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僕らの歌舞伎: 先取り! 新・花形世代15人に聞く (淡交新書)

感想・レビュー
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りまる
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ネタバレ歌舞伎俳優は層が厚いというのは本当にそうだと思う。どの世代にもスターがいるのがすごいよね。どんな役者も若い頃は立役と女方の両方を経験しているというのが勉強になった。世代ごとに立役と女方の数のバランスもあるのかも。女方のイメージがない役者さんの女方時代の話は面白い。映像でも有名になる歌舞伎役者はどういうルートで芸能界に入るんだろうと思っていたので尾上松也の話は興味深かった。役者側から出してくださいって言いにいくのか。ワンピース歌舞伎見てみたいんだけど猿之助がああなってしまった以上もう再演は無理なのかなあ。
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お抹茶
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平成28年出版の本で,15人の若手歌舞伎俳優へのインタビューをまとめた本。勘九郎・七之助の下に間が空き,尾上松也がリーダー格。玉三郎,三津五郎,吉右衛門など大物俳優からの手取り足取りの指導や言葉を貰えるのが贅沢で,本人は大変だがありがたいだろう。玉三郎「セリフを言いながら手を動かしているようじゃ、立女形にはなれない」。勘三郎は懐が大きく,目で芝居を導いてくれる。無駄を削いでいくことでお客様にとっての心地良さになる。読んでいてまじめさとひたむきさを特に感じたのは中村児太郎。著者からの激励も付いている。
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Moka
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歌舞伎、ほんのときたま見に行く程度の超ライト層だったのですが、ここ一年ほどでぐっと興味が増して、若手を中心に役者の顔と名前を覚えてきたところに本書を見つけタイムリーだなと。まえがきに「歌舞伎は役者を観る演劇だ」とあり、まさに役者を知ると面白くなるんだな、という実感があったので。 6年前でちょっと古いかなと思ったけど、今ご活躍の皆さん勢ぞろい。知っている役者もまだ見ていない役者もそれぞれの人となりを垣間見れて楽しく読めた。 まだ20代前半そこらの若者の時からしっかり考えたりそれを言葉にできるのすごいな、、
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まるま
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【再読】
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ケイ
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昨年一月、新春歌舞伎の後に読んだ時は、歌舞伎についての知識もあさかった。その後の一年間、歌舞伎を勉強し、色々な演目をみた後だと印象が変わる。葛西さんのインタビュー、適格で厳しいなあ。梅枝と萬太郎兄弟、従兄弟の隼人、種之助、そして新吾、巳之助の語ることに改めて興味を持った。菊之助・幸四郎・海老蔵世代の前が、勘三郎や三津五郎の早すぎる死で歌舞伎の未来は?と心配されたが、その危機感がその上の世代 仁左衛門・吉右衛門・菊五郎から孫に近い世代への指導をうみ、それが結果となって出てきているのだろうか。
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chobi
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今をときめく若手花形世代へのインタビュー。この世代がまた、中堅になった時読むと面白いかもと思いつつ。ちょっと怖いのが、これだけのインタビューが揃うと、俳優によっての思考方法だったり鍛錬が比較されるなあと。あと、中堅世代と大幹部で、後進の指導に誰が熱心なのかすぐわかるという、なかなかに一筋縄にいかない本だなと。
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ケイ
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新春歌舞伎を観劇した後に読めるように大好きな読友さんが渡してくれた本。感動が原動力となり読み耽った。あの舞台にいた誰が何を語るか知りたかった。若手15人の経歴も分かりやすく説明してくれているあたりは流石に葛西さんだ。苦労は人を育てると思った。実質座長の松也⤴︎︎︎︎︎の父を亡くしてからの右往左往の努力、巳之助の意思には感心した。素直に芸に精進する壱太郎や隼人のインタビューには、舞台での彼らの演技に通じるものを感じる。彼らの言葉に出てくる仁左衛門と吉右衛門の大御所としての責任感もみえてきた。
0255文字
まるま
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【再読】
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FrozenSky
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壱太郎君大好き(*/□\*)今年の地方公演楽しみ((o(^∇^)o))
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UN
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このところ歌舞伎に食指が伸びないのでご無沙汰なのだが、若い世代が伸びているのだろうなと(伸びていてもらわないと困るわけなのだが)思い、とりあえず読書。ただのインタビューに終わらずに、葛西さんの評が面白い。松也さんは昔から上手かったけれどね。壱太郎くんもうまくなったなと思った記憶あり。
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K
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勘三郎と三津五郎が鬼籍に入ってしまったという事実の重さを、彼らの話を読んでいると感じずにいられません。
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あまね
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松也から4代目橋之助までの、20代を中心にした次世代の新芽たち15人のインタビュー集。成駒屋が好きなので、児太郎や橋之助の家同士の話とか面白かった。昨年、念願の新春浅草歌舞伎を見ることができ、そのメンバーも多数登場したので、これからの成長を見守るのが楽しみ。仁左衛門、吉右衛門、玉三郎などから教えを乞う話も興味深い。児太郎が玉三郎から「阿古屋」を教わってるですと⁉️ それはぜひ見たい‼️ 隼人もこんなにテレビに出る前から目をつけてたのだが…。彼らが本当の花形になる頃、歌舞伎はどうなってるかな。
あまね

地元でやる巡業の芝かん(字が出てこない)襲名披露公演のプレセミナーで、葛西氏の講演を聞く。図書館本じゃなかったら、サインもらえたのに…f(^^;

07/11 20:33
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絶間之助
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昭和60年生の松也から、平成7年生の橋之助まで。若き役者15人を元NHKアナウンサーの葛西氏がインタビューする。本として記録に残るためか、若手は改まった感じになってしまって、どの子も一生懸命、真面目に取り組んでいます、と言う内容に終始していました。役者を続けるのかどうか、歌舞伎はこのままで良いのか、葛藤はあまり感じられません。面白かったのは、吉右衛門、玉三郎、三津五郎、すぐ上の猿之助、染五郎、菊之助もよく教えているみたいです。また阿弖流為、串田和美などの新作は、若手に良い刺激になっているようですね。
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はちがみっつ
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これからの歌舞伎界を背負う若手15人へのインタビュー集。芸談ではなく、今後の展開を主に聞いている。葛西アナウンサーの会話の誘導が目に見えるようなインタビュー。今後10年20年で、ちゃんとした芸を確立して、同じようなインタビュー集が出るなら、それも面白そう。
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hidehi
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若手歌舞伎俳優のインタビュー集。想像以上に真面目にきちんといろいろ考えて歌舞伎に取り組んでいるのがわかる。一所懸命さと若さの持つ高揚感がとてもよく伝わってくる。読むとなぜか明るくなれる。自然な爽やかさが感じられていい。
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s
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次代の花形15人のインタビュー集。松也、梅枝、歌昇、萬太郎、巳之助、壱太郎、新悟、右近、廣太郎、種之助、米吉、廣松、隼人、児太郎、橋之助。一人一人の人柄が滲むと同時に、誰に、いつ、どんな教えを受けたのかを具体的に聞いていて、芸の継承や人間関係が分かって興味深い。本人以上に、おじさん、おにいさん(歌舞伎では先輩をこう呼ぶ)の人柄が伝わってくる。特に2012年に亡くなった中村勘三郎の名前が繰り返し出てきて、一人の役者としてだけではなく、若い世代の導き手として非常に大きな存在だったことが分かる。
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きみー
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海老蔵、染五郎、猿之助などなど今をときめく花形世代の次、20代を中心にこれからの活躍が期待される15人の役者さんのインタビュー集です。これだけたくさんの同世代かいる、ということがすでに財産でありつつも、互いを好敵手として良い成長をしてもらいたいと、ただ側から応援する身としては思う次第です。巳之助さんのネット批評への対応の仕方や、皆さんの歌舞伎以外の活躍などを通して、今の時代でどう歌舞伎を継承し、発展させていくのか楽しみですね。
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