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まほろ駅前狂騒曲 (文春文庫 み 36-4)

感想・レビュー
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Hoshiduru
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ドラマ版のビジュアル以外、前作までの内容全く覚えてないという、ダメすぎな状態で読んだくせに、ちゃんと満足した。前作までの設定を割とおさらいしてくれるので、これが初読みでもまあまあ支障はないと思う。面白かったけど、物語は特別好みなわけではなく、これはひとえに三浦しをんの筆力だなと感じる。行天の過去と秘密をたどる流れから、「街とそこに生きる人」を描いた作品としてとても良い着地を見せる。多田の行天へのなんとも言えない愛情が本当に良くて、行天はいい人に出会ったね、その人にちゃんと頼れてえらいね、と心から喜べた。
0255文字
めげごん
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今巻も多田と行天のやり取りは面白かった。行天を厄介者と思ってるけど見放せない多田。互いに信頼し合ってる。心が安らぐラストで良かった。
0255文字
@mama
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☆☆☆☆☆
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小雀✡ずーっと積読減強化月……
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シリーズ完結編。相変わらずの多田と行天なんだけど、今回は読む終えるのに時間がかかったな。 はるちゃん可愛いな。行天、少しだけ苦手克服出来て良かったね。また、短編でいいから会いたい人達でした。
0255文字
あじ
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ネタバレ完結編。行天がメインの話。一部作では、傷をもっていて、完全には治らなくとも抱えて生きていくことができる、という希望のエンドだった。 庇って行天が傷を覆うシーン。理不尽な現実によって飛ばされた小指。とはいえ、学校の時とは違って、誰かのためにそれを選べた。傷が名誉の負傷になったのは、行天の心の傷が治った、それを示唆するシーンだと思った。多田は自身のトラウマに向き合い、受け入れる覚悟をした。行天、多田共々報われてよかったと思った。傷を抱えていても、お互いに支え合うことで未来に進んでいける良いエンディングだった。
0255文字
秋
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まほろ3部作、最後の1冊。この1冊で今まで以上に仰天が好きになった。番外地は、番外編の短編集だと思ってたらどんどんキャラやら設定やら盛り込まれてたから全然番外編では無かったんだね… 全体にすごく面白かったけど、雰囲気は7章から8章が好き。
0255文字
soy93
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ネタバレまたまた突拍子もない…。呆れるような出来事にもシラケることなく読み進められたのは、二人の憎めない人柄と痛快なやりとり、そして今回は女の子「はる」のおかげかな?人懐っこくて無邪気な4歳児の描かれ方が良かった。そりゃあハラハラもしたけれど何度もクスッと笑いつつ呑気に読んでいたら、はるを預かってよかったという行天の吐露にグッときました。「生と死にまつわる記憶を次代へと託して命を受け継ぐ」という多田の気付きにも感動!多田も幸せを掴めそうだし、星はやっぱりどこか憎めないし。3巻たっぷり楽しませてもらいました。
0255文字
のりべぇ
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まおろ駅前シリーズ完結編。久しぶりのシリーズ、各キャラクターを思い出しながらスッと入り込めて楽しかった。又、星や仰天の過去絡みが重く不幸になり過ぎず丁度良かった♪これで仕舞は残念だ。楽しいシリーズでした。
0255文字
湯湖
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ネタバレ【まほろ駅前シリーズ】ドタバタ劇、ここに極まれり!なのだが、多田や行天が抱えていた「傷」が、多少なりとも癒されたのは間違いない。はるちゃん、いい子だったなー。ユラコーと裕弥も。意外なところで星も。結局、登場人物が、ヘンな人も含めてみんないい人だった。行天が姿をくらましていた間、多田ほどじゃないけど私にも何となくの喪失感はあったので、「おかえり!行天!!」の気持ちに。でもまさかの探偵?これからどーなる?と思うんだけど、これにて完結。
hon

まさに狂騒曲ですよね(笑)。しをんさんのキャラは変な人ばっかりだけど、ちゃんとしをんさんの愛が感じられるからいいんでしょうねえ。表紙も妙に爽やかだな。

02/27 20:03
湯湖

honさん。行天に目を奪われがちですが、岡老人から目が離せませんでしたw

02/27 21:07
0255文字
ジュンコ
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長編。完結編。大団円!
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本ゆり本
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まほろシリーズが終わってしまいました。まほろ市は私の第二の故郷となり、多田さんもギョーテンさんも街の皆さんも心のお友達だったのに…寂しいなぁ。でも彼らのお陰で、私も暗闇に沈むことに失敗できているかもしれません。ギョーテンさんの言葉、素敵です。「正しいと感じることをしろ、だけど、正しいと感じる自分が正しいのか、いつも疑え!」この言葉、私の側にいつもおいておきたいな。
0255文字
Ryunosuke Moriai
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まほろ駅前シリーズ完結編。便利屋の多田・行天コンビと、彼らを取り巻く面々がフル出場・駅前ロータリーでバタバタ劇。便利屋って儲かるんですかね…。
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TT
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まほろ市便利屋シリーズ完結編である。 多田が営む便利屋に高校の同級生の行天が居候として住み着く。 2人のコンビ、多田のひさしぶりの恋、行天の苦しい過去、彼らのまわりにいる娼婦たち、みな、おもしろいし、あたたかさをかんじた。
0255文字
toshi
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ネタバレ2013年の「まほろ駅前」シリーズ第3作にして、完結編。あの多田と行天が帰って来ました。しかも待望の長篇です。舞台はお馴染みのまほろ市で、行天が多田のところに転がり込んでから、2年が経っています。今回も子供を預かったり、無農薬野菜の出現、バスジャック等、様々な事柄が出来します。そして行天の過去にもスポットライトが当てられます。多田も自らの過去に向き合うことになります。今回で残念ながら完結ということですが、探偵になった行天と便利屋で頑張る多田にまた会いたいと思いました。
0255文字
ユメ
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再読。長く己の記憶に苦しめられてきた行天が、曽根田のばあちゃんに「俺はあんたのこと、なるべく覚えてるようにする」と伝えるくだりが好きだ。物語の終盤においてその台詞は、今度は「俺はきっとギョーテンさんのことを覚えてます」という裕弥の言葉と奇跡にように重なり合う。ひとは誰かと繋がり、記憶を託してゆくことによって、いずれ待ち受ける死を乗り越えてゆくことができる。古来から受け継がれてきたその営みは、なんと美しいのだろう。
0255文字
みるくけーき
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シリーズ一気読み。これで完結か~。ドタバタ劇を通してみんなの成長がうかがえる。終わり方からすると、第二章的なストーリー展開があっても面白そうなのになぁと思ってしまった。
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マキコマキ
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ネタバレ最終章らしく、まほろの面々も総出動。友達を思いやれるようになったユラコー、曽根田のばあさんも元気に入院中、星もなんだかんだ部下に慕われまほろの街を守っている。岡さんもバスジャックを起こすくらい元気だし、ルルとハイシーも相変わらず。シャチョーは多田と何だかうまくいってる。はるちゃんを預かったことでふたりはいろんな人とつながっていることを知り、まほろがかけがえのない場所となっている。多田と行天の再生物語はいったん幕。探偵行天はどうなるのか、いつかどこかでまた逢えたらいいな。
0255文字
ゆきちゃん
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まほろシリーズ完結編が出ていたなんて知らなかった!期待に違わず、ハラハラドキドキ、まあハッピーエンドかな。岸本佐知子さんの解説が秀逸、ハハーその通りでございますと伏したいような。三浦しをんさんは、何故おとこ心を描けるのだろー。また、新作、期待しています。
0255文字
みんとあめ
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東京のはずれにあるまほろ市の駅前で便利屋を営む多田と、居候になって丸二年がたつ行天。シリーズ完結篇。読み終わりたくなくて、多田と行天のやり取りをじっくり時間をかけて堪能。はるちゃんが可愛いらしくてほっこり、変わらず厄介ごとに巻き込まれ、とんでもないミラクル起こして前代未聞の騒動に!?笑いを堪えるのに必死になる。なにより二人の強い繋がりに何度もジーンときて、多田の言葉、行天の言葉が心に強く刻まれる。二人だけでなく、全ての登場人物から『生きる』ことがひしひしと伝わる大好きな物語。ドラマ・映画でまた堪能しよ!
0255文字
ごんざえもん
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ネタバレ今までの登場人物たちが成長していたり、新たな問題を起こしたり、協力したり、意外といいヤツになってたりしながら、HHFAと戦っていく。行天の娘はるちゃんのたくましさもすごいし、行天と多田が過去を乗り越えて前進できてよかった。そして大団円。素敵なラストだった。
0255文字
よはみるもかの
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★★☆☆☆
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ドラゴン
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楽しく再読できました。ストーリがわかっていても、多田と行天のやりとりは飽きないし心地よい。読了してそれが聞けなくなると寂しくもある。行天が裕弥に言う言葉は刺さりました。”正しいと感じることをしろ、って。だけど、正しいと感じる自分が正しいのか、いつも疑え…”うん~、なるほど。
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あらき
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みんな訥々と生きて行く 覚えておきたいものは忘れて、忘れたいものは記憶し続けて それでもちびちび前に進む この本の良さを字にするの勿体無い
0255文字
ことり
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ただ子供を預かる話かと思いきや、まほろ駅前前2作の面々が派手に豪快に騒ぎまくる。なのに多田と行天の切羽詰まった感が浮きあがる。このシリーズもこれでおしまいと思うとさみしいが、楽しい時間だった。特にサンタとトナカイはある日の便利屋的なお話。笑いが止まらず、家で読んでてよかった。
0255文字
カッキー
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エアコンを事務所に取り付けて欲しいと切に願った。 続編も書いて欲しい。
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蝉の一生
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「私は生きたい」(byシャチョー)。生きずらいことの多い世の中ですが、登場人物が徐々に再生していく「まほろ駅前」シリーズを読むと、なんとかなるさ、明日も出勤しようという気になります。味のあるセリフが随所に出てくる本作は、また読みたくなる一冊です。
0255文字
ひとみ
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ネタバレまほろシリーズ完結編。 文庫化に伴い「サンタとトナカイはイイ相棒」を巻末に収録してあります。今回の騒動もかなり笑えました。特に横中バスの運転士さん。騒動に巻き込まれている所が面白かったです。
0255文字
しょう
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ネタバレまほろ駅前シリーズ完結編。日々の便利屋稼業をこなす多田達だったが、やはり平穏には縁がないようで、野菜の生産販売をするHHFAとHHFAの動きを注視している星等災厄をもたらしそうな怪しいキャラも揃い、多田と行天の凹凸コンビも否応なしに厄介事に巻き込まれていく。自分の中では「食えないやつ」と評価していた行天の魅力も分かったような分からないような不思議な感覚だ。完結編という事もあってか、かなりわちゃわちゃしていた印象だが、それでも取っ散らかずに綺麗にまとめ上げたのは大したものだ。
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清新
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この本に出会えたことを とても嬉しく思う。身内でも、知り合いでも、押しつけたりすることより、寄り添うことの 大切さを改めて実感できた。行天が曽根田のばあちゃんに、裕弥が多田(ギョーテンへ向けて)へ言った [覚えています]は 伝えられたことが良かった。行天の小指のように、人は苦しい思いをしても何度でも再生できると前向きになれた。はるが 大きくなった時にこの時のことを 微かにでも 覚えててくれることを望む。巻末の 集合イラストも とても良かった。
0255文字
橘 由芽
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楽しかった! 多田や行天、そしてその周りに集まる人たちのおかげで、なんだか元気をもらいました。これで完結というのが何とも惜しい。
橘 由芽

殿堂入りで!

04/09 16:11
0255文字
ちゅこりんたん
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まのぬけた疾走感(笑) という感じのクライマックスを書くのがうまい!とウッジョブ読んだ時から思っている。登場人物はみんな真剣なんだけど、なんかまがぬけてて、ハラハラより笑っちゃう感じ。いや、ハラハラも少しはするんだけどさ。三浦しをんならでは。
0255文字
しー
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狂騒曲にふさわしいドタバタ具合。 ふたりのおっさんがなやみ、苦しみ前に進む感じがかっこいいね
0255文字
よっぴ
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多田と行天の掛け合いが愉快すぎる!読みやすい文体で構成されておりスイスイとページを捲った!思わず吹き出して笑ったシーンがいくつもあり小説を読んでこんなに笑ったのは初めての経験だった!!とても良い作品だった。
0255文字
gadagiji
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再読。行天ジュニアのはるちゃんが登場。キャラがものすごく可愛らしい♪HHFAの集会、それを阻止する星たちの一味にバスジャックの老人たちでドタバタしちゃったけど一件落着で面白かった。完結しちゃったけど、どこかでまたこの二人に会えたら嬉しいな♪
0255文字
どうもちゃん
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多田便利軒シリーズ第三弾!(完結編かな)今回が一番よかったです。過去のつらい傷を抱えて生きてきた多田さんと行天のそれぞれが違う形で、過去を乗り越えていくような出来事が起こる。行天の娘ハナちゃんが大事な役割ですね。ハナちゃんもとってもいい子。”布団がフットンダ”事件があったり、ハチャメチャだけれど、ぐっとくることばかり。ぜひ、続編を読みたい。
0255文字
西岡剛
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再読。便利屋多田軒が行天の娘ハルを預かる話。面白かった。
0255文字
鰍メバル
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まほろシリーズの完結編。 前作読了から7、8年間が開いてしまった理由はさておき、やっと読めると思うと気持ちは前傾傾向。 厄介ごとに巻き込まれるのが仕事みたいなものと言われてしまう便利屋稼業。はるちゃんの登場により 行天のこれまでの突き抜けた性格、行動と悲しいこれまでの背景が明らかになる。 厄介な問題満載だが確実に過去の苦しさを抱えながら少しづつ前に進んでいる2人とまほろの住人。 本当はもっと続きも読んで見たいと思う作品。
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たなかか
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どうも再読 記録つけ忘れカナ。破天荒な行天 謎の爺さん岡。巻き込まれる多田 でも柏木さんとはできちゃうし ハルちゃんとも仲良くなれる。ドタバタコメディー。 人は死んでも他の人の心に残れば生き続ける。この本からだったか。凄く良い考えで好きな言葉
0255文字
Dai(ダイ)
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ネタバレ一癖も二癖もある登場人物たちばかりだが、結局ヤクザですら良い人で終えるところがこのシリーズの良いところであり出来過ぎなところであった。
0255文字
さてさて
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『まほろ』の駅前で『便利屋を営む』多田と居候の行天のはちゃめちゃな日々が描かれるこの作品。そこには、絶妙な味を醸し出してくれる脇役たちの珍プレー好プレーの中にシリーズとしての強みが最大限に引き出された物語が描かれていました。架空の町『まほろ』の魅力に引き込まれていくこの作品。そんな町に繰り広げられる複数の物語を同時並行的に鮮やかに描く、三浦しをんさんの上手さに酔うこの作品。“三浦しをんが心血をそそいだ「まほろシリーズ」 ここに、大団円を迎えます!”という宣伝文句を伊達ではないと感じる素晴らしい作品でした。
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まほろ駅前狂騒曲 (文春文庫 み 36-4)評価58感想・レビュー666