うわあ、朝一で読書メーター覗いたら、ジンジャーさんがハロウィン仕様に!? あ、そうか、魔女博士になったからか!と勝手に納得w こんなきれいな魔女さんにだったら毒を盛られたいです!?🤣
魔女がホウキに乗って空を飛ぶことに違和感を持たないのはハリポタやキキと共に育った平成生まれだけじゃない。高度経済成長期以降に生まれた昭和世代にもサリーやメグやルンルンやララベルやモモやマミやポワトリンやセラムンなど何かしらの魔法少女番組を見て魔法使いに憧れた過去があるはずだ。ぶっちゃけ極論言えば日本人の大半は男女問わず魔女っ子大好きなんじゃないだろうか。ほらほら隠してないで認めちゃおうぜ。しかし二次元と三次元、虚構と現実の区別がつくようになった今、改めて考えてみよう。我々が憧れる魔女とは一体何なのかと。
教科書と言ってももちろんホグワーツのカリキュラムのようにホウキの乗り方や薬の調合や呪文の使い方や魔法世界の歴史を学ぶわけではない。薬効や毒のある植物の性質や、それを生活に用いてきた人たちが味わった受難や、中世の歴史的社会的背景が説明されていて、魔女という存在そのものについて分かりやすい言葉を用いながら丁寧に掘り下げている。魔女が出てくる本の一冊として梨木香歩さんの『西の魔女が死んだ』が紹介されているけど、あのおばあちゃんの魔女修業と似たような感じ。魔女というのは仕事ではなく、人としての生き方なのだろう。
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