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彩菜
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言語が記号であり記号同士の作用であるように絵画も記号同士の作用で出来ていると著者は考えます。例えばコップの水が海の再現となる。それは再現が模倣ではなく海という事物を指示し海を表示する記号となる事だから。それは分類でもあり、海という水で原子で混沌であらゆるものである対象を分析し選びラベル付けする事。ラベルはその適用対象と他のラベルを連関させ他の連関を作り分類したりされたりを通して対象を分析し世界を組織化します。それが気付かれなかった類似と差違を引き出すものであれば世界の見方を少し変えるかもしれない…→
彩菜

雪山&酒……風邪の心配の前に遭難の心配しないといけなかったのか!笑

03/21 12:19
Masa

そんな山奥ではないし雪もあまり深くはなかったですが、滑落はありえましたね。数名が落雪を頭からかぶっていました。(´∀`)

03/21 13:09
7件のコメントを全て見る
0255文字
stray sheep
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やはりこの手の本はいけ好かない笑
0255文字
u6_2u
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BADになりかけたけどGOOD
0255文字
フクロウ
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「端的な事実として、絵が何か対象を再現するかぎりは、絵はその対象の記号であり、それを代理し、それを表示してrefer toいなければならない。そして、類似の程度は、表示という〔再現にとって〕必須の関係を成立させるには十分ではない。さらに、類似は表示の必要条件でもない。ほとんどすべてのものは、ほとんどすべてのものを表すことができるからである。ある対象を再現する絵は、その対象を記述する語句と同じく、その対象を表示している。あるいは、より具体的に言えばそれを指示している。」(9頁)
0255文字
♨️
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来月から美学芸術学を専攻することになるのでその予習として。第4章「記譜法の理論」において定義される「符号」という語から、楽譜や時計や地図、スケッチなどの差異についての議論は面白かった。美的価値とは記号の美的な配置に過ぎないとか、美的経験とはそうした記号の情動を含めた認知に過ぎないみたいな後半の過激なテーゼは、当人の議論として考えると筋は通っているように読めるが、到底受け入れ難く感じられるので考えていきたい。「芸術的価値」「芸術的経験」とでも言えそうなところが全て「美的〜」と言われている部分にヒントあるかも
0255文字
Hiroki  Nishizumi
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ちょっと自分には時期尚早か‥‥
0255文字
roughfractus02
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存在や認識が前提する主体よりも主体が指示する対象に分析の矛先を向けるほうが、実在論の本質である同一性を批判できるようだ。それがタイプ化された物質ではない芸術作品ならなおよい。芸術一般ではなく諸々の芸術ジャンルと個々の作品を分析する本書は、統辞論と意味論からなる記号システムとして芸術を捉え、類似、指示、自筆性に再現、例示、他筆性を対置させながら記譜法の程度によって諸芸術を区別する。音楽作品での贋作はありうるかという問いは、記譜法の有無によって真正性の概念を導出し、記譜法のある文学作品にもそれは適用される。
0255文字
Reina SAIJO
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音楽、絵画、文学、ダンスなどの芸術ジャンルの違いを、作品の同一性を過不足なく記述する言語notationが成立するかという観点から分析した著作。読みづらいが、芸術比較論として非常に統一的かつ体系的でその点、素晴らしい仕上がりになっている。主題からもわかる通り、芸術作品の鑑賞に関わる心理学や認識論が展開されているわけではないし、まして作品の批評を行う著作でもないので、その点には注意されたい。遠近法が写実性の基準になるか、デジタルとアナログの違いはどこにあるかと言った分析も面白い。
0255文字
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