形式:単行本
出版社:太田出版
形式:Kindle版
母との絶縁、義弟の自殺、夫の癌――。写真家・植本一子が生きた、懸命な日常の記録。
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植本さんは自由じゃないと死んでしまいそうだけど、それと同じくらい孤独だと死んでしまいそうなのかもしれない。常に誰かを引っ掴んで振り回してる気がする。
こんにちは。私は村田さんの件、村田さんに同情してしまいました。最低賃金以下で都合良く使っておいて、真剣に悩んでいる村田さんに対してあの言い様はあり得ないと感じました…
こんばんは。私も村田さんの気持ちに寄り添ってしまったというか著者に対してなんか嫌だなと感じてしまいました。でも読み進めてしまう、小説でもないのに先が気になってしまうという、この引きつけられる感じはなんなんでしょうね…
夫の手術と入退院(現在進行形)、自殺した義弟と同居していた親父、二人の娘の子育て、仕事のことなど日々の出来事を綴っている。毎日毎日どうやってこれだけの分量の日記を書く時間を捻出したんだろう。そこが驚きだ
それにしても、ECDがこの文章から遠からずこの世を去ることを知っているのに、もしかしたら意外と長生きするんじゃないか、とか読みながら思ったりしてしまうのは不思議だ。別のところではもうすぐ死んじゃうんだな、と涙ぐんだりする。植本さんの情緒不安定さがうつってしまったかのようでもある。
「好きな人ほど、相手に対して期待していました。でも、期待するからこそ、自分の思い通りにならなかった時、勝手に傷つき、ぶつかります。相手をありのままに受け入れるという事は、どうしてこんなに難しいのでしょうか。」あとがきの言葉が頭に残る。
石田さんは普通以上に家事や育児をしているのに不満なのかと思っていたが、石田さんのおかげで自由が生まれていたことに気付く。偉そうに言える立場ではないが気付くのが遅いと思ってしまった。
頻繁に友人にシッターを頼んでいるが、いくら仲が良くお礼をしていてもトラブルになったりしないのだろうか。
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植本さんは自由じゃないと死んでしまいそうだけど、それと同じくらい孤独だと死んでしまいそうなのかもしれない。常に誰かを引っ掴んで振り回してる気がする。