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なぜジェンダー教育を大学でおこなうのか: 日本と海外の比較から考える

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katoyann
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早稲田大学で行われた「高等教育とジェンダー」という国際シンポジウムの講演録を書籍化したもの。欧米と日本のジェンダー教育の歴史と現状が詳しく書かれてある。アメリカは第二波フェミニズムの興隆を受け、1970年代から大学で女性学が開講され、436校で「女性学を主専攻とする学士号」の取得が可能だという。ジェンダー学の修士号も含め、学術として認知されているレベルにおいて日本とのギャップを感じる。なお、ジェンダーは「男女平等とセクシュアル・マイノリティの人権を保障するための武器」(72頁)と位置付けられる。良書です。
0255文字
カモメ
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ジェンダー教育では横断的に諸分野と連携しながら、知を提示する側面と体験を通じた知の実践という二側面が求められている。フランスの教育アクションや中国での社会を変革する主体となっていく試みである学外での演劇活動が興味深い。しかしフランスではカトリック系のジェンダー理論への反発もある。日本での課題は家庭や労働に偏っている、組織基盤の充実、教員人材、学内外の組織との連携等があるそう。
0255文字
nranjen
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W大のシンポジウム。北米、フランス、中国の取り組みが紹介されている。中国、面白そう。フランスは国をあげて企業人向け取り組みがあるそうだが、この学会後、マクロン政権になって新たに色々やってそうな気もする。女子大でジェンダーの授業があるというのは聞いたことがあるけれど(一部かもしれないけど)今、共学でもあるのだろうか。ちなみに自分が大学生だった時はなかった。往往にしてジェンダーというと男性陣が恐れをなし、シンポジウムに行けばほとんどが女性という構図が展開されている。いつになったら変わるんだろうか。変わるのか?
0255文字
Rammstein
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早稲田大学にて2016年12月に行われた国際シンポジウムのまとめ。男女共同参画が謳われている現代であっても、女性の社会参画ならびに女性だからという差別は残る。そこで大学が学生への知の伝授だけでなく、体験の共有ならびに実践をする機会を提供できればより良いジェンダー教育となるだろう、と本書は考える。/ 個人的に興味深かったのは、4章の「社会的マジョリティと思い込んでる男性が変革していかなければ、男性性の不安定性を解消できない」という結論に至るまでの過程。日本特有のジェンダー問題の事情というのも知れる。
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