請け合い対策。④物の置き場所を決まる→なくしもの対策。⑤ラベルや色分けを→なくしもの対策・混乱対策。⑥予定を入れすぎない→遅刻対策・安請け合い対策。⑦「ハイ」の前にひと呼吸おく~「自分の見通しが甘い」ことを前提として、即断を避けるのも大事。「復唱させて下さい」「ちょっと考えさせてください」「社に持ち帰って検討します」。まとめ:ADHDの特性は気力でカバーできない。対策が必要。小さな工夫を。
【やりすごす:考えても変わらないことは、考えない】<失敗したことを考えると、抜け出せなくなる>→<「取り返しがつかない」という思いがふくらむ>→<もやもやの暗い触手をはねのける。「すべては、すんでしまったこと!仕方がない」><いさぎよいあきらめが、後悔をふりはらう~考えても変わらないことは、考えない、と強く念じて、後悔を頭の中から追い出す>→<リセットタイムをつくり、心をリセットしてから寝る~今日のことは今日、明日は明日、と気持ちを切り替えてから寝る>後悔ってのはとめどなく続きがちで、それが怒りの種にも。
アンガーログの書き方①いつどこで②どんなことがあったか③その時自分が思ったこと④どんな感情を持ったか⑤怒りのレベル(1ちょいイラ2我慢できるイラ3顔が暑くなるレベルでイラ4カッとして怒声レベルでイラ)
なにかを『判断しないこと』を心掛ける。それを続ける。私以外の人の気持ちなんて、本当にわからない。勝手に分かろうとしても意味がない。理解するためには話し合いが必要だし、話し合っても当然100%の理解は無理。なんで?とか普通さぁ、とかそういう感情を極力抑えて、他人は他人とどこ吹く風で生きていけたらいいなぁ。
怒りを生む第一の感情:「うらみ」「不安」「ねたみ・羨望」「期待・希望」(「〜したい」「〜になってほしい」という期待・希望の根底には欲がある。期待・希望がかなわなかった→欲が満たされない→怒り)「悲しみ」(52-53頁)
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