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日本の武器で滅びる中華人民共和国 (講談社+α新書)

感想・レビュー
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Naota_t
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#2090/★3.1/中国をやっつけるには、機雷が一番効果的という主張が、題名で言いたいこと。本文でアグレッシブな内容が多いが、参考になる部分もあった。例えば「この世に対等の二者などありえず、すべての個人にも国家にも一番からビリまで序列がある」(p58)「自分と似ているように見える他者が得ている能力や収入は、自分にもあるのが当然」(p106)など。このような感覚が、佐藤優の言うインテリジェンスにあたるのだろう。表面的な知識だけでなく、他者の性質を日常行動から知ることが政治ではアドバンテージとなると思った。
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雑木林太郎
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自分の都合だけ、相手には物事を考える人物がいないとする設定、もちろん日本の外交関係も超無能・・等々の設定で成り立つ空想であれば、なるほど! と思う。単なる戯言としても突っ込みどころだらけだ。
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巳之中野 蛙(みのなかのかわず)
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ネタバレ「自誇称」であるところの「中国」や「中華」を、シナに住むシナ人が用いるのはご自由なのです。けれども、日本人がシナに対して用いたら、それは近代外交儀礼上、誤りです。幕末から明治にかけてのわが国の指導者層には、こうした儒教圏人の用語の意味についての深い教養がありましたから、決して他国を「中国」とか「中華」と呼び奉ることはしませんでした。大昔のインド人が「秦」を指して「シーナ」と呼んでいたその音声にシナ人が自分で字を当てたのが「支那」。すなわち英語でChinaと表記することに相当しています。シナがもしも蔑称なら
巳之中野 蛙(みのなかのかわず)

Chinaもまた蔑称ということ。中華民国(国民党独裁政府)からの謀略的な呼称変更工作にまんまと乗せられてしまった結果として今日のように、外務省から率先して隣国を「中国」と尊称し、儒教圏人の仕掛ける席次確認の戦いに敗北し続けている有様なのです。中共による直接侵略だけでなく、その間接侵略や人格侵略の恐ろしさを警告しようとする本書では、近代自由主義革命であった明治維新の精神に立ち戻り「中国」とか「中華」と呼ぶことはせず、最もシンプルかつ非政治的になるように「シナ」と表記することに心がけようと思います(P4P5)

06/22 02:16
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JKTP
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軍事関連の話はまったく勉強不足で、大変参考になる書籍でした。兵頭氏の見解は賛否両論であると思いますが、事実を正しく読み解き、自分の知見として貯蓄していくことで、広い見識を積み重ねることが自分の課題と認識させられました。今後も幅広い事柄に関心を持ち、感性を磨き、社会人として学びを深めていきたいと思います。 日本の対外政策についての興味が深まる良書と思います。
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たかひー
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★★★★ 著者は独自の視点、考え方を示してくれて刺激になる。
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しゅんのすけ
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ネタバレ・中共が尖閣を諦めるようトリップワイヤーとしての部隊を配置すべき ・米中間のICBM密約で日本の核の傘は剥ぎ取られている ・中国沿岸は遠浅なので沈底式機雷で物流を崩壊させられる ・尖閣防衛のためにはオスプレイより国産飛行艇が有効 …などと主張している。
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がんぞ
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日本人は「支那は、自分の損になる日本侵攻などしないだろう」と思考停止しているが共産党支配という軍事政権では政治=軍事で、平時の通商関係が軍事対決の決断に影響はしない。尖閣諸島を支那が領土とする根拠は無いが強いて言えば沖縄諸島が清朝に朝貢していた事由から海兵隊が去れば鹿児島以南をそっくり奪うかもしれない/防衛への意思は、まず部隊を常駐させること、ついで占拠された場合に他方面で反撃の手段を確保。機雷による“通商破壊”はもっとも有効で、露骨な領海侵犯に悩まされる東南アジア諸国にも供給すれば喜ばれることだろう…
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たぬき
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真綿な
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templecity
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中国近海は遠浅なので、沈降機雷でたちまちマヒしてしまう。ミサイルよりもはるかに安い費用で決着してしまうという考え。米国が集団的自衛権で軍事力を行使するには、侵略されたという位置づけが必要。そのためにも、尖閣諸島には、抗体でもよいので必要最小限でも防衛隊を駐在させるべきである。無人の島に中国が勝手に上陸しても、侵略されたという主張は認められにくい。中国は儒教的な考えて対等という考えはない。常に自分より上か下かという考えしかない。
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hundredpink
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日本の政治家には「戦争のセンス」が皆無とのことだから防衛もできない。
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やまたつ
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機雷主義と過激な内容でした。
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Shinke Taeko
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★★★★☆ なるほど
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Lesta01
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本屋で平積みされてて、思わず図書館で借りた本。そのなかで…【 米国は、第二次世界大戦末期に西日本の沿岸に12000個の機雷を投下した。「第8ハーグ条約」は、機雷を仕掛けた国が戦後にその機雷を引き上げるため全力を尽くすよう求めています。しかし、戦後の掃海と不発弾処理は、すべて日本側で実施しました。】敗戦後も先人達は、日本のために尽力されたのですね。ちなみに、ベトナム戦争でも11000個の機雷は、ベトナム人が数年がかりで処分したと…なんなんだ、ハーグ条約って
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さいごの砦
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機雷戦による閉塞作戦によって中国を内部崩壊させるため、機雷敷設能力をASEAN諸国に援助せよというのが主旨。離島防衛には既成事実を作られる前に早期対応が求められるが、そのために高価な米軍兵器に頼るのでなく、既存の国産装備を上手く運用すれば事足りるとして、オスプレイ配備に疑問を呈している。豊富な軍事学の知識を活かした費用対効果を重視した分析をしている。
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ぱぐびぃ
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題名に興味を引かれ読んでは見たが、フィクションのネタとしては面白いのだろうけれど、素人目には現実的に、この本に書かれた方法で中国に対抗できるとは思えないけれど。
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無添
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離島防衛には鳴子の紐、トリップワイヤー。機雷。新明和US2。
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zaku0087
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ためになる本だなあ。
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キリン
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前作の「こんなに弱い中国人民解放軍」は興味深く読んだけど、今回はイマイチでした。
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ぎょぎょ
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題名の意味は分かりましたが、日本政府がそれを遂行できるのかが甚だ疑問です。帯にあるように米国の核の傘は虚構であることもよく分かりました。そして核保有だけでは決して摩擦は無くならないが、核を保有しなくてもこうすれば無力化できるよという話は良く理解できました。オバマからトランプに米国大統領も代わったので、状況も少しは良い方向に変わるのではと期待しています。やはり孫子の兵法は偉大ですね。
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hirofumi
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核の傘の日米密約は、いろいろと書いてあるけど、それがあるという根拠が見えず、ちょっと意味不明だった。 機雷の話は興味深かったけど、そこに弱点があるからと言って、油断はできないよね。
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tkm66
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毎度お馴染みの『ニソハチ節』って事で爆笑しつつ読了。楽しむ為に〈百田某界隈を読んで溜飲を下げている輩〉よりは基礎教養が必要かと。
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Hydeo O.tany
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ネタバレ日本は米の核の傘の下にないが、中共を締め上げるには機雷による港湾封鎖で充分、という趣旨の本。これでは日米安保も不要となりかねないが、元々米を仮想敵国と言って憚らない氏であるから、それも当然なのだろう。日本が石油を安定して購入するには日米同盟が不可欠と信じる私は、氏の持論に同意出来ないものの、あくまで主権国家として最大限の独立性を確保しようとする氏の志向には共感できる。
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