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ぼくの死体をよろしくたのむ

感想・レビュー
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ミサキ
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読みながらいろいろ考えるけど、読み終えてみるとそんなのは別にいいや、となる。物語も、それを読む私も、そのままでいいよと思える。タイトルもいい。
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アウレリア
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久しぶりの川上弘美ワールド。とても良い。ほんわか甘酢っぱい切なさ。他の誰もが書けないちょっとした色っぽい文章。
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?
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風邪引いた時に見る夢みたいな奇妙さがあった 作者のこの世界観、インスピレーション何から得てるのか気になる
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なつみかん
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この不思議なテイストの18編が愉しかったのです。
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もっくん
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うっすら太陽がのぞく冬の曇り空のような作品。 静かだけど、どこか現実離れした感じが旅行中に読むには良さそう。 数年後にまた読むことになる予感がしている。
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ゆう2
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この読点はnot for me
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朱
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小さな愛が沢山ちりばめられていて、 それでいて川上弘美の世界が広がっていた。
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はさき
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どこかのだれかのふしぎな話たち。じんわりあたたかくて、気にするほどじゃないけどすこしさみしい。
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サビ山
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ジャンル不定のショートショート集。短すぎて入り込めないうちに終わっちゃうなぁと思いつつ読み進めていたら、ポツポツと好きだと思う話が出始めた。そんな「自分の好きな話」を見つけて大事にしてたまに読み返す、それがこの本の楽しみ方だと思った。お気に入りは「二人でお茶を」「憎い二人」「土曜日には映画を見に」、一推しは「無人島から」。「じゃ、どうして結婚したの」-「一度、してみたかったから」「恒子さんは、わたしのこと、好き?」-「好きよ。好きに決まってるでしょ」この2つのめっちゃ良い会話が含まれてるから。
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まりあ〜本読むver.〜
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なんか読むの難航しちゃったかも  しっかりSFの短編やから世界観掴みきれないまま各編終わった感あった 自分の読解力不足か想像力不足か好みか、なんか手応えがあんまなかったな  良いラクダを得る が一番共感できて好きやった
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Akimiring
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焦って読む本じゃないですね。私は半年かけて読みました 個人的には死体集めてる女の子が好きです。
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テレワーク大好きっ子
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どれも短くて読みやすくて内容も良かった!たまに、勘違いかな?ってくらいうっすい繋がりが物語間にみられたけど、多分あまり繋がっていない(^_^) お気に入りは、「二人でお茶を」「なくしたものは」「憎い二人」「いいラクダを得る」 これら4つは読んでてホッコリした。 「土曜日には映画を観に」と「廊下」は、読んでて切なかった。特に前者は刺さるものがあった。
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ケイト
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相変わらず素敵だった。
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あり
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ネタバレ川上さんらしい短編集。川上さんの文章がわたしはやっぱりとても好きです。本当に"正しい"ことなんてきっとそんなに多くないのだと思う。愛おしいことを、一所懸命抱えて日々を生きていきましょう。「その人への恋は、誰にも言う必要のないものだった。その人自身にさえも。」(16) 「『さみしいけど、悲しくはないから、いいの。』」(122) 「『お金の多寡の話って、下品になるから、したくないわ』」(174) 「弱いっていうことは、とても強いことなんだな。」(175)
あり

「会わなければ、薄くなってゆくのに。」(191) 「...会いたいな、と、突然思う。でも、会えない。会えないのは、楽だな、とも思う。」(193)

10/27 17:50
あり

収録作 「鍵」「大聖堂」「ずっと雨が降っていたような気がしたけれど」「二人でお茶を」「銀座 午後二時 歌舞伎座あたり」「なくしたものは」「儀式」「バタフライ・エフェクト」「二百十日」「お金は大切」「ルル秋桜」「憎い二人」「ぼくの死体をよろしくたのむ」「いいラクダを得る」「土曜日には映画を見に」「スミレ」「無人島から」「廊下」 ・・・「二百十日」「廊下」が特に好きだった。

10/27 17:50
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rin
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★★★★★
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みきてぃ
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ひとつひとつ丁寧にひろいたいと思った作品。 なんとなく、死の魅力ってすごくわかるなあとおもった。 家族、生命、あたりまえのことをあたりまえと受け取らないひとになりたいような気がした。
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ちゃきちゃき
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最初の話が一番好きだな... 夢見たい不思議な雰囲気が好き
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空の落下地点。
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この本は2017年に出て、彩瀬まるさんの『あのひとは蜘蛛を~』は2015年に出てる。彩瀬さんは川上さんを尊敬してたはず。連載は2014年。連載段階で目を通してた可能性もある。失くしたものは光る、欠落は光る。オマージュと言ってもいい。犬の魂は天国へは行かず、良心として人間に宿る。言い換えれば、犬が天国に行けないのは、人間の心が汚いから。犬を成仏させたければ良く生きましょうという教訓まで含んでて名作。もちろん彩瀬さんの方も名作。名作同士で響き合っている。ななおと和田さん、不在も含めて恋愛の現在進行形である。
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りんご
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ネタバレ図書館本。不思議な世界観の短編集で、初めて読む作家さん。 好きな話はなんでもスペアにしないと気がすまない主人公とそのスペアをぶっ壊す兄が出てくる「ずっと雨が降っていたような気がしたけど」かな。ふわっとしつつも現実的な話なのかと思えば、急に「魔法」「儀式」とか出てくるので「おおっとぉ?!」となった。(笑)言い回しが好きだなあと思う箇所がちょこちょこあり、理解しがたいとこはあれど雰囲気は好き。短編に同じ人物名が出てきて「繋がるの?!」と思いきやそこまででもなく、するっとすれ違った感じ。
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アラサー保育士限界同人女
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めっっっちゃこのテイスト好き。 SFが絡んだ短編集だけどテーマがあくまでも人間関係なのがめちゃ良き…。何編か繋がってるけど一貫性があるというよりは、たまたま同じ雰囲気の夢を見た、ってくらいの読了感。村田沙耶香さんの現実に寄り添った狂気じゃなくてこう、夏目漱石の『夢十夜』に近い感じ。伝わる?そう、私は色んな作家さんの夢十夜が読みたいのであった…なんか夢の中で当たり前に大切な人と目が合うような切なさがどうしようもなく好き。現実ではこんなに純粋に誰かに想いを寄せることって本当に難しいからこそ、読書は偉大だ。
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ちゅに
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ネタバレ怖そうなタイトルだけどほっこりする短編集。現実離れした世界で起きる話もあるけど、すんなり読める。「土曜日は映画を見に」が良かった。世間が押し付けるいろんなものを、拒絶するでもなく、同調するでもなく受け止める。人と比べない自分だけの幸せが一番の幸せだと思うけど、それってすごく難しい。
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アリュール
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⭐️
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わたしは元気
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短編集。 読みやすい。でも、心に残るお話は、なかったかな。
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ぽけっとももんが
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避けていたわけではないけれども、川上氏の本は今まで手に取ったことがなかった。先日読書会で紹介されたのでこれはいい機会。なんだか水を挟んで見ているような不思議な距離感の短編集。会では一編の簡単なあらすじを聞かせてもらったのだけれども、読むと印象が全然ちがって、個人のフィルターを通す面白さと言語化の難しさも味わえてまた楽しい。
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莉都
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ネタバレ少し不思議なお話が盛りだくさんの短編集。 これはジャンル何になるのか…… モヤモヤする不思議じゃなくて、 よくわからないけど 何だかほっこりする不思議って感じの内容でした。
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ようへい
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市場に行く人の波のなかで、すれ違う人々。あなたにとって私はちょっと振り向いてみただけの異邦人、なのかもしれない。しかし、私にとっては違う。あなたは溢れ出る想像の源泉なのだ。もしかしたら、あの人はこんな秘密を抱えていて、今はこんな危機的状況に陥っていて、この後こんなエクストリームな展開を迎えるのかもしれない。そんな様な日常との接線とその向こう側にある無限の空間を感じずにはいられない素晴らしい物語の数々でした。ムーミン好きの私にとって「二人でお茶を」がたまらなく好みでした。
ようへい

引用:久保田早紀, 「異邦人」

03/30 07:56
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おゆき
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ネタバレ川上さん初読み。18篇入った短編集。丁寧で優しい語り口で、切ない終わりが多い印象。ちょっと突き放してくるような話も多いと思った。でも悪い意味じゃなくて、後は自分で頑張んなさい! ってぶっきらぼうに励ましてくれる感じ。「ルル秋桜」「土曜日には映画を見に」「二人でお茶を」が好き。切り抜きの死体に名前つけてるの否定しない先生、羨ましい。誰かが受け入れてくれるのはやっぱり安心するよね。
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治野
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印象的なタイトルに惹かれて手に取った。面白すぎる。
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Yoko Oishi
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寝る前に読んでた短編集。タイトルに惹かれて読み始めたけど、なんだか良い気持ちで寝られるものばっかり。なんていうか空気感が好き。
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キャロル
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ネタバレ久しぶりの杏子
キャロル

「風が吹いて、何かの匂いをはこんできた。それはきっと、失われたたくさんのものの、きれいなきれいな匂いだ。何を自分がなくしたのかさえ、まだあたしにはわかっていない。それでもあたしは毎日唱える。なくしたものを、どうか見つけることができますように、と。」

01/07 14:09
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のん
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なにが、どれがとうまく説明が出来ないけれど、余韻が良い短編集だった。ナナオが実はまだモテモテだとか、そろっと居なくなってしまう人が多くて寂しいとか、弱いことを受け入れる姿勢とかそのまま受け入れる曖昧さを優しいと思える。いいラクダを得るの逆行サークルなんて意味がなさすぎて素晴らしいし。憎い二人も良かった。うん、良い短編集だ。
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せい
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「土曜日には映画を見に」が好きです。 ゆるやかで温かい、自分まで心が静かになるそんな短編でした。
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ふじさん
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18篇からなる短編集📕 タイトルから想像出来ると思うけどなかなか不思議でちょっと不穏で 少し奇妙で結構平凡でかなり奇天烈で普通の日常がふと非日常になり、日曜の夕方のように何処か心ぼそい 久々の川上弘美さん 良かった☺️ 「二百十日」「ルル秋桜」「廊下」が特にお気に入り🔖
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つな
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「二百十日」「ぼくの死体をよろしくたのむ」が短編の中でも、心に響いた。日常の中の少しの偶然や不思議。
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han
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2023年47冊目/黒は仕事のこと、青はプライベートのこと。赤は忘れたくない会話や、ものすごくきれいな満月のことや、荒れた海を見た時のどきどきした気持ち、などのこと。緑はどれにもら当てはまらないその他のこと/ぼくの死体をよろしくたのむ。58歳、結婚したことはないというけれど、その年でいまだにいつも男の影がある。髪は白髪まじりのベリーショート、必ず真珠を身につけている。ピアスか細身のネックレスのことが多い/毎日どんな生活をしてるんですか。比較的、人間的な生活/
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chRono
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「ずっと雨が降っていたような気がしたけれど」「廊下」「鍵」が好みだった。連作かと思ったけれど、ななお、は何者だったんだろう
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こに
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恋愛小説からSFまで、ジャンル分け不能な奇妙で愛しい物語18篇を収録。 個性的な人、変わった人が多数登場します。 けれど皆、自分は「普通」と思っています。 誰もが自分のことを分かっていると思っているけれど実は全く分かっていないのです。 人間って面白いですね。
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ぺん
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ネタバレ最近、ノンジャンルの短編集を読みたい気分だったので、この作品はドンピシャでした。普通から少し離れた人々のささやかで愛らしい物語。とても味わい深く、それぞれのその後を想像するのも楽しかったです。ゆったりと身を任せて読んでいると、忙しない日常から離れて気持ちが凪いでいく、非常に心地よい時間でした。「大聖堂」、「なくしたものは」、「バタフライ・エフェクト」、「いいラクダを得る」、「土曜日には映画を見に」が特に好きでした。
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そば
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大阪旅行のときに買った本!ライブ前、飛行機の中、そして帰ってきてから読んだ〜!1つ1つ短いお話なのにどれも印象的で良かった 結構設定が変わってるのとかもあるけどすっと入ってくる 文体も読みやすくて好き
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