形式:単行本
出版社:日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
後半は博物館建設を実現するための町田氏の陳情が中心になってしまい、博物館プロジェクトそのもののディテールがおざなりにしまったようで残念。ようやく開館にこぎつけた町田氏は燃え尽きてしまったように間もなく官職を去るのですが、博物館への彼の執心がいま一つ共感できず、作中では批判的に描かれているはずの大久保利通や岩倉具視、田中芳男の考え方が現実的で納得ができるのはいかがなものか。
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