読書メーター KADOKAWA Group

感想・レビュー
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けい
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ネタバレボビー・ヌスクをとりまく家庭環境はハードで学校生活もハードだ。友人のサニーがサイボーグになろうとする計画には12歳の無邪気さがこわくもあり、こんな方法しかとれないほど切実に心が追い詰められていることに切なくなった。冒険の途中で「バロンはあんたの父親じゃない、だってどこも似てないんだから」とボビーがジョーにかけた言葉はとても力強く感じた。物語の続きはボビーは自分が見つけた家族と幸せに暮らしましただといいなと思う。『家族とは、愛情がたっぷりあるところにだけ存在できるのです。』(P292)
0255文字
のらねこさん
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考えさせられる事、あった。人と人。難しい。
0255文字
toto
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ネタバレ家でも学校でも安心できる居場所のないボビーと、移動図書館で働く母ヴァルとその娘ローザの大脱走劇。 山で身を隠していた脱獄囚ジョーも加わり、捜索から逃れるため家族のふりをしているうちに家族より強い絆が生まれていく様に、いつの間にか応援してた。離れた友人サニーが約束どおり、ボビーたちを守ったラストが感激&爽快。 物語は面白かったんだけど、独特の比喩や擬人が多くてかなり読みにくかったかな。 さらり翻訳バージョンがあれば(まずない)また読みたい。
toto

ヴァルの「物語は読む前から始まっていて、読み終えたあとも続く」の言葉、自分が小説を好きな理由のような気がした。 サニーが刑事へ「ボビーは家から逃げたんじゃない、持ってないものから逃げることはできないから」と返したとこ、理解の深さが伝わってきた。

09/01 14:09
0255文字
アッキー
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移動図書館に乗って逃走する1人の少年の成長物語というあらすじから想像する話とはだいぶ違う。かなり無理のある話のようであるが、かえってその中で得るものが印象深くなるようだった。全員問題を抱えているようだが悲観的ではなく、でも寂しさの残る終わり方でもある。中盤で少し話の勢いが無くなったようにも感じたが、読み終わってこの先、全員が幸せになるように願いたくなる。
0255文字
えっこ
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楽しかった。血の繋がりだけが家族じゃない。家族だと、大事な人たちだと思えたらそれが家族。移動図書館に乗って、物語の世界を楽しみながら現実からの逃避行ができたら自分の存在そのものも曖昧になって、なりたいものになれる気がする。虐待といじめがきっかけになっているのが辛いけど、どうやら希望の光が見えてきそうだ。明るい物語の終わりは、救い。
0255文字
じみ
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表紙が楽しそうだったので読みましたが、なかなかハードでした。 どきどきはらはらの物語の末のハッピーエンドとはいいがたいものを感じましたが、それでもラストは嬉しくなりました。 この家族にこれからも幸いがありますように。 と願わずにはいられませんが、たぶん、どんなトラブルも乗り越えていくのでしょう。
0255文字
とぶとり
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タイトルと表紙から想像した内容と比べると大分重い開幕。サニーの墜落シーンの鮮やかさには思わずページを閉じてしまいました。大団円の後も面倒なことは山盛り("物語に終わりなんてない。")なのですが、そこはお伽噺に倣ってめでたしめでたしで締めたい。
0255文字
ガラスの文鎮(文鎮城)
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英国の南の端の断崖絶壁の直前にトレーラー型のトラックに引かれた移動図書が居て周りを警察車両が囲んでいる所から物語が始まる。トラックから現れた少年と少女が刑事の側を通ってアイスクリーム屋に向かう。運転席には美しい女性が座っている。これって王手ではないか。と言う所から何故此の様な事態に至ったのかと物語が幕を開ける。実に見事なオープニングだ。少年はボビー・スヌク12歳。少女はローザリード13歳。女性はローザの母親ヴァレリー・リード。実はトレーラーの移動図書館の中には陸軍刑務所から脱走した凶悪な男が居るはずだ。→
ガラスの文鎮(文鎮城)

ボビー・スヌクはいじめられっ子だ。イジメは何処の世界にもあるらしい。虚弱な体格と筋を通したいと言う自尊心の組み合わせは当人には大抵ろくな結果をもたらさない。ボビーは最近母親が出奔し、父親はボビーをネグレクトするばかりか暴力を振るう。ローザとヴァレリーとは偶然出会ったがこちらの方が断然居心地が良い。ボビーはヴァレリー達の家で一夜を安らかに過ごすが父親が息子が誘拐されたと騒ぐ。愛してないにも関わらず世間体と言うやつか。ヴァレリーは一大決心をして自身が掃除婦をしている移動図書館で逃げる。

08/15 22:16
ガラスの文鎮(文鎮城)

「掃除婦のための手引書」にも16輪の大型移動図書館の運転方法など書いていない。いったいどうなる事やら。ボビーは図書館の色んな本を読みローザのに朗読する。ボビーの父親は本などくそくらえ、と言うタイプだった。今やボビーは本当の家族に出会えた様な気分だ。ただしこれは逃避行である。どこにたどり着くか、ってイギリスの南端の崖っぷちじゃないのか。いや確かにそうだど、、?

08/15 22:23
0255文字
sora
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重いけど王道か。
0255文字
ℳ
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図書館で表紙と目が合って、ジャケ借り。良い意味で期待を裏切られた。英国小説なんて久しぶり🇬🇧楽しめました。ある子供の冒険物語なんだけど、お姫様と女王様と原始人と家族になるの。素敵だった。最初がなんのこっちゃな始まりだったのに終わりのほんとのジ・エンド、すごく良かった。家族全員で幸せになってほしい。もちろんロボットも!(サミーがボビーに出会わなければよかったのにという感想もわかるんだけど、きっとサミーはそんなこと1ミリも思ったことないんだろうなって思ってる)
0255文字
ゆかーん
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可愛い表紙でしたが、ワクワクするような冒険小説ではありません。「図書館」というタイトルですが、内容は1人の少年の人生を賭けた闘争劇という感じです。展開が全く読めず予想外な方向へ進むので、最後までハラハラドキドキしながら読みました。児童虐待、ネグレクト、いじめなどなど、子供の身に起こる数多くの犯罪に目を向けた、とてもシビアな小説です。読み終わった後に、「ボビーに幸せな人生が訪れますように」と願いたくなりました。
みっくん

帯のコメントが気になっているんで是非とも読んでみたいです♪(^_^)

12/03 11:03
0255文字
mayumi
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表紙から、楽しい冒険物語だと想像して手にとった。最初のサニーとの計画からしてドン引きだったが、この発想は男の子的にはありなんだろうか。母親への思慕に胸をつまされつつ、主人公を見守りながら読んだ。しんどい…割とシビア…。親子、家族とは…。ジョーの吹っ切れ感が良かった。この家族の最後はきっと、ハッピーだと信じたい。
mayumi

日本の移動図書館を想像して読み始めが、英国のはもっと凄いらしい。同じ島国なのに、道が広いの? 移動図書館て団地の中庭に来るアレじゃないの? と、本筋と違うポイントにも興味津々になった。

08/12 15:12
0255文字
あられ
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これは…読みだして題名と本の装丁から感じていた内容と違うことに読む手が止まった 暴力的なものが苦手な私は読み続けようかどうしようか悩んだ 時間はかかったが読み終えて感じているものの多さに満足している 暴力やいじめや虐待によってやんでしまった者が移動図書館に乗って一本の藁をつかもうとあがく サイボーグを目指すサニーが私の理解の範疇を超えていて…サニー 君は本当にいいやつなんだね
0255文字
まぬけのまりこ
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ネタバレもっとコミカルな逃走劇かと思ったら、初っ端から、ムリムリやめてぎゃーー!となった。 喪失抱えた人々が寄り集まって家族をつくる話。ハラハラしながら祈る思いで読む。最後にも本筋とは別なところでぎゃーっとなった。いや、ひとつのハッピーエンドですよ?思惑通りに進めば。とりあえずサニーがいい子すぎて、物語で満足せず幸せになって欲しい。
0255文字
kn
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サニーはボビーと出会わなければ良かったのに。
0255文字
ふゆ
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2年前、素敵なコーヒー屋さんに教えていただいた一冊。母親を亡くしたことを受け入れられないボビー、無垢な娘と温かい母親、旅人の4人と1匹と1羽の逃走劇が驚くほど鮮やかなラストシーンを迎えます。母親に求めるもの、男の子の父親に対する気持ち。家族とは。ステレオタイプな成長譚が移動図書館というアイテムで大冒険になりました。「私みたいな人間にも、物語は確かに生まれるのだ」それが、本です。ご紹介ありがとうございました。
0255文字
由季
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表紙の装丁から、トム・ソーヤ的な明るい話かと思ってたらまぁまぁな重いヒューマンだった。いい話でした。
0255文字
もしもし
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★★★ 父親から虐待を受けているボビーが、移動図書館で働いている貧しい母娘と出会う。図書館トラックで逃走劇を繰り広げ、風変わりな人々と出会っていく。本があればどこへでもいける。冒険の始まり
0255文字
CHIPCATS4
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あぁ良かった。。。 そんな気持ち。
0255文字
カムイ
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ジャケ買いした本、作者も全然知らない。ファンタジックだ!冒頭、何だ何だとんでもない事なっているぞ、と、ボビーの逃走劇だが移動図書館が陰の主人公でもある。少年ボビーは父親には無視され学校ではいじめにあい悲惨な日々を過ごしていたトリッキーな人々との出会いと図書館の本により彼の心に癒やしと逞しく成長していく、様々な本を読むことに共感したり悲しだり怒ったり沈んだりして少年の可能性に蓄積され明日に向かって進むのだろう。【星の王子さま】にボビー少年自身が投影するのはこの世はひとりボッチでいるのがホント哀しい思いだと→
カムイ

吐露するのは境遇に当て嵌めている感受性の高い子供には影響するだろう。冒険ファンタジーともとれる小説です。

05/19 21:08
0255文字
ゆなた
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★★★★☆移動図書館に乗って逃げる話。家族とは何か考えさせられる
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一体型ライト
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ネタバレボーイ・ミーツ・ブックであると同時にボーイ・ミーツ・ボーイであり、ガールであり、ファミリーでもある。本には全てが詰まっている。 あのジジイのような没落貴族?というのは実際にいたりするものなんだろうか。爵位を子供に継がせたくないという人がいたとして、それは可能なんだろうか。可能だとして、どんな手続きが必要になるんだろう。本当に子供を捨てた人とかいたんだろうか。遺言みたいなのに「息子○○に爵位は継がせない」みたいなことを書いとけばいいんだろうか。僕は日本の平民なのになんでこんなことを気にしているんだろうか。
一体型ライト

爵位を継ぐ側が拒否するということは可能らしい?

11/21 00:09
0255文字
マッピー
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タイトルの楽しさと表紙の可愛らしさに惹かれて読んだら、思っていたのと全然違った!第一章のタイトルが「ジ・エンド」子供二人を人質に立てこもる女性と、説得を試みる警察。え?これ、どういうこと?結末は、悪くはない。登場人物たちにとっては。だけど、本当にそれでいいのか?と思う。訳者あとがきに”移動図書館は識字率の低下を防ぎ、孤立した地域を社会と繋ぐという重要な役割も担っている。”とあった。世の中から、家族から、孤立した人々を社会と繋いだのは、確かに移動図書館だった。いや、だけど、本当にそれでいいの?
0255文字
ムジカンノ
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すっっっっごく良かった!....。純文学の趣が根底にある作品であるんだけれど、ポップでライトタッチな装幀もあいまってか・・意外に期待と違ったうんぬんのレビューが目立つのが、えぇぇ・・となった。___個人的には素晴らしくて素晴らしくてたまらない。そんな作品でした。
0255文字
てるりん
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タイトルに引かれて読んでみた。 ちょっと期待はずれだったかな💦
0255文字
ツバメマン★こち亀読破中
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学校でイジメられ、家庭では父親に無視される…そんな少年ボビーは、移動図書館で働く女性と彼女の娘に出会い居場所を見つけ平穏を得る。でもそれも長くは続かなくて、ボビーたちは図書館トラックに乗り街を離れ、警察に追われることに。「物語りに終わりなんてない。悪いことからいいことが起こり、いいことから悪いことがおこるけど、いつまでも続いていくものなの。」冒険というのは遠くに行くことではなくて、人生を変えるほどの経験。新しい家族に出会うことも…。タイトル買いで思ってた内容ではなかったけれど、引き込まれました。おススメ。
0255文字
あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ·天久鷹央·かくりよ·多聞くんと続々アニメ最高です!!(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)
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ネタバレ目次の無い本。家にも学校にも居場所がないボビー・ヌスクは、2人暮らしの母娘に出会う。この母の働く図書館はトラックで本を運ぶ移動図書館だった。本を読む楽しさを知ったボビーの冒険記。
0255文字
くみくみ
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図書館とか本屋とか題名についていたら絶対読みたくなる。この題名だけで移動図書館でどこかから逃げるというのは想像出来たが、それだけに終わらない面白い一冊だった。ボビーは母親がいなくなり、父親とは上手くいっていない。学校でもいじめられていてサニーとだけ友達になるがあることで離ればなれになる。そして移動図書館の清掃員ヴァルとその娘ローザ、犬のバートと知り合い、3人と1匹で父親から逃げることになる。ピンチを切り抜けるヒントはすべて本が与えてくれるという奇跡。こういう人たちにこそ幸せになって欲しいと思う。★4.5
0255文字
尾白
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素敵な本です。大変な目にあっている子供と大変な目にあったかつての子供。どちらがどちらを助けるのではなく、個人としての繋がりがよい。ロアルド·ダールのようなファンタジー色はないけれど、読み終わったときの清々しい感じは似てるかも。
0255文字
らんどるる
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読メを見て。翻訳ものは久しぶりということもあり、話に入り込むまでに少し頁を要した。逃走劇が始まってからは、ドキドキしながら読んだ。家族とは?を考えさせられる。バロンとは和解するのかと思いきや裏切られた。ジョーにも信じられない部分がずっとあったが、最後は希望あり。やや乱暴で残虐な感じがするところもあるが、映画またはドラマ化してもよさそう。図書館だけに色々本が出てくるが有名な本なのだろうが、全く知らない本、タイトルしか知らない本が出て来る。本好きならより楽しめそう。
0255文字
Astroswitch
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本は自分を知らない世界へ連れてってくれる。それを改めて教えてもらった。自分が何故本を読むのか、初心を思い出させられたような。自分の世界がどんなに辛いものでも、それが当たり前だと、他の世界を受け入れられない。でも、本を読んで違う世界を知って、現実を変えられると分かった時に、人は変わっていく。主人公のボビーもそうだった。本は知らない世界を見せてくれるだけじゃなくて、自分の可能性にも気づかせてくれる。自分の世界を広げていくために、これからも本を読んでいこうと思う。
0255文字
ケロたん
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イジメっ子に対抗するため、骨を折ってボルトを入れてサイボーグ化する…引いてしまうわ。 家族のあり方を考えさせられる話。
0255文字
yoshiko
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タイトルに図書館が物語る通り、本と読書がもたらす恩恵が本書のテーマのひとつ。各章で数タイトルずつ本が物語中に登場しるのが楽しい。オレンジ色のおおきなしみという絵本が気になってググってみたけど、邦訳はされてないらしく残念。 愛や家族もテーマではあるんだけど、俯瞰視点の説明口調の文章で語られるとすごくむず痒いね!ハリウッド映画でドヤ顔で言われるとあーハイハイってなるけど、アレに似ている。こういう文体は合う人には合うんだろうけど私は最近ちと難しい。
0255文字
やまはるか
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 ハリーポッターを読んではいないが、これも少年の冒険物語仕立てで気楽に面白い。しかし、さり気ないベットシーンもあるように大人の読み物(この程度で大人向けと言ったら笑われるか)、うかつに読んでいては何のことか判らない筋立てになっている。ヒントを解いて物語を解きほぐすのも楽しい。図書館・読書会など、こちらの弱みを突いたタイトルに最初から負けている。
0255文字
かもめ通信
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タイトルに惹かれて手にした本。予想の斜め上をいく展開にびっくり。さくっと読めるYA小説ではあるが、描かれている現実はかなりシビア。それでも後味は悪くなく、あの人にもこの人にも幸せになって欲しいと思わず願ってしまう。
0255文字
うさ
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ある事件が起こって移動図書館で逃げなきゃいけなくなった母娘と近所の少年、途中で出会う元軍人。 イギリス人はこの設定と話の展開で納得するのか?! イギリス人はこの話を面白がるのか?! 聞いてみたいわ~(笑)
0255文字
black black
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移動図書館を使った冒険小説。血の繋がりだけが家族ではないことを認識させられた。
0255文字
youxian♬*゜
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逃亡劇。いじめっ子に立ち向かえなかった程のボビーの成長やボビーを暖かく包み込んでくれるお母さんみたいなヴァル。娘のローザ。そして、父親役割のジョー。移動図書館に乗って逃亡=冒険している間に色んなストーリーを読み思考を発達させていくボビー。実際の小説が登場して楽しかった。『今までの経過があってこれからも物語は続く』そんなことを感じた。4人がまた家族としていられるように物語が続いてほしい。何年もかかるだろうね~罪もあるし。子供向きなのか飾り言葉?が多くて読み辛さも少し。
0255文字
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