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屋上のテロリスト (光文社文庫)

感想・レビュー
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たくみ
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ifの日本社会を書いた、所謂北朝鮮と韓国のような状況が日本にも起こり、それを統合したい様々な人々の思惑が錯綜する中で東西日本両方を巻き込む大事件が起こる。特撮映画や図書館戦争のように実写化すると見応えのあるメディアミックスになりそう。政治パートは見応えがあり素晴らしい。花火周辺の話は市民デモの胡散臭さ等は言いたいことは分かる。また物語の舞台となる新潟だからこその花火。確かに粋だ。メインパートがイマイチ。ただこの物語を外から見る人を主人公とするならば、確かに彼が相応しいのかもしれない。
たくみ

if世界に大事なのはその世界でも生きている人は我々と同じ人間ということ。どうもスーパーヒロインのやることがうまくいきすぎているとか、主人公の行動理念に共感を持ちづらいとかが気になる。それ以外は素晴らしい作品だけに惜しい。

04/10 08:57
0255文字
T T
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ネタバレ俗に言うテロ攻撃のような展開ではないんだろうなと薄々感じていたが、予想できない展開が進んでいき面白かった。青春らしさもある爽やかな話で良かった。
0255文字
ゆうゆう
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★★★☆☆
0255文字
竹ピコ
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知念先生の作品では珍しく、医療色のほとんどない作品。もう一つの戦後?日本が分断された後の物語ってことですかね。破茶滅茶な設定と展開ではあったけど、軽い感じで結構楽しめた。終盤胸熱な部分もあったし。全体的に人間関係と、その付き合い方、会話が楽しく感じられた。特に二階堂大統領と曽根国務長官のいなし合いみたいな関係は面白かった。ストーリーとは全然関係ないけど、こんな政治家いたら楽しいなとか、実は普段はこんな会話だったり、なんて思いながら読んでた。面白かったです。
0255文字
masae
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制服ってだけで青い春を感じる。 設定が斬新だけど、途中から結末が分かってしまった。けど面白かった!世界史を軽く復習したくなる。 知人におすすめされたから読んだけど自分では手にしないジャンル。新しい世界を切り開けた感じがして嬉しい。
0255文字
じまなか
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主人公の酒井彰人を中心に全てが少女の盤面の駒として翻弄されている様が読んでいてとても面白かったです。特に(少女の準備・努力が十分だった故に)東西の政治家・軍人の屈強なおじさん達が少女の手のひらの上で…という構図がとても好みでした。オチは序盤時点で分かりやすいものの、オチに至るまでどういう経緯を辿るのか見ていてとても楽しむことができました。また、花火師の爺孫の話はぐっときました。孫がデモ以外の生きがいを見つけることが、爺にまだまだ生きる理由が出来たところは涙ぐみながら読みました。
じまなか

余談ですが、二階堂大統領と曽根さんの関係性が凄く好きです。

03/10 20:53
0255文字
ふふふふ
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東西分断された日本。という重そうなテーマと内容のラノベ感。表紙の絵が内容表しており軽い気持ちで読んでよさそう。
0255文字
エピファネイア
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ネタバレポツダム宣言を受諾しなかった日本は東西に分断された。それから70年後の日本で女子高生・沙希が壮大なテロを計画する。「死」に憧れている彰人は沙希に誘われて、テロが成就した時に「死」が与えられることを条件に行動を共にすることになる。バイオテロ、核兵器と物騒なものが登場して、東西全面戦争か核の恐怖の再来かと西側の政府首脳は追い込まれるが・・・。沙希の狙いは中盤で予想はできた。終盤に登場する巨大な花火を見てみたかった。知念さんの文章は読みやすく満足度は高いが、やっぱり医療小説を読みたいなと言うのが正直なところ。
0255文字
ヤバ
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自殺を決意した男子高校生が、同じ学校の女子高生と知り合うことから、物語は始まる。舞台は東西に分かれた日本。統一とクーデターの空気をはらんでいる。 自殺を決意しただけに、死に対する恐怖のない主人公が、生きがいを見つけていく。女子高生の影響が大きい。彼らのプロジェクトは壮大だが、大人たちのを巻き込んでいくことに爽快感があった。
0255文字
たりく
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自分が小説にハマったきっかけの作品。 6年前に読んだけどまた読みたくなったので再読。 ストーリーの展開が早くてすごく読みやすいし、各視点の終わり方も良くて読後の充実感がたまらない。 知念実希人先生の作品は後味が良くて最高です。 また読みます。
0255文字
八千
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ネタバレ確実に好き嫌いは分かれる作品だと思うが、自分はここまで突き抜けられたら結構楽しめた。元から作者の作品はキャラ小説寄りでライトな作風ではあったが今作はそれがより顕著で、冒頭のボーイミーツガールから怒濤の勢いで超設定が明かされ、瞬く間に事態が進行・拡大していき、言い方は悪いかもだが「B級」とか「厨二病」という単語が脳内をチラつく。しかしながら悔しいことに文章には充分なリービダリティがあり、安っぽく見えた展開がそのまま「茶番」に集束してハッピーエンドに向かう終盤には感心してしまった。こういうのもたまには良いね。
0255文字
なこ
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ネタバレ完全なるフィクションであり、設定が複雑そうであったため、物語に入り込めるか不安であったが、読み進めていくうちにどんどん引き込まれていった。東西に分断した日本を最初は考えられないと思ったが、地理的な分断ではなく、現代の社会においては思想的な分断が起きているのではないかと思う。自分の意見を持つことも表現することも重要ではあるが、それと同時に自分とは反対の意見に耳を傾ける必要があるのではないかと改めて痛感した。そして自分の譲れないものは何か改めて考えたいと思う。
0255文字
TAKAHIRO | Vlogger
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『東西分断された日本』と言う設定は斬新で面白かったけど、サクサク進みすぎて、深みがなかった。エンターテイメント性はあったので、その点は良かったと思う。ライトノベルのような作品だった。
0255文字
シン
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ネタバレ第二次世界大戦後に、日本が東西分断されていたらというifの話。屋上から飛び降りようとしていた主人公が不登校の女子生徒・沙希と出会い、巻き込まれていく。 出てくるキャラクターが無駄なく配置されているのでサクサク読めると思う。一方、サクサク読めすぎて出来すぎているように感じたが、エンターテイメントなのでこれくらいが爽快に感じるのかなとも思った。
0255文字
ぼのかな
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うーん、上手くいきすぎていてちょっとモヤモヤした。知念実希人の作品はしっくりいかないものもあるので今回はそれかも。ただ、設定は面白かった。
0255文字
らびお
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ネタバレ第二次世界大戦で日本の降伏が延びたために新潟にも原爆を落とされ、東西に分断されてしまった世界。テロリストとなった女子高生の目的はすぐにわかる。予定調和、勧善懲悪。面白くて安心なエンターテイメント小説。
0255文字
ほげー
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★★★☆☆ 敗戦後のifを描いたようなテーマで設定にすごく惹かれたし、実際面白かったけど物足りなさを感じた。戦争に負けて日本が東西(資本主義と共産主義)に分裂した状態から1人の少女が統一を目指すというかなり大きな話なんだが、本来ならば諸外国の思惑だったり東西の国民意識だったり、天皇の存在だったり、そういうのが描かれず。広げた風呂敷が大きすぎた分そういう周辺の動きなどは丁寧に描いてほしかった。この壮大なテーマならば1冊に納めることはせずに、3部作くらいにした方が良かったんじゃないかと。面白かったけどね。
0255文字
カササギ
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ネタバレ楽しく読めました。東西分断された日本というやや重ためのテーマでしたが、かなり読み安いと感じました。少女のしようとしていることや、登場人物の役割などには早い段階で想像がつくので騙されたという驚きはそこまでありません。どちらかというとボーイミーツガールであり、サスペンス要素のある純粋な娯楽小説としての色が強いのではと思います。設定を深く突っ込まずに「そういうもの」として物語の展開を優先するのは気になる人もいると思いますが、読みやすさという点ではとても良かったと思います。
0255文字
田中峰和
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日本がドイツや朝鮮のように分断されるという設定。2発の原爆投下でも降伏しなかったせいで3発目を新潟に落とされ11月に降伏した日本は東西に分断されてしまう。当然、東はソ連側、北朝鮮のように社会主義国家になる。この設定が面白すぎるが、自殺願望の男子と富豪の女子、二人の高校生が活躍するところがライトノベル風でがっかりした。東側のハニートラップにかかった政治家が殺害された以外、誰の命も奪われず、東西の分断が解消され、全てがうまくおさまってしまう。現実はソ連の介入を妨害してくれた連合国側の駐留に感謝しかない。
0255文字
きのぴ王
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ネタバレうーん、、 表紙が悪い気が、、
0255文字
ここなっつん
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読んでる途中でヒロインが何をしようとしているかわかってしまった。それでも最後は楽しめて読めたのでよかった。花火職人の「粋じゃない」の台詞が好きだ。人生も「粋」にしていきたい。
0255文字
ニックス
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年末に最後読完。 面白かった。医療系の小説が多い作者なので、疑心暗鬼で読んだし、読み進めても途方もない内容だったけど、話が分かりやすくて読みやすかった。 日本が太平洋戦争で負けて、西日本と東日本に分かれるという朝鮮半島みたいな状況になった日本を統一しようとする女子高生が主人公。 屋上であった男女が中心にテロを進める。 星4
0255文字
イナ
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★★★☆☆
0255文字
くまた
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ネタバレ設定から面白かった!
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pegasos
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舞台は壁により、東西に分断された日本。その壁を壊し東西を統一するテロを計画する18歳の少女沙希。 まず設定が面白い。そして18歳の少女の企みがお見事。 登場人物達と同じように何が起きているのか?どうなるのか?とワクワクさせる展開。面白かった。
0255文字
bibliophage
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死のうと思って行った屋上で出会った少女はテロリストでした。ジュブナイル。お金と知恵、両方無いと成功しないですよね。大統領選挙もきっと。
0255文字
なつみかん
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テロで核って言ってはいても、あの職人じいちゃんが出てくるならラストは〝それ〟って分かるんだけれど、でもご隠居の印籠を、金さんの桜吹雪を待つように・・・「ドンっ!」やったぁ〜そんな感じでした、こんなの映画で見せてほしいな、とも思う。
0255文字
Miu
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1945年、ポツダム宣言を受諾せずに日本が東西に分断されてしまった世界線。 そんな東西を再統一しようとテロを起こすという有り得ない設定ではあったが、スピード感満載な物語だった。 どうしても争いとなると犠牲になる人達が出てくるが、沙希は「誰も死なせたくない」という信条もとのあの手この手で根回しをして再統一に向かっていった。 その沙希の想いは大事な事だと思う。
0255文字
遊ろぐ
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ネタバレ逆張りの逆張りで久々の知念実希人。 単純にエンターテイメントと割り切るならおもしろいんじゃないか?国家レベルの作戦、的なお話。医療じゃないんかい。ただ個人的には、少し話がうまくできすぎてる感、ベタな設定だなと思った。 青春のような、反抗期のような世界観、(抑圧に対して、それよりも上位の力に頼ることで、「革命」を起こす世界観)が天気の子に似てると感じた。(例えば、突然割り振られた、天候操作能力・拳銃と巨大企業の力、国家権力への対抗といった構図)。設定に納得感が薄いところは、残念だった。
0255文字
ハレ
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ネタバレ友人と交換した本の中に混じっていた1冊。1945年敗戦国の日本はポツダム宣言を受諾しなかったため東西に分断された。ウン十年後、テロで日本統一を図ろうとする謎の女子高校生と相棒としてバイトで雇われた男子高校生が主人公。ストーリーの展開と登場人物には魅力あるけどこれは若者向きの本でしたね。
0255文字
Y
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うーん、設定は面白かったけどなぁ。トータルで見ると微妙かな。いろんな人が映像作品したら面白そうと書いているが、それなら尚更小説でやる意味はないと思う
0255文字
読書国の仮住まい
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ボリューム 君さ、バイトする気ない? 世界観 酒井彰人は学校の屋上にいる。 死に恋する彼は飛び降りる決意を固めたところで声をかけられる。 相手はクラスメイトの佐々木沙希。 死ぬ前に一つ仕事を頼まれる。 報酬は彰人を殺してあげること。 この作品では日本は東西で分割、国境には壁も構築されている。 祖父から受け継いだ莫大な遺産を使いミサイルを手配する沙希。 東西日本に対し統一するよう要求を突きつける。 補足事項 少し大上段に構えすぎか。 女子高生が大企業の社長で裏の人間に簡単に会えるとか。 誘った理由も何だか。
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まめむぎ
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主人公彰人は自殺願望がある。今にも飛び降りようとした時、沙希と出会った。沙希は彰人を「バイトしない?」とスカウトする。そこから日本再統一にむけた壮大なプロジェクトが始動する。最後まで読んで、壮大な話だと思ったし、それなりに楽しめた。ただ、自分的には彰人をスカウトした意味があまり納得いかなかったなぁ。二人の関係性もあまり発展がみられなかったし。皆さんが言うようにアニメ原作としては面白そう。
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彩
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戦争のお話で内容や用語などが私には難しく、面白いと感じられなかったのが少し残念でした。でも、一つ一つの展開や発言、行動にととても躍動感があって言葉と文章だけでこんなに背景を表現できるものなんだなと驚いたし、感心しました。感想を見ると多くの方がおっしゃっておられましたが、私も本よりはアニメや映画などの方がよりこの作品の良さが際立つのではないかなと思いました。もっと戦争についての知識と読解力をもってから再読したいと思います。
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dio jyojyo
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★★✩✩✩
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わった
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読んだ〜けど、う〜ん。世界大戦の結果、東西に分断されてしまった架空の日本。物理的な壁越しに東西はお互いを敵視してきた。そんな中、一人の女子高生がとんでもない予算を手に行動に出る。設定としてはありえそうではあるのですが、1高校生が大企業の会長であったり、大人の発言がちょっと軽いかな?と思うところもあり、置いてけぼりを感じました。映像になったときは見ごたえがありそうだなと思いました。
0255文字
碧海いお
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ネタバレ青春や学園モノだと思っていましたが、読んだ後にこれはミリタリーの分類だったという感想を持ちました。ポツダム宣言を承諾をしなかった日本は東西に分断されていた。まるでドイツのベルリンの壁のような世界になった日本が舞台。現実だとありえない。フィクション。設定は斬新だと思うのですが、2日前に終戦記念日を迎えたので読む時期が悪かったと感じました。
0255文字
すー
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ネタバレ東西に分裂した日本を再統一させようとテロを起こす…というあり得ないような設定ではありますが、スピード感のある物語でした。日本統一に向けて行動する沙希の手際の良い根回し術に驚かされました。どうしても争いとなると犠牲になる人が出て来てしまいますが、「誰も死なせたくない」という沙希の想いはとても大事なことだと思います。
0255文字
ざき
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ネタバレありがちな設定だったけれど面白かった。 東西で分断されてしまった日本が舞台のお話。主人公の彰人は学校の屋上から自殺しようとするが、そこに偶然居合わせた咲希にバイト(テロ)を誘われる。 全体的にテンポが良くて飽きなかった。知念先生の作品を見るのは初めてだったのでてっきりバッドエンドかな、と思っていましたが真逆でした。でも、最後のシーンを読んでハッピーエンドで良かったと心から思いました。
0255文字
tosca
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ネタバレ1945年、ポツダム宣言を受諾せず東西に分断された日本、時代は進み2017年の現代が舞台。さすが知念実希人さん、読みやすく面白い。ただ人物設定があり得なさ過ぎて、所々で冷めてしまう。エンタメ小説として面白く読んだが、1人の少女が国のトップや軍の実力者を翻弄するというのはどう考えてもリアリティが無いため、説得力に欠け薄っぺらく感じてしまう。知念さんは好きだけど、今作は衝撃も感動も無かった。
tosca

激推と言われると…、激は付かないけど、ワンちゃんが可愛い「優しい死神の飼い方」、綾辻行人ファンなので「硝子の塔の殺人」ですかねぇ。知念さんの医療系のミステリは読んだ事がないのですが、そっちの方が面白いのかもしれませんが…「硝子の塔〜」は、なんかマサキチ黒さんが酷評しそうな気もする(笑)

08/03 00:10
マサキチ黒

「硝子の塔の殺人」ですね(笑)

08/03 05:14
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