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美女と野獣 (新潮文庫)

感想・レビュー
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まみ
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BOOKOFFで見つけ、装丁が可愛いので手に取り購入。 ボーモン夫人版の美女と野獣、子ども向けの童話のため一つ一つ簡素なお話で教訓を伝えるので気軽に楽しめる。 ヴィルヌーヴ夫人の美女と野獣も読んでみたい。
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❁Lei❁
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「美女と野獣」の源流をたどって。グリム童話の「夏の庭と冬の庭」は素朴でロマンチックなメルヒェンでしたが、ディズニー映画の元になっているこちらのボーモン夫人版は教訓色が強くなっていました。他の短編も、目に見える美醜ではなく心や知性のありさまを見よ、というメッセージに満ちています。ものすごい醜男・醜女が結婚して報われているけれど、ディズニーの「ノートルダムの鐘」を観たあとではそう素直に信じることもできませんね。ただ、内面が美しく賢いに越したことはないので、知的な会話ができるように精進したいなと思いました。
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コキア
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日本で主に知らされている内容とはまた違い(かなり掘り下げられ)なかなか面白い。 甘やかされすぎて育った男はロクなもんじゃない。母親が与えてくれる無償の愛を全ての女性が与えてくれるのが当たり前と刷り込まれている 女性に関しては 醜い容姿の場合は知性を磨け、だって (ざっと言えば) 大事なことは仙女が現れ教えてくれる 感情を抑えられる理性と、傲慢さ、怠惰な性向を改めること 何が美徳か? 全ては気づきから始まるのですね
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二木康全
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地元の音楽祭で美女と野獣のテーマを聴いた後、家に帰って読み返しました。音楽を聴く、本を読む、映画を見るなど様々な味わい方ができるのも名作の魅力だと思いました。
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ちーちゃん
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ネタバレ教訓話なので少し退屈な話ばかりかと思っていたら、先が気になる話ばかりでした。どのお話も、「人は見た目よりも内面の方が大切」「外見の美しさは年齢とともに損なわれていくが、知性や性格の良さは老いても身に付いたまま」というメッセージが込められていました。大体のお話が、美しいけれど中身は取るに足らない人物と外見は醜いけれど内面の美しさが際立っている人物を軸に展開されていました。「見た目は綺麗だけれどそれだけ」という人物にも、自分を見つめ直して教養や気立ての良さを身につける機会があったりと、読後感は良かったです。
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めっちー
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元々子供の道徳の為に書いた作品なので人間の愚かさや優しさを書き、徳を備えなければならない、見た目よりも中身が大事、足る事を知る、真に人を愛せば人は変わる等教訓を説いている物語ばかりである。ハッピーエンドばかりではなく、バッドエンドもある。短い話ばかりなので読みやすい。「美女と野獣」は別の作者が書いた話の短縮版で、ボーモン夫人版の方がすっきりしてるが、王子が野獣にされた理由や仙女がベルを助けた訳等がわかる。性格が正反対の兄弟を書いた「ファタル王子〜」と、他にも求婚者がいる「シャルマン王の物語」がお気に入り。
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megu
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表題作を含め、13編を収録した短編集。とても面白かった。中でも、“オロールとエーメ”、“きれいな娘と醜い娘”が特にお気に入り。童話は似通った作品になりがちな気がするけれど、どれも魅力的で、それぞれの作品で教訓が得られた。大切なのは、見かけの美しさではなく、歳月や病気によっても損なわれることのない、知性と美徳を身に付けること。こちらのボーモン夫人版は、原型となったヴィルヌーヴ版を短縮したもののようなので、ヴィルヌーヴ版も是非読んでみたい。
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くるばび
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ネタバレ4年ぶりの再読。長年読まれ続けられている理由がわかった気がした。首相や国会議員の人たちに是非とも読んで欲しい作品!特に「ティティ王子」は。
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枝豆
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美女と野獣、こんなに短編だったのね。短編集だけど、どうにも価値観が美醜に偏り気味?内面の美しさの方が大事だと説くが、容姿の美しさもずいぶん重く見られている。あと仙女、と訳された人、他に呼び方がないものかな。人外の、不思議な力を持つ女…ううん、確かに思いつかない。
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芙由
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ヴィルヌーヴ版を読んだのでボーモン夫人版も。教訓話が束になっているのでだんだんテイストに慣れてしまう。富や外見に惑わされずに、善良さと知性を大事にしなさいねという話。「美女と野獣」に関しては冗長でもヴィルヌーヴ版の方が尖ってて好きかも。本書の中で少しだけ教訓が違っていておもしろかったのは「デジール王子」。自尊心が自分の欠点を見えなくするという寓話だけど、「人は、自分の欠陥が自分の利益に反すると悟るまで、その欠陥を認めることができない」とある。確かに、欠点を自覚してもそれが自身に都合よければ直さないもの。
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wo
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ネタバレ残りを読了。ボーモン夫人は容姿に対するコンプレックスでもあったのか、それとも容姿にこだわる子供たちへ戒めだったのか。経年劣化しない知識や教養、美徳は顔面の美しさに勝る宝物だと繰り返し書いてある。昔、日本の作家が似たようなことを言っていた。SNSが浸透した現代でこれを言い聞かせるのはかなり難しいかも。解説でヴィルヌーヴ夫人版の全訳についての全ネタバレがあるのはどうかと思う。
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chi
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内面の美しさは、外見の美しさに優る。
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M2
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児童文学というジャンルのせいかやたら『美徳』と言う言葉が重要視されていて各短編にも切り返し出てくる。似たような話が多い。原作者よりもボーモン婦人が改定した作品の『美女と野獣』の話の方が長ったらしくなく読みやすい。
M2

誤字。切り返し→繰り返し。

05/09 14:58
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えつ
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ジャケ買い作品!!! 美女と野獣以外にも短編作品がたくさん収録されていました。 外見よりも中身。徳を積めば誰からも愛され幸せになれると。 この人はどうなるんだろう?とどの話も考えながら楽しく読めたかな。 わたしも日頃の行いを改めないと。
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あいみ
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お気に入り度★★★☆☆ ヴィルヌーヴ版も読んでみたい。
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小梅
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この本は美女と野獣以外にも、いくつか王子様のストーリーが載っていた。美女と野獣については意外と話が短かった。そして野獣は怖いのかと思ったら優しかった。他の王子様のストーリーも、贅沢せずに節度のある暮らしをして、人に優しくすることで最終的に不幸から幸せになり、人に認められ王位につく。という話でした。
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クナコ
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初読。ディズニーの印象が強いため、まず目次を見て、表題作の短さに驚く。著者ボーモン夫人による、当時の昔話を子供用に短く、教訓的に書いた童話集。確かに随所で容姿やお金より性格が一番だとか、苦労を知れば良い人間になる、といった展開が頻発していて、多少説教くさい。しかし様々な王子、王女の物語が次々と出てきて、それが必ずハッピーエンドで終わるわけではないので、それぞれの終わりはどうなるのかと予想しながら読むのは楽しかった。
クナコ

兄弟ものが多い。やはり子供に良い行い、悪い行いによる因果応報を教えるのに、同性の兄弟姉妹や双子の成長物語はわかりやすいのだろう。そしてほぼ毎回登場する超常的な力を持った仙女は、日本人には馴染みがない。ティズニー映画で例えるなら妖精(小人ではなくドレスを着た等身大の女性)や魔法使いといったところか。

11/06 08:40
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たろう
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容姿よりも徳を積むこと。 学問に勤しむこと。 動物に優しくすること。など。 教訓が物語ごとに書かれていた。 美女と野獣は原作は短いのかな?と思ったら、この本が原作ではなかった。 原典を読んだり、映画を見たりしたいと思った。 この本の表紙が素敵な絵で、好きです。
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いりあ
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コクトーやディズニーなどが映画化しているボーモン夫人が1756年に出版した異類婚姻譚。オリジナルは1740年にヴィルヌーヴ夫人が発表した長編ですが、広く知られている本作は「こどもの雑誌」用に改変・短縮したものです。映画を知っていると、あまりにもあっさりとしている印象です。他に収録された作品も外見の美醜よりも優しさや知性など内面を磨くことが大切だということを示す教育的な内容になっています。子供向けのため、キャラのパラメータを極端に振り分けているのが印象的。大人でもドキッとする部分が多々あります。
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北風
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映画の美女と野獣をまた観たくなった。これもクリスマスにぴったりな作品だと思う。中身の短編の種類もカドカワバージョンと比べると、違っている。有名どころは同じのもあるけれど、違う作品もある。美しい王子やお姫様が登場する。相変わらず、美醜や賢愚に関するご託が多いけれど、そんなに気にしなくていいんじゃないかな?
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白玉あずき
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とても疲労感があったので、心安らかにほっこりできるかと思って読んだけど逆効果だった。(´;ω;`) 解説を読んで納得。中流階級向け?お子様用読本の道徳テキストだったのか。著者絶賛推奨中の「美徳」とやらは、当時の親御様達のお気に入りの価値観で、かなりグレード高すぎな上に女の子に対する「美しさ」要求は理不尽すぎ。カトリック的には「仙女」の存在はどうよ、異端思想じゃないのか。色々ツッコミを入れてストレス解消させていただきました。『我この空の世にありて、各様の事を見たり。義人の義をおこなひて亡ぶるあり。悪人の悪を
白玉あずき

おこなひて長寿あり。汝、義(ただしき)に過るなかれ、また、賢きに過るなかれ。汝、なんぞ身を滅ぼすべけんや。』(旧約聖書 伝道の書)これが大人の生きる道。

11/18 12:12
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モテラド
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ディズニーの原作ということで期待して読んでみたが設定が少し似てるだけで全くの別物であった。そもそも美女と野獣は30ページほどしかなかった。この時代に多い?グリム童話のように日頃の行いに警鐘を鳴らすような短編集。ちょっと苦手だけどたまに読むと考えさせられる。
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ひすい
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これを定期的に読んでおけばちゃんと真面目に正しく生きようと思える。逆境を受け入れたり、正直に生きることがすべてあとあと自分のためになることを改めて思わされる。教訓もわかりやすいので年齢問わず読める。
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すずき
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お気に入りの実写映画を見た後、書店で見かけてジャケ買い。美女と野獣だけでなく、他のボーモン夫人作品が収録。外見よりも知性と優しさを磨きなさい、重視しなさいというメッセージが強い印象でした。美女と野獣は、ディズニー版と大分異なることに驚きました。あとがきでは、ボーモン夫人版の元になった、もう1つの美女と野獣も知ることができて面白かった。私はディズニー版がやっぱり好きだなぁ笑。他のお話では、きれいな娘と醜い娘がおもしろかったし、読後感がよかった。
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neconeconeco
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ネタバレ短い童話が収録された短編集で、スラスラ読了。一冊を通して、徳を積み、善行を重ねれば必ず報われるという教訓が切々と訴えられている。表題作の『美女と野獣』はディズニー映画が有名だが、原作はコンパクトですっきりしたお話だった。これはこれで良いと思ったが、より詳細に描写された下敷きとなるヴィルヌーヴ版もあるということで、是非読んでみたい。その他は、王族と仙女と容姿の美しい人が出て来る似たり寄ったりの物語。あまりにもデジャヴな展開に、途中で白けてしまう。知性や徳の大切さを訴えておきながら、結局は一目惚れが多い矛盾。
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セン
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久々の本! 短編集。徳を積みたいと思っていたころだからよんでて刺さりました。笑 いくら外見が綺麗でも内面の知性や振る舞いが大事だと説く本。子供から大人まで読みやすいものだと思います。 訳者解説も読んでて興味深いな、と。ヴィルヌーヴ夫人の美女と野獣も読みたくなりました。
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たけ
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7点 いつ読み始めてもすぐ物語に入り込める読みやすさ。外見だけ美しい人はもって40歳まで、心の美しい人は永遠に美しく人を魅了する
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◎
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似たような話ばかりで半分読んで飽きてしまった…。もう少し読んでみようとは思うけど探すのが大変だったのでとりあえず登録
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irom
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なかなか良い読みごこちだった。美しい心と、徳のある振る舞い、行いの大切さを子どもたちに説く、短いお話の数々。巻末の解説を読むと、ヴィルヌーヴ夫人版「美女と野獣」(←こちらは長編らしい)が読みたくなる。
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足袋ねこ
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まず、表紙が素敵。内容は主に外見の美醜ではなく知性や心の優しさなど中身が大切である、といったもの。子供の為のお話として書かれたと知って納得。巻末の訳者解説が興味深かった。ヴィルヌーヴ版の『美女と野獣』も読んでみたい。
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薫子
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借本。小学生くらいの時に美女と野獣の本を読んだ記憶があり、その時はもっと長いお話だった気がする。ヴィルヌーヴ夫人の方のだったのかな。表題作以外にも短編が多数。全てを通して言えるのは、見た目の美醜や地位名誉、裕福さを求めるのではなく、徳の高さや素直さを持ちなさいということ。わかっちゃいるけど難しい、というのが正直なところですな。
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E
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ネタバレ実写版の美女と野獣の映画観て、ディズニーアニメ観て、で、本。ボーモン夫人版。貴族の子女向けに教育本の中の一部として、昔話を基にして書かれたもの。美女と野獣自体は20ページほどの短い小説。ヴィルヌーヴ夫人のはかなり長そう。仙女が出てくるのが映画版と同じ、映画は本を踏襲したのか。最後意地悪なお姉さん二人が石像にされたり、子ども向けの話は善悪がどこまでもはっきりしてて悪には本当に容赦ない。全編に渡り、見た目の美しさだけではなく中身も大事、美徳、が教訓。極端な善悪、極端な美醜なので大人が読むと物足りなくはある。
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ak
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13の短編。まぁ時代的に仕方ないのかもしれんが・・・似たようなお話で・・・説教くさくて・・・仙女が何なのか気になるし、原文に忠実なんやろうけど読みつらい・・・ でも。解説読んで救われた!笑 とても分かりやすくてページを割いているのに納得! どの話か忘れたが、”怒りっぽい”ことを悪いこととして描写されていたのにちょっと驚き&自戒。
0255文字
apricot
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13篇の短編集。子供向けらしくどの作品も何らかの教訓がはっきりわかるようになっている。大体が「容姿がいくら良くても内面がよくなくてはダメ。教養や優しさを身につけなさい」だが。
0255文字
やしこ
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映画化により話題になったので原作を。 童話はだいぶ変わるのが大半だが、これもその一つ。ボーモン夫人の作品はどれも神の教えと善行、そして教養に基づくものでこれが当時学習書として普及したというのはとても納得した。
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みひろ
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ディズニーとは違う美女と野獣。 フランス版実写映画の話はこれを元にしたのでしょうか? 人間は見た目ではなく兼ね備えた資質なのであると改めて思いました。
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ゆう
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表題を含む13の短編集。1作目のシェリー王子の話は最初美女と野獣の前日譚なのかと思っちゃった。どの話も人は外面じゃなくて内面が大事なんだよ、ということ。でも分かっていてもそれが一番難しいのよ。そうありたいとは思うんだけども。
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白米
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ブスで性格の良くない私は読んでて申し訳なくなった。 プルーン、渋々でもあげたんだったら、褒美を貰ってもよくない?
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巽
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映画を観たので、原作も読もうと思い、購入。人間の美徳とは、どのような人になるべきか、という道徳的な教訓がたくさんのおとぎ話。わかっていても、なかなか出来ないことばかりですが…。
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