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本屋、はじめました: 新刊書店Title開業の記録

感想・レビュー
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たま
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この時代に、本屋さんをありがとう。
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ぽつねん
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本屋Titleの店主さんが、自分の書店開店~その一年後までの状況を手ずからまとめた本。リブロ退職後にどのようにして新刊書店を設立したか(事業計画書や取次との繋がり、店舗探し、什器の入手方法まで!)というハード面と、どのような想いで本を売るというライフワークに取り組んでいるかのソフト面についてかなり詳細に書き記されている。先に設立8年目に書かれた「しぶとい十人の本屋」を読んだので、ご本人はそもそもこんな働き方をして来られた方なのかと知り衝撃。今ある意味ブームになっている類の新刊書店の原点を見た思い。
ぽつねん

学生の頃に京都の恵文社によく通っており、そこで「書店の棚の前で予想外、かつ一生ものの出会いをする楽しみ」と「本に関連する展示でこれまで知らなかった世界が拓かれる経験」を愛する人間に育てられたように思います。良い書店は本好きを育てるという意味でも、本を愛する方がこのように書店を営んでくれていることに感謝。

10/23 19:22
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ネギっ子gen
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【個人店において皆のための店を標榜することは、結局誰のための店でもなくなっていることを現わしているのではないか】荻窪の新刊書店「Title」店主が書いた、町の本屋のつくり方。堀部篤史さん(誠光社店主)との対談を収録。2017年刊。<最近思うことは、「切実な本」こそ売れているという事です。「真面目な本」と言ってもいいかもしれません。著者が書くしかなかった、自らの底と向き合い、編集者がその想いを汲み取るしかるべき形で包み、それを丁寧な販促で伝えていく。マーケティングの発想からは、そうした本は生まれない>と。⇒
ネギっ子gen

【「毎日のほん」で「本を紹介するのが本屋の仕事」とい、前から思っていたことを形にできた】<ウェブサイトを開くと、トップページの右端に「毎日のほん」というコーナーがあります。そこでは毎朝8時になると、その日の日付と、その日紹介する本の書名、著者名、出版社名、140字程度の紹介文が自動的に更新されるようになっています。140字程度というのは、ちょうどツイッターで紹介できる程度の文字数ということです。>と。わたしは、この書評を一冊の本にした『365日のほん』によって著者を知った。その見事な紹介文の数々に唸る……

10/09 09:18
ネギっ子gen

【その日に入荷した新刊やロングセラーを、写真をつけてツイッターで紹介】<そこでは、「その本はどこがすばらしいのか」ということを考えながら短い文を考えます。文章がよい、装丁がその本と合っている、その本の言わんとする考え方がすばらしい、今、出版されることに意義がある……。その本を手に取り、ぱらぱらめくって眺めながら、思い浮かぶことを2、3のセンテンスにして言い切るのです。またその際には、なるべくその本の帯などで宣伝している文句とは重ならないように気をつけています。表紙の写真を撮り載せているので>、と。そう……

10/09 09:20
3件のコメントを全て見る
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koji
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ちょっと大げさですが、これは今の私を変える1冊になりました。たまたま日経新聞夕刊の連載「人間発見」(7/16~19)を読んで、辻山さんの生き方に興味を持ち、この本を手に取ったのですが、予想以上の内容の濃さに驚きました。これは本の未来と実践的なスモールビジネスとしての起業を考える本です。特に起業。辻山さんは、どんな小さな事も、常に「あるべき姿」から考えクールに費用対効果を見極め経営判断をしていきます。何度も、これが起業!と膝を打ちました。この姿勢を一回り下の著者から教えられ、私の生き方も一段階段を昇りました
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kazuさん
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Titleという店名の本屋を開業するまでの著者の軌跡が描かれている。パリのシェクスピア・アンド・カンパニー書店やサンフランシスコのシティライツブックストアなどの名店を目指し、大型書店で十分な研鑽を積み、カフェも併設して店を開く。巻末には、初期投資計画や営業成績表まで添付されていて、著者の理想を実現するための、緻密な思考が見て取れる。さらに書店開業の厳しさが実感できた。
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みきすけぶんぶん
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大手書店に勤めていた著者が、個人で新刊書店を開店するまでと開店して一年ほどの間の話。私は本屋を始める気などないのだが、面白く読んだ。お仕事小説としても読める。 一番面白かったのは、棚を作っていくところ。何を仕入れて、個性みたいなものを出していくのか。でも他店と似たような個性に陥っていないか。でも個性的過ぎてもよくないとか色々。 Titleのことはこの本で初めて知って、WebShopをのぞいてみたが興味深い本がずらり。でもやはり実際に手に取ってみたいのだよなあ。だから本屋はなくならないでほしい。
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まるよし
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YouTubeで紹介されていてすぐ購入。本屋➕カフェへの憧れはあるが、その背景には並々ならぬ努力と経験、人脈が流れていることがよく分かった。そして綿密な計画がないと成立しないことも(採算もしっかり取れているのがすごい)。世の中に楽な仕事なんてないですよ。 地方の個人書店はほとんど消滅。学校帰りに寄り道した記憶、今の地方の子達にはないのかも。
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manami
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町の本屋さんがどんどん消えて行く今、逆におしゃれな本のセレクトショップやこだわりのある個人書店がぽつぽつうまれてきてはいるけれど、経営は本当に厳しいものであることがよくわかる。大手書店で働いていた著者だからこそ、書店をはじめるまでの細かな準備や戦略や著者ならではのネットワークをいかした物語が、具体的でリアルで、とても面白かった。売れている本が「佇まいは静かだが、そのなかに秘めたものがある替えがきかない本」という言葉に、著者のお店の魅力が伝わってきた。
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owlsoul
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現状に行き詰まりを感じた時、ふと「小さなブックカフェでもやりながらのんびり暮らしたい」といった衝動に駆られることがあるが、そんなときはこの手の本を読んで現実に立ち返るようにしている。物事を成すには時間の蓄積が必要だ。ホリエモンが「寿司屋で修行するのはアナクロ」といった話をしているが、修行とはノウハウではなく、時間の蓄積のこと。数や時間を重ねることで実社会での感覚や人脈や信頼が培われていく。その蓄積を飛ばして結果だけを求めるのは間違い。本書の最後、『東西本屋店主対談』で交わされる、そんな鋭い指摘で目が覚めた
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特盛
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評価4/5。恐るべき厳しい事業構造(メディアシフトトレンド・粗利率22%・インターネット通販/大手への集約)から本屋を開業する個人はほとんどいない時代だ。元リブロ池袋の1000坪もマネージした名物書店員による著者の、本屋開業記。大型書店の内情、起業の動機、実際の苦労、喜びが綴られ、本好きにとっては物語としても非常に面白かった。損益計算書や開業時の事業計画まで語られる。憧れても自分には本屋は無理だなぁ(本を読む時間が全くなくなる)。でも本屋は凄い仕事だ。世の中の全ての書店員さんに改めて敬服したい!
特盛

自分の好きな本だけ集めて客が全く来なくても良い、本屋。そんなものなら本を読む時間がとれるかもしれない。それは人に売っても良い、書斎という形態か。恐るべき傲慢な。昔小学生から毎日通っていた古本屋がそうだった。世捨て人の様なおっちゃんがひたすら本を読んでいて、合間に接客していた。憧れだった。時代の波に溺れ、もうとっくに無くなってしまったが、懐かしい。 働かなくても良くなるほど稼ぎ切った後の夢だな。

02/23 17:31
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もちお
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週1日しか休みがなく、その1日も仕事で潰れたりするのだそう。ただその仕事が好きなことだから苦ではないのだろうなと思う。思ったより忙しそうだが、羨ましいなと思う。本を読む時間はとれるのだろうか?やはり全くの書籍の門外漢がいきなり本屋をやるのはだいぶ厳しそう。それでもやりたいという情熱がないと。
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飼い猫の名はサチコ
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先日読んだ『本のある空間採集』で知った荻窪の本屋Titleの店主・辻山氏の開業の記録。本が売れない時代に個人で新刊書店を開業する例は殆ど無いのだそう。個人店が<みんな>のための店を目指しても、結局誰のための店でもなくなる。町の中で、一定の人達に支持される品揃えで、本と出会える良き空間を作り、興味を惹く本やイベントを積極展開することが肝。お気に入りの本屋で時間を過ごし、とっておきの1冊を手に入れる体験が価値なのだな。辻山氏のWebやXも見てみた。本への愛がすごい。来年、お店に行ってみることにしよう。
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Yuka
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仕事が忙しくなると現実逃避的に本屋のなり方的な本を手に取る。今回もそう。笑 独立からオープンまでの流れがリアルに詳細に描かれていて本屋で働いた経験のない私でも流れを想像することができた。 想像できたからできるというわけではなく、物件探しから改装、本の仕入や返品作業の全体像を知ると、自分にできるかな‥と冷静になる部分も多かった。 とはいえ夢に抱いたまま死ぬのも嫌だし人生100年だしと思うと、どこかの書店バイトで修行してみることだけは絶対にやろうと思った。
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ちばひなこ
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事業計画までのっていて、本屋、大変なのはわかるけど、やってみたくもなった
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レモンチューン
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ネタバレ再読。東京·荻窪にある新刊書店Titleの店主·辻山良雄さんが開店する前の自身の歴史から開店に至るまで、そして開店してからの振り返りも綴っている。日常の場所、人達とは離れ、いつもとは違う世界を覗く時間。自分が苦しくなった時にふと書店に入りたくなる。そして出逢った1冊を手に取ると、幸福な気持ちになる。本書ではお店の凛とした静けさが店主の真摯な姿と重なる。東京が遠方である為、中々直接お店に伺う事は難しいが、いつか伺ってみたい。
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tikki1208
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某大型書店を長年勤めていた著者が、自分の本屋をつくる。実際店舗を持った時にかかる費用感や、事業計画書が最後に載っているので、自分が作るにはどうすればいいのかということがイメージしやすい。
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もと
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個人書店のリアルを余すことなく語られている。正直、厳しい。好きじゃないとできない。だけど、それが羨ましくもある。起業のリアルを追体験できるから、とても勉強になる。同時に厳しい社会だなって思う。実際に行ってみたけど、とても居心地の良い本屋でした。
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akarick777
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本屋を始める人の熱意と、開店までの経緯がすべて網羅された本。本屋が大好きなので、読みながらワクワクしました。
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kou
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書店…大好きな場所。と言いつつ各地の書店を見て回るほどの熱量はないのだけれど。でも新刊書店の日々のルーチンを垣間見ることができたり、店を持つ人がどんなことを考えているのか感じとることができたので、これも成長。何より辻山さんの本、店、客に対する静かな誠実さが読んでいて心地よかった。毎日の本、楽しみな時間。ぜひ訪れてみたい。
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えり
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本屋の経営や作業について学ぶために手に取ったが、どういう本が売れるかなどさまざまな情報が含まれていて面白かった
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snoringdog
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先日、Titleを訪問して本をゆっくり選び、今読みたい、と心ひかれた本を数冊買って帰り、その後この本も読みました。ああ、こんな風に考えられて開かれた書店なのだ、ということを知ることができて、改めて味わい深い想いがしました。なかなか行けない距離ですが、また行きたいと思います。今住む街にもこのような書店が本当にあってほしい。。
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な
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神保町ブックセンターの本に関する本特設コーナーで見かけた本。本屋さん、やっぱお金もセンスもツテも努力も必要だから大変ね。服屋さんみたいに店員さんが寄ってくる本屋さんはないってのはたしかにwってなった。そんな本屋さん嫌だけど行ってみたい気もする。今日は行くぞ!って気合がいるけど…
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ヘジン
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著者がリブロ勤務を経て独立し、荻窪で開業する過程を記した本。このご時世に楽な商売ではないだろうけど、本書は起業を目指す人はかなり具体的な手順が書かれていて参考にできるし、その気がない自分も書店業界を垣間見ることができて非常に興味深かった。書店の肝は私にとってはやはり自分好みの品揃えかどうか。Titleみたいな店が近所にあれば通い詰めるのに。ウェブサイトも素敵。自分も店頭にPOPは要らない派。著者は偶然にも子供の頃ごく近くに住んでいたようで、行きつけ書店が100%かぶっていて冒頭からテンションが上がった。
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てつこ
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本に携わる仕事というと出版社というイメージだったが、本屋が真っ先に思い浮かんでもおかしくない。本は好きだが、本屋で働いてみたいと思ったことがなかった。おそらくどんなに好きでもこれだけ沢山の本を紹介できるとは思えないからだろう。本に携わる仕事がしたい、本屋を開業したい人には参考になると思う。旅先でそこにしかない本屋に行くのは楽しみだ。街の本屋が昔より減っていく中で、工夫して生き残る書店が増えてほしい。本屋のない街を想像するとぞっとするので、購入の際はこのような本屋を利用したい。
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黒木文庫
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今の仕事への興味・意欲の低下とともに、最近無性に本屋を始めたい気持ちにとらわれている。有名書店で働いていた著書でさえ、これほどの悪戦苦闘を重ねている。何の知識もない自分にできるのだろうか?とりあえず、今できることをやろう。これまで以上に本を読もう。
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Natsuko
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図書館イベント棚にて。辻山氏が長年書店勤務後開業した荻窪の個人書店「Title」。淡々と読み進めるも、吉祥寺夏葉社島田氏が協力とか、西荻の「松庵文庫」の棚のブックセレクションも手掛けていることを読み、頭の中の知識が繋がり始めて俄然面白くなった。本の並びやレイアウト、ギャラリーはもちろん音楽、照明、ブックカバーにいたるまで店主のこだわりを読み、これはぜひ一度覗いてみたくなった。当然経営って大変そうだが、個人で本を売ることは数字の積み重なりでなく「情緒に近づく」そう。その心境一度味わってみたいものだ。
Natsuko

仕事についての考え方にも共感。働かずに生きていけたらいいけど、財産あるわけでもなし、何かしら生業を持たなければいけない。どうせ仕事するなら好きなことがいいけど、好きを仕事にしたとしてもバランスが意外と難しい。でも、自分の仕事が「必要」だからやるという考え方なら、心が満たされる。

07/22 13:14
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malico
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数字が、明確で想像しやすかった。 SNSで悪者にされがちの取次の役割もちとわかった。 最後の対談であった、蓄積とは、そうよなとしか言えない。元々大手で凄い書店員さんだったそうなので重みが違う。地元の本屋にもこんな定員さんいないかな。 けど、私はこんな感じの個人経営の店がちと苦手なのだ。 客のことをお客さまと統一して書いてあったことに意識を感じた。
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マーク
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31 なかなか。でも本屋、楽しそうだが、簡単ではないね。 ●高野文子、内田樹、高橋源一郎、井伏鱒二、石井桃子かつら文庫 ●粗利22%→30直接取引 ●岡潔 数学を志す人に、野尻抱影 星は廻る、寺田寅彦 科学者とあたま、スーザン・ソンタグ 他者の苦痛へのまなざし、モモ ミヒャエル・エンデ、苦海浄土、風の谷のナウシカ、坂口恭平、石牟礼道子、平松洋子、ポール・オースター ●在庫10,000冊、年間売り上げ10000冊 日売り上げ5万から10万円 ●開店前ブログ ●最果タヒ 詩人。若松英輔 悲しみの秘義。
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つな
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文章がとても丁寧で、飾らず実直に語る様子が好き。どのくらい著者の原稿が採用されてるのかわからないけど。。最後の対談含めて、突き放すでもなくただ誠実に共有してくれてる感じ。 その一方で、かなりのスーパー書店員だったことに「そりゃそうだよな」って気持ちも起こった。
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ゆん
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新刊書店Titleの、開業の記録。 本屋を開こう!とまではいかないけれど、訪れてみたくなる、素敵な佇まい。どんな本に出合えるのか、今から楽しみにして、きっと訪れてみよう。 奥さまの営むカフェも訪れてみたい。
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WAKUWAKU
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数回伺った事があります。静かに落ち着いて本と向き合え、本を読んで意図したレイアウトと分かったのですが、辻山さんがレジで佇む様子が視線は感じずとも確かに存在する感じが何とも気持ちよく本を選べます。本の力を信じていかに出会う場を作るかを綿密に考えられている様子は実際にお店に伺うと肌で感じられます。
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えるまー
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荻窪の書店Titleができるまでをまとめた一冊。 元々興味のあるお店ではあったのですが、本当に丁寧に作り込まれた書店なんだなぁと改めて知りました。 巻末に実際の事業計画が掲載されているのも斬新でした。 今年はぜひお店にも伺えると良いなぁ。
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chihiro121712
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著者のこれまでのヒストリーを通し、本屋さんのビジネスを構成する要素を垣間見ることができました。取り扱う本のセレクトにも店主の個性とこだわりがあり、本との出会いを考えた棚作りにも配慮があり、また書店でありながら新たなコンテンツを自ら作る工夫をされている等、様々な書店事情を知れました。私が普段行く書店や図書館ではどのようなこだわりや工夫をしているのか?そういった目線で出かけてみたくもなりました。 書店という業態の利益率は一般小売業よりも低く、ビジネスとして儲けるには相当な売上高が必要そうです。
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Nobuko  Hashimoto
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伝説的な大型書店で活躍したあと、個人経営の書店を開業した方の記録。事業計画書や一年目の収支の詳細まで掲載。日本有数の書店での経験、知縁が独立に際しても生きている。非常にマメでハードでクリエイティブ。増補版では5年を振り返っての章があるらしい。/私自身は、個人書店やブックカフェや読書イベントに通うわけでもなく、図書館は足繁く通うが、読むのは自宅。なのに、こういう系統の本をつい手に取ってしまう。何か理想の<場>や繋がり方のヒントを得られそうに思うのか。すごいな、面白いな、でも自分は違うな、となるんだけど。
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侘び寂び侘助
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今自分は本屋という存在に支えられている、と感じている。出版業界は厳しい状況は続くと思うが、本を読む層は一定層は居続けると思われるため、本屋は残って欲しい。やはり、直に本に触れて本を吟味するという行為は必要なことだと思う。
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文庫
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著者は、書店員時代の感覚や築き上げた人間関係をもって開業しているため、これは体験談だ。実用書ではない。 この本を読んで、どんな本屋があれば自分は嬉しいだろうと、自分の育った環境や嗜好などに合わせて想像を膨らませるのが楽しいと思う。 私は、やはり大きな本棚に惹かれてしまう。ありふれた本よりも、特殊な本や図鑑をよく手に取ってしまうので、少しずれた大きな本屋があれば毎日通いたいなあと思った。 あと、本書では否定的だったが、誰かのおすすめは知りたいタイプなので1行でもPOPがあると嬉しい。
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さゆう
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本書の流れは、本屋を始めるにあたって、下積みとなった会社員期間、開店までの準備期間、開店後に分かれており、なんと初期投資計画や営業成績も記載されています。そんな著者が開店に至るまで一番重要視していたのは、「なぜ本屋を開くのか」、そのコンセプトのようです。どのような本屋にしたいか、その本屋が街に親しまれるのか、といった正反対のことが成立できたのは、著者自身に確固たるコンセプトとそれを伝えるセンスがあったためだと思います。細部に心が宿るようなモノや場所に、大量消費社会下の私達はどうしても惹かれてしまいます。
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お抹茶
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珍しい新刊書店を始めた著者がそのノウハウを公開。あまりに周りの環境が良すぎると,人はそれに満足して本などの文化的なことを渇望しなくなる。静かだが強い声を持った本は,発売から時間が経っても,お客様が大事そうにお持ちになる本としてコンスタントに売れる。
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ゆ
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本屋を始める人、始めたいと思う人は必読です。 大学四年生の私もそのうちの一人で、これから数十年とサラリーマンで良いのか?と疑問を持ったことがきっかけでした。 現在古本屋でアルバイトをしており、いつかは自分の店を持ちたい、と心のどこかにしまった想いを引き出してくれました。 作中に出てくる火星の庭はよく通っていて、本屋のネットワークは意外と広いんだなと感心しました。いつかtitleにも行きたいです。
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雑食読み
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本屋さんの始め方がよくわかった 愛される本屋の作り方 リブロ池袋店 行ってみたかったな。 京都の三日月堂も閉店するらしいし、歴史ある本屋さんが閉じるのは本当に社会の損失だと思う
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