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水出しの紅茶がゆっくり色づいてボトルの中は夜の公園/つま先からざわめくような夏が来て入道雲があんなに高い/目薬を点すのが上手いとほめられて夫の前では得意気に点す/ねこ鍋が見たくて床にありったけ土鍋、鉄鍋並べてみたり/ありがとう もう学生でない君の口から何度もこぼれる言葉/パンケーキの膨らみほどのうれしさよ助手席にある君の横顔/あたたかな春の陽射しが待ちきれずカーテンレールるるると鳴った/「変わりない?」と遠き息子にメールして海の匂いの返信がくる/光射す冬のサドルを少しあげあなたが失くした釦をさがす
レコードに針を落として待つときの余白のような遠い記憶は
気ままに気になったものを読んでいます。ミステリー、SF、青春もの、短歌が多め。漫画やノンフィクションも開拓していきたいです。最近多忙で感想書けていませんが、いつかちゃんと振り返りたいなと思っています。
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水出しの紅茶がゆっくり色づいてボトルの中は夜の公園/つま先からざわめくような夏が来て入道雲があんなに高い/目薬を点すのが上手いとほめられて夫の前では得意気に点す/ねこ鍋が見たくて床にありったけ土鍋、鉄鍋並べてみたり/ありがとう もう学生でない君の口から何度もこぼれる言葉/パンケーキの膨らみほどのうれしさよ助手席にある君の横顔/あたたかな春の陽射しが待ちきれずカーテンレールるるると鳴った/「変わりない?」と遠き息子にメールして海の匂いの返信がくる/光射す冬のサドルを少しあげあなたが失くした釦をさがす
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