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手島圭三郎全仕事

感想・レビュー
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まつのは
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一人で山へ入り夜空を眺めていた。たくさんの星、あの先には何があるのだろう? あの星のもっと先、もっと…ずっと…ずっと先… 涙がポロポロこぼれています。怖い…生きていくって…(笑) 手島圭三郎、昭和10年北海道紋別の生まれ。版画家、絵本作家です。『しまふくろうのみずうみ』深い山奥、夕日が沈んだ湖の風景から始まります。普段は溝から湧いて出たような人間なのですが、想いは自然と太古へと。自分にもこの時を見ていた前代がいるのだなぁと。彼らが動物、植物、道具までにも魂の存在を認め、神と名付けたのもわかる気がします。
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花陽(かよう)読書会
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「シマフクロウ」をテーマにして読書発表しようとして、図書館の蔵書を調べていて、はじめて手島圭三郎という人物の木版画、その絵本に出会いました。読書会では、皆に「シマフクロウ」を頂点とする食物連鎖、自然保護の大切さを知ってもらいたいと熱弁をふるいました。
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 
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木版画家・木版画絵本作家の手島圭三郎氏の作品(絵本)の全てが紹介されている本。北海道で絵本に関わっている者の一人として、手島さんの絵本は読む機会も多く大変ありがたく感動もしている。丸瀬布や東川、網走という馴染みの地名も馴染みがある。北海道に住んでいながらあまり見ることの出来ないしまふくろうやくろてんなども絵本を通じて知ることが出来る。個人的にアイヌの物語シリーズ(5作品)は子どもたちにアイヌ文化を知るきっかけとさせてもらっている。
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ゆうママ
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読メの方のご紹介で読了。手島圭三郎さんの絵本作品がもったいないほど掲載され、その仕事や生き方の集大成を、手島さんの言葉や多くの専門家の執筆でまとめられていた。久々に分厚く、充実の一冊。現在88歳になられる。まだ読んでいない多くの手島圭三郎さんの本を読んでいきたいと思う。
yuppi

こんにちは。この本を読むと手島圭三郎氏の読んでない本を手に取りたくなりますよね。北海道という場所に限定していることも好きな理由かも知れません。

07/03 10:07
ゆうママ

ご紹介頂いて、本当によかった❣かなり読み応えのある本でした!絵本や挿絵などの、こういう豪華な集大成は珍しいですよね。厳しくキリリとした黒い線が、優しさも描いているのがまた、素敵だなあと思っています。手記で、勧善懲悪ではない自然の姿をという思いも知り、即納得でした!

07/03 12:52
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がらくたどん
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ご感想に惹かれて。ちょっと遠くの図書館から借りてみた。手島木版絵本作品36作がだ~っと並ぶ景色を圧巻と言わずしてなんと言おう。手島さんの絵本は定番中の定番なので年中目に入る。面展示に映えるから季節に合わせて並べたりもする。でも、一冊の本の中にギューッと並べたらどんな感じか考えてもみなかった。北の大地の陸と空。短い春と長い冬。植物に岩土、淡水海水。飛ぶもの、駆けるもの、泳ぐもの。すべてがあるのに人だけが居ない。たぶんヒトは脆くて我儘すぎるので「彼ら」の近くにようようたどり着きそっと眺める事で幸せを得る。良書
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REI
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Eテレ「日曜美術館」で手島圭三郎さんを知り、絵本を3冊読んだ。その際、読み友さんたちから教えていただいたのがこの本。2週間の貸出期限を2回延長し(後ろに誰も予約が入っていないのはラッキーだったけど、淋しい)1か月近くかけて少しずつ読んだ。2017年までの版画絵本36作品を紹介しているだけでなく、ご本人の『自作のプロローグ』のページもあり、北海道の原始の森とそこに生きる生き物たち、アイヌの人たちの文化への畏敬の念を語っている。たくさんの生き物を、生命力にあふれた家族の物語として描く版画の魅力に心奪われる。
REI

kahoさん、こんばんは😃🌃わあ‼️積んでいらっしゃるのですね😻手島さんの内面も伺い知ることができ、ますます作品が好きになりました。未読のシリーズがたくさんあるので、これから少しずつ読みたいな😊レビュー、ゆっくり待ってますね✨

10/12 00:09
がらくたどん

REIさん、読みました。ご紹介ありがとうございました。もう、それしか言えません(*´▽`*)

10/19 23:36
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けんとまん1007
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版画でしか伝わらないことはあると思う。さらに、その題材から感じるのは、生命にたいする眼差しのありかた。自然、大地、生命への畏敬の念。果たして、自分はどうなのだろう・・・と考える。
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booklight
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【読友本】制作過程や本人コメントを読めたのがよかった。美術教師20年、やっと自分の画風を見つけて独立。今でも教師の時の後遺症、夏休みに作品を仕上げる、が残っているのが面白い。着想、ラフスケッチ、原寸大下書き、骨版、試し刷り、本刷りと非常に手間をかけて作っている。これらを自宅で一人でコツコツとやっている。やはり人を選ぶ仕事だ。元々は画家を目指していて、版画、版画絵本と変わってきた。西洋画の影響を受けつつ、北海道の自然を版画で描く、と自分で決めるまでの紆余曲折を感じた。でも天職とはこういうことかとも思う。
くみん

『日曜日美術館』で見て、凄い方だなぁと思っていました。

07/10 13:52
booklight

くみんさん、コメントありがとうございます。日曜美術館でやっていたですね。彫っているところ、見てみたい

07/10 16:05
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yuppi
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北海道の大自然をモチーフに多くの作品を生み出して来た手島圭三郎は木版画家。体力の限界とうことで『きたきつねとはるのいのち』を最後に引退された。この本には1982年~2017年までの作品が掲載されている。手島圭三郎氏が切り取った北海道の大自然に生きる動物たちの息吹が、どのページからも伝わって来る。『しまふくろうのみずうみ』の中に出て来る、”しまふくろう”が魚を捉えた版画絵は、眼光が鋭く紙面からこちらへ向かって飛び出して来そうな迫力を感じる。↓
yuppi

『おおはちょうのそら』は、ここ数年、飛来するコハクチョウを見に行ったりしているので感慨深い。実際に見て来た光景と繋がるものがある。木版画ならではの魅力がある。ファンには作品だけでなく、手島氏の作品の思いや作品の工程を知ることも出来、それも面白い。手島氏に絵本を依頼した『松居友』氏は福音館の創設時の編集長だった『松居直』氏(多くのロングセラー絵本作家を発掘した方)の息子さん。父親と同じ様に、新しい作家さんを発掘しているという文を読み、やはり親子だなと思ってた。多くの方に美しい木版画の絵本を読んで欲しい。

07/07 21:52
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takao
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ふむ
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hitokoto
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 シマフクロウの世界を生涯のテーマとして取り組んでいる手島圭三郎氏。肉筆では出し得ない木版画の韻律の世界。北海道の原始の森、大自然の神秘。川嶋康男・編「手島圭三郎全仕事」、2017.7発行。第1部作品編では、北海道に生きる動物たちを。第2部木版画家いぇしま圭三郎とともにでは、木版画絵本ができるまでと手島圭三郎の人生を。
hitokoto

ナイス、有難うございます!

12/31 17:46
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yukiringo555
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p263 読者がページを開くと、大自然に向かっているのと同じ感触が伝わるような創作視線を貫いている。文学の世界とは異なる、絵本の持ち味でもある絵によって感動を与える手法であり、人間の理性にではなく、感性に訴える世界を表現したいとの意図があるため…開いたページから受け取る美しい色彩や形であって、あるいはその逆の、不安や恐ろしさを感じさせることなどを自然に表現することでもある…普段の生活の中に、物質的なものを得る喜びとは違う喜びを、体得できることは素晴らしい。知性と同じだけ、感性は大切な要素であると…
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さくら
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昨年9月、手島圭三郎さんの絵(版画)に魅せられて引き寄せられるように読んだ(図書館本)。この本には手島さんの作品が網羅されている、手元に絵本がない私はそれだけでも嬉しい。「あーそうだった」と初読のときが脳裏に浮かんだ。 圧倒される作品、どう言葉にしたらいいのか言葉を探したあの日。手島さんに絵本を依頼した松井友さんの言葉の中にあった。「紋別で生まれ育ったご自身の子ども時代からの自然観が誠心誠意込められている」と。そう、「誠心誠意」言葉でもなく作品全体から伝わってくるのだ。また、絵本・児童文学研究センター⇒
yuppi

こんばんは。この本はその後増強版が出版されています。ちょっと小型版になっていますが、表紙の絵に惹かれてゲットしてしまいました。もうこんな作家さんきっと出てこないんじゃないかという思いもあって。

02/18 16:43
さくら

ご紹介の増補版、検索してみました。おっしゃるとおり、表紙のキツネに惹きつけられます!図書館にあるようなので手に取ってみたいと思います。本当に無二の作家さんだと思います。

02/18 17:43
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ベーグルグル (感想、本登録のみ)
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大好きな手島さんの木版画絵本。この本では手島さんの作品が紹介されているので、これを読むだけでも満足します。サラッと読みましたが、手元に置いていつでもじっくり読みたい。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)

Rioさん、手島さんの木版画絵本は壮大で感激するよね。美術の先生だった手島さん。また機会があれば手に取られてみてね(*^-^*)

05/24 21:36
ベーグルグル (感想、本登録のみ)

ラブちゃん、これギッシリだから、手元に置いてじっくり読みたい1冊だよね(*^-^*)またタイミングを見て考えようっと(*^-^*)

05/24 21:37
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かち
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手島先生の木版画は、風圧を感じるんですよね…圧倒的な風の流れが肌を刺激するようです。それでいて、じんわりと温かくて…それは必ず、子育てのシーンや寄り添っている者を描いているから…これ絶対手元においておきたいです。そして原画を見たい!!
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る*る*る
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確かに、シマフクロウ=テシマケイザブロウ!彼の絵本は、木版画ドキュメンタリー絵本!!彼の書く物語は、彼を絵本の世界に導いた編集者・松居友が依頼した言葉より誕生。『子どもの本だから子育てのシーンだけは入れてください。あとは幼児〜お年寄りまで見てもらえる新しい絵本にしたいので、自分の持ち味を崩さずに力を発揮して自由に描いてください。』どの作品にもこの言葉が生きている✴︎原画を見てみたい!
る*る*る

しかちゃん、おはよう!早起きですね〜✴︎この本、一度に何冊もの作品が紹介されていて大満足‼︎北海道に常設する予定があるらしいって♪

08/16 05:47
しかちゃん@日日是好日

る*る*るちゃん、おはよう(^o^)/朝は得意だけど夜はすぐ寝落ち〜北海道に常設、楽しみに待つわ、情報ありがとう♪

08/16 07:17
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