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神さまたちのいた街で

感想・レビュー
158

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チューリップ
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ネタバレ大晦日に何気なく読んだらかなりツラい物語だった。父の事故をきっかけに父・母がそれぞれ違う宗教にのめり込んでいき家族に軋轢が入っていく。神様の存在というものを考えさせられた。自分も宗教2世だからわかる部分もあるが、ルールを課して行動を制限している宗教って本当に幸せになるために信仰するものなのか?と。途中は兄妹2人の心境がつらい。だけど龍之介とともに「stand by me」「ぼくらの7日間戦争」みたいに冒険をしていく展開に希望が見えた。マリアの存在も救いになってよかった。
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e-kao
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3.6
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かずみ
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父の信仰と母の信仰、これは宗教戦争だ…。読んでいてずっと切なかった。小学生だからまだ親の庇護のもとでしか生きられず、親は選べない。一生続くわけではないと思っても1日1日がしんどいよね。この先幸せが訪れますように
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たぬき
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4。 両親が別の新興宗教にハマって、子供が巻き込まれて。 主人公も友達もいい子。 子供は、「いつかここから逃げる」って目標持てるけど、 大人は逃げられないからね・・。宗教にハマっちゃうのかな。 元々のタイトルが「ぼくんちの宗教戦争」らしいけど、タイトル絶対そっちの方がいい。
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eva
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両親が異なる宗教にのめり込む話。 子供達が小学生というか、高校生のような行動力。 結局、色々な問題や困難は解決したのかな?
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xx1
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宗教の話か。と、読み始めはすごく抵抗があってなかなか物語に入り込めなかった。でも、読んでいるうちに、さすがに早見さんの作品だ。と、どんどん先へ読み進めたい気持ちになりました。読み終えてみると、これが小学5年生の1年間という事?というくらいいろんな心の葛藤があって面白かったです。最後はどうなるの?と一気に読んだんですが、結論で言うと「なるほどね。」と言う結末で、最後まで読んでよかった。と思いました。
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kuroko
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父親の交通事故からおかしくなっていった。不仲になっていく両親。家族より神様がそんなに大事なの?…信じるを通り越して依存してしまった結果、信仰が違うとこうもおかしくなるのか。宗教戦争も起こるはずだわ。
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chuji
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久喜市立中央図書館の本。2017年4月初版。初出「ポンツーン」2011年3月号~12年7月号。加筆・修正の上、掲載時のタイトル「ぼくんちの宗教戦争」を改題。主人公の征人始め主な登場人物は小五です。現代の小五はこんなに凄いのか?オイラの頃はもっと餓鬼だった。掲載時のタイトルの方がピッタリ思ったら、文庫本では+ビックリマークで出版されていました。
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し~ちゃん
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タイトルの神さまってそっちかという感じ。ノスタルジックな児童図書っぽいお話かと思ったら、両親が異なる宗教にハマって、家族の時間が壊れていくという結構重いテーマ。 龍之介を含め周囲の友達が出来すぎフォロー。 私の近くに同じような人がいても、この子たちのような気遣いができるとは思えない。 連載時のタイトル「ぼくんちの宗教戦争」のほうが内容にマッチしていたと思う。
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真波
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ネタバレ宗教二世を描く物語としても秀逸。それよりは家族とは何か、親子の力関係にも一石を投じているのか。この作家にしてはラストがやや明るいのが救い。
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わむう
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父が交通事故に巻き込まれ失職したことで平凡だった家族が変わっていく。父、母は違う宗教にのめり込み、小学生の僕と妹が巻き込まれていく。「信仰は人生の方法であって、目的ではない」
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けいちゃん
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ネタバレ以前、佐藤優さんの著作を読んで、「『宗教』って、人間に必要なものなのかな」と思ったが、この作品からは「必ずしもそうではないのかも」と思わされた。とにかく、「自分の頭で考える」ことが一番重要なのだろう。マリアの言葉「不寛容―」「本当は自分の考えを、自分の正義を、自分の神こそを疑わなくちゃいけなくて、他者の言葉にこそ耳を貸さなければいけなかったのに、自分だけを正しいと認めすぎてきた。」「あなたとは違う考えの人の怒りの声を聞いて。」が心に残った。武器をもつために「読書」をするのも印象的だった。
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ゆきこっち
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平凡に暮していた家族が父親の事故をきっかけに、夫婦別の宗教にのめり込んだがために子供が被害に苦しむ話。タイトルと表紙とは真逆に重苦しく読みました。出てくる子供が大人過ぎて違和感を感じたが、先が気になり一気読みしたが不完全燃焼かな?
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mapizo
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ネタバレありふれた家族が父の交通事故を境に狂い始める。事故後に父は距離を置いていた宗教団体「一信会」にのめり込み息子の征人を集会に連れて行った。そんな父を見て憔悴しきった母も「カナンの地平」という宗教にはまっていき教えと称して子供達にひもで背中を鞭打つ行為を頻繁に行うようになる。征人は妹の美貴子を守ることで自身の精神のバランスを保っていた。しかし、親友の龍之介には本当の事を伝え今の状況を小説という形で残す事にした。もしもの事があった場合に証拠として残せるからだ。どんな形でも彼等の未来が明るい事を望みたい。
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すぬぴ
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児童文学寄りの成長物語かと思ったら、全然違った。親の信じる宗教に翻弄される子供の話。そうとは知らず、旬な本を読んだ気分。違和感、嫌悪感を抱きながらも親に大人に抗う術を持たず宗教活動について行かざるを得ない子供の姿が痛々しい。そんな親捨てていい、と読者として思うけど、子供はやっぱり親の笑顔を見たいし、親子で暮らしたいんやなぁ涙 「辛いことがいつまでも続くわけじゃない、今できることは勉強、焦らなくていい、世界は広い、味方は必ずいる、自分の武器を持て」今しんどい子にも、大人にも響くメッセージがいっぱい!
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竈方祭り
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題名に騙されてしまった。旧統一教会と政治家たちの隠れた絆が連日報道されている。安倍元総理銃殺の一つの要因になった高額の寄付金には驚いた。元々、高額の寄付を募る新興宗教や信者を集票マシーンにしている団体は好きではないが、子供が親の犠牲になるのは許せない。読んでいて辛い。 宗教は本来、心を豊かにするためにあるはずなのに、なぜか信じる人を苦しめたり、周りの人を憎んだり、場合によっては殺し合いまでする。政治家の二世は地位名誉がある程度補償されるが、宗教二世には何が残るのだろうか。
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こなつ
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2
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百年(ももとせ)
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図書館本。
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こまつきよみ
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馬上征人と美貴子の両親のように日本には宗教団体に走る人は多いのだと思う。私もうら若き頃一時通っていた団体があった。悩み事があり神経が繊細だった時の事だ。当時は言われるがままに全てを受け入れていた。それを解消し放棄する時には絶大なる勇気がいった。今思えばそれでよかったのだけれど。親は自分が良ければ子どもにも良いと思ってしまう。子どもはたまったものではない。奇しくも信者の子どもが引き起こした事件が日本列島に衝撃を与えている。征人と美貴子には親身になって話を聞いてくれる人達がいて未来に光が見えていたのだけれど…
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masa502
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家族が同じ宗教に深くのめり込んでいくってことならわかりやすいけど、それぞれ相手を否定することで違う宗教にはまっていく。寛容になるために神様がいるはずなのに。 現代社会で、革命を起こすことを目的に何かを信じることはちょっと違っていて、そのことに違和感あったけど、神さまのいない5年生の優しい気持ちと行動力が素晴らしかった。きっとマリアみたいに寛容な大人になっていくだろう。
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達ちゃん
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予想外の展開でしたが、何とか最後まで読み終わりました。
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ありん
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読みやすく、スッと世界に入れた。しかし、今の自分の精神状態では辛すぎて話を受け止めきれず、読み飛ばしてしまった。落ち着いたときに再読したい。
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MASAKO
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何を信じようと個人の自由。でもそれを人に強要したり迷惑をかけちゃ駄目でしょう。ましてや年端も行かない自分の子供達にこんなつらい思いをさせるなんて。"貴方のため"と言いながら、全部自分のためじゃないか。『ムリにでも大人びた振る舞いをすることでしか、ぼくたちに心を守る方法はなかった』なんて子供に思わせる親は最低。最後はもうひと盛り上がりほしかったな。
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ドラ田
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ネタバレ誰かを頼りつつ、一方で誰かに頼られないと満たされないのが人間なのかもと考えさせられました。 最後は、征人の小説のハッピーエンドでの書き上がりとともに、物語自体もミッコも父も母も龍之介もハッピーエンドで終われそうな予感で仕舞ったのが救われました。
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どん
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何だよ!「ぼくんちの宗教戦争」を加筆・修正って!この前読んだばっかりだから、加筆のところだけ探すなんてアホらしいことできないよ! 題名変えないで、ホント!
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なにぬねのんたん(*^_^*)
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宗教についての本。すごい子達だなぁ。/この作家さん、私には合わないかも?と思いつつ読んでる。
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にか
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「神さま」ってそういう意味か!改題前の「ぼくんちの宗教戦争」というタイトルだったら手に取ってなかっただろうな。だけど読んでみると内容は考えさせられるものだった。『もし自信をなくして くじけそうになったら いいことだけ いいことだけ 思い出せ』と涙をこらえて歌っていた兄妹の心の内を気が付かない(気がついていても気付かないふりをしている気もする)両親は何のために何を信じているのか?
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ひでちん
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キツかった‥‥両親共に訳の解らない新興宗教に傾倒していく。 自分だけならまだしも、我が子を巻き込んじゃイカンわ‥‥特に、中盤以降の父母からの仕打ちの描写は、見てて吐きそうになった‥‥ コイツ(父母)らの最悪な所は、『子供達の為』という錦の御旗を掲げながらも、結局は己の事だけが第一で、子供達を己の信仰の為の駒(道具)として利用しているに過ぎないという点。 龍之介やオガちゃん・相澤やマリア達というかけがえのない親友やミッコが居て救われたねぇ‥‥しかしながら、彼ら皆小5とは思えないぐらい達観してますね‥(笑)
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つぐみん
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主人公たちが小学五年生だったのは少し違和感というか、ちょっと無理があるとは思ったが、家族を大切にする気持ち、大人は子どもたちにどういう姿を見せていくのか、宗教とはなど、考えさせられるものが多かった。みんなそれぞれ、相手を思っているのだけれど、信じるものが違うから混乱してしまう。みんなが同じ方を向いていられるわけはないが、そこを少しずつすり合わせながら生活していくのが家族なのかもしれないと思った。
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toranekokizuna
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主人公が征人くん小学5年生。親友の龍之介くんの精神年齢の高さにはびっくりしますが、両親の帰らない家で一人孤独に本読み、映画を観、勉強することが一番の成長できることだと5年生とは思えないキャラ。この友人と守るべき妹を支えに乗り越えられた、1年間の物語。生まれた時から宗教のある生活ならともかく父親の交通事故を境に結婚前に関わっていた別々の宗教に戻っていく。両親がお互い別々の宗教活動に子供たちを取り込もうとする。早見さん大好きなので、あっという間にのめり込んでしまいました。
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fukufuku
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子供が親の犠牲になる話は好きじゃない。というか、読んでいて辛い。 宗教は本来、人を幸せにするためにあるはずなのに、なぜか信じる人を苦しめたり、信じている人の周囲を不幸にしたり、平気で人を憎んだり場合によっては殺したりもする。 安心のためになにかに委ねるのは楽で、それでいて不安で苦しい。
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Y
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★★★☆☆
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kokokano
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小学5年生という設定に無理がある。 こんな小学生はいない。 エンディングが曖昧でモヤモヤ感が残った。 期待しすぎたかな
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kiokio19777
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ぜひともアニメ化して毒親と新興宗教団体について問題提起をやってもらいたい
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かもめ
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ネタバレ夫婦が同じ気持ちでないと、家庭そのものが成り立たない。登場する子供たちが、小学生とは思えぬほど大人っぽい。ドロドロは面白かったが、最後が「それで終わり?」という読了感。せめて、その後の家族をエピローグに欲しかった。
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aki
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図書館借本。 読み始めから不快な気持ちになり、読み進めるのに時間がかかりました。途中、読むのが辛くてやめようかとも思いましたが頑張って読了しました。私には宗教を信仰しそれを子供に押し付けるの両親にも、辛いのに周りの大人に頼らず子供だけで解決しようとする征人の気持ちにも感情移入できませんでした...素晴らしい作品だとは思います。私には重すぎました...
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オーウェン
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征人と妹のミッコは父の交通事故をきっかけに、家庭が崩壊していく。 それは父の宗教への目覚めであり、母は母で別の宗教に。 それによって子供たちは家から出ようと試みる。 いかにも怪しい宗教に巻き込まれた2人は、学校でも苦難の日々。 友達と計画を立てるが、そこに行くまでに話していた映画や小説が脱出のきっかけに。 特にスタンド・バイ・ミーやグーニーズが印象的で、家出のためある小説が基になっている。 ただし終わり方がその小説をなぞるだけというのは物足りない。 それを踏まえた上で、もう一展開欲しいところだ。
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GORIRA800
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親が宗教にのめり込んでしまう話 僕本人としては宗教にはさほど関心がないがおしつけてくるような人は苦手だ 分別のない子供に押し付けるのは本来やってはいけないことだと思う
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marimo_family
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それぞれ違う新興宗教に両親が入信し、子供たちの生活が一変するという話。父親の入信のきっかけは交通事故と会社の売却(オーナー変更)。思うように動けず会社の方針変更にも馴染めず退社し、自分の親が入信ししていた団体へと戻る。夫が働かずにパートで生計を立てていた母親も昔からの知人に誘われて別の団体に入信。子供たちは集会で叫んで恍惚とする父や信者たち、または子供の背中をムチで叩くことで贖罪を促す母親を冷めた目で見る。そんな環境の変化の中での兄妹愛や友情を描いた作品である。
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WAKUWAKU
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早見さんが確かに伝えたいメッセージがありありと浮かび上がる本でした。自分の頭で考える、自分の考えさえも疑う事を突きつけられる小説です。主人公は小学生、早見さんはきっと大人の意見、周りの意見がさも自分が選び、掴んだ意見だと刷り込まれる前に伝えたいと思ったのだと感じました。
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