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ファニー 13歳の指揮官

感想・レビュー
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ガロ
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ユダヤ人家族で長女のファニー。ドイツを逃れてフランスで生活していたが、父親がまだ連行され収容所に。フランスもドイツに占領され、ユダヤ人には危険な国となった。母親と離れ、ユダヤ人の子供たちをかくまい、守る団体に預けられるが、それも危険にされされる。ついには、スイスに逃げることに。13歳のファニーが自分より小さい子供たちを引き連れながらスイスまで逃避行する話。実際の話のようで、本人と下の妹2人とも戦後はイスラエルに移住。
0255文字
Arte
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ユダヤ人の著者は、3歳で両親とドイツからフランスに脱出するも、9歳の時に父親が逮捕され、児童救済協会の子供施設で3年間暮らす。42年に施設が密告されたため、叔母夫妻の家に移動するが、叔父も逮捕されイタリアへ。そこも危険になり、43年に妹2人を含む子供達だけでスイスへ脱出を図る。43年でも子供達だけだとスイスで受け入れてもらえたのね。
Arte

父と叔父はマイダネクで、イタリアで一旦は合流できた母も44年に捕まってアウシュヴィッツで殺されている。戦後は本人も妹2人もイスラエルへ移住。逮捕された直後に3年ぶりに会った12歳の娘に「生理知ってる?」って言った母親の気持ち、よく分かるわ。もう一生会えないかもしれないんだし、必要そうなこと伝えたくなるよ。

09/11 22:50
0255文字
かしこ
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第二次世界大戦中ユダヤ人の子供が安全な国へと逃げる本は何冊も読んだことがある。これは13歳の女の子がリーダーとなって子供たちを率いてフランスからスイスを目指す実話。ファニーは気持ちが強い女の子で、大人にくってかかってヒヤヒヤするところもあれば、無茶をして危険ギリギリで生き延びるところもあり、生きてスイスまでいけたのは運が良かったとしかいえないところもある。しかし、絶対に諦めずに頑張ったからこその成功だし。人を見捨てないリーダーで、辛い逃避行の思い出ながらも誇れるだろう。
0255文字
Cinejazz
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1939年8月、第二次世界大戦前夜のパリ。 あるユダヤ人一家の父親が、ナチス支配下の秘密警察に拉致され強制収容所に送られた。 とり残された母親の決断は、三人の娘をユダヤ人迫害の嵐から遠ざけることだった・・・「しっかりしなきゃ。わたしが泣いたら、誰が小さい子たちを慰めるの?」〝この物語は、子どもたちだけでスイスの国境をめざした、命がけの逃避行と、手をさしのべてくれた人たちの記憶を物語った、ユダヤ人少女ファニ-の驚くべき実体験〟をもとに編纂された、涙と感動に震えるノンフィクション・ノベルの秀作。
洋書好きな読書モンガー

この話知ってると思ったら映画観たんだ。映画は1940年のドイツ軍によるパリ占領から始まる。占領軍に協力させられたフランス警察がパリ中のユダヤ人を丸いアリーナみたいな所に閉じ込めて子供なら脱出できると子供達だけでスイスを目指す。そんな映画だった。

03/11 21:13
0255文字
よしじ乃輔
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ナチスの迫害を逃れるためフランスへ移住した一家は、隣人の密告により父が逮捕され、13歳の主人公ファニーは母とも離れ二人の妹を連れ逃避行する戦争実体験。親と離れた子供を収監した刑務所で行動する人数は20人を超えながらもスイスを目指します。危険に肉薄しながらも手を差し伸べる大人がいる一方、子供達を密告し自身の安全を得る大人も存在し、戦時に年齢は関係なくどう生き残るかという剥き出しの人間性が露わに。戦争は失う事しかなく、子供でいることを奪われた物語でもありました。2016年映画化との事。
0255文字
totoro
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実話をもとにした物語。2017年に日本で映画化。第二次世界大戦前、ユダヤ人家族のファニーの家に警察が来て父親が連れて行かれる。母親は危険と判断しファニーを児童救済施設に行かせることになり、離ればなれとなる。ここにいても危険だと思ったファニーは他の子どもたちとスイスに逃げる計画に加えてもらう。しかし、途中で引率者がいなくなり、ファニーが指揮をとることに。越境請負人や村の優しい人に助けられながらスイスを目指してゆく。
0255文字
由里子
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戦時には、子どもが子どもでいられない。そんなときこそ不安で甘えたいのに。恐怖と、責任と重圧に震える子どものルポルタージュ。勇気と才能のあるすごい子で、胸を打たれるいい話。何度も山場があって、ファニーを応援しながら、すらすらとよめる。そんな風に、子どもたちはいつも危険と隣り合わせだった。子どもが英雄に成長するような社会の残酷さも感じた。90分。
0255文字
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 
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6年生冬休みおすすめ絵本のブックトーク。国語科の教科書で紹介されてい本や単元、著者の本などを紹介。夏休みの貸し出しは長めの本を紹介したので、冬休みは短めの本を中心にした親切なワタクシ!でも一言感想の宿題付き(笑)第2次世界大戦のドイツについても簡単に説明しました。 【世の中を見つめるー平和な世界を求めて】
0255文字
ハンナ
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第二次世界大戦下、ユダヤ人迫害を逃れ、ドイツからフランスへと逃れてきたファニー達親子5人。ある日、父親が連行され、残された母親はファニーと2人の妹を児童救済協会に委ね、安全な場所に逃がすことにする。「こどもの家」で3年過ごした後、別の場所へ、最終的に子供達は安全なスイスへ向かうことになるが、責任者の青年が途中で責任放棄したため、13歳のファニーがリーダーとなり子供達を指揮することになる。ファニー達は無事スイスへ逃れられるのか。いつか両親と再会できるのか。これが実話というのが本当に辛い(涙)。
0255文字
アユミ
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ファニーの優しさと勇気に感動しました。
0255文字
takao
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第2次世界大戦中フランス在住のユダヤ人の子供がスイスに亡命する実話。
0255文字
ほんのじかん
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ユダヤ人ファニー・ベン・アミの実話。数千人の生き延びたユダヤ人の子供たちとファニーの命を懸けた逃避行。凄惨な体験の中にサロン夫人、クリンガー夫妻、ローズおばさんや自分の命を懸けて救ってくれたすばらしい人々もまた存在している。児童書なので自分ならと置き換えながら読みすすめやすい本だった。
0255文字
ポンプケ
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第二次世界大戦中、13歳のユダヤ人少女のファニーが自分を慕う子供たちを取りまとめてスイスに逃れると言う、実話を元にした物語。この、非常に濃厚に違いない数年間を200ページ足らずのボリュームに収めているので話としてはかなりダイジェスト調になってしまっているのが大人の目から見るとすこし惜しいが、作中のファニーと同年代の読者にとっては親しみやすいだろう。
0255文字
慧の本箱
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ユダヤ人と言うことだけで一家はドイツからフランスに逃れ、そしてそのフランスで父親は拘束され9歳のファニーと幼い妹たちの自由と安全を求める旅が始まる。ナチの魔の手は止まる所を知らずファニーたちをドンドン追い詰める。気が付けばファニーを中心に何人もの子供たちが、中立国スイスに向けて必死の逃亡を図ることになった。その時たった13歳のファニーはリーダーとして・・今現在もウクライナの地で逃げ惑っている子どもたちがいます。私たち人間はこれからも何度も同じ轍を踏むのでしょうか・・
0255文字
山口
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ネタバレ1943年ユダヤ人迫害のなかフランスからスイスへ、子供のみ12名(途中で28名までふくれあがる)で脱出、リーダー役13歳のユダヤ人少女ファニーの物語。実話です。国境を越える時はハラハラドキドキです。エピローグで父母やおじさんの話は予見できたけど、スイス逃亡の手はずをした児童救済協会のサロン夫人まで…、なんか寂しいねぇ。170ページ程の本です、読みやすいです。おすすめです。
0255文字
空の落下地点。
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虚ろな目にならずに済んだ人は忘れずに生き、伝えていく道を選ぶ。でも、番号が消えない人たちは忘れたいだろう。正義の人の項では、自分が恥ずかしくて泣きながら読んだ。こんなに利他的になれないと思う。
0255文字
奏
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ネタバレユダヤ人の迫害がはじまり、フランスに避難して家族5人で暮らしていたファニー。しかし、安全だと信じたフランスでも父親が逮捕され、母親とも別れなければならず、どこへ逃げても安全な場所はない。スイスへの避難を目指すが、引率をしていた青年が逃走、ファニーがリーダーとなって数十人の子どもたちを率いることに。一歩間違えば命がない状況のなか、13歳とは思えない判断力、行動力、責任感でみんなの命を守り抜く。ナチスの考えに屈することなく子ども達を守ろうと動いた大人たちがいた事に勇気づけられた。
0255文字
牛乳🐮
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ネタバレ一気に読んでしまった。 ホロコースト生存者であるファニーが第二次世界大戦下ユダヤ人迫害の恐ろしい手が迫る中を当時13歳で12名~28名のこどもたちのリーダーとなりフランスからスイスへ脱出する実話。
0255文字
くたくた
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実話です。1942年13歳のユダヤ人の少女ファニーが子ども達だけでフランスからドイツ兵が警護する国境地帯を脱けてスイスに逃れる。子ども達を児童人権保護団体に託した母、その前にフランス秘密警察に逮捕されて収容所に送られた父とは、戦後再会することは叶わなかった。幼い妹達だけではなく、いつのまにか大勢の子ども達を統率することになったファニーの強い意志と責任感に敬服します。戦後、姉妹はイスラエルに移住し、ホロコーストの記憶を次世代に繋ぐ活動をされており、この話は『少女ファニーと運命の旅』という邦題で映画化。
くたくた

児童書ではありますが、十分大人の読書に耐える内容なので、多くの人に読んで欲しい本です。映画もまだ見ていないですが、ぜひ見てみたい。ロングレビューはこちら→https://koko-yori-mybooks.blogspot.com/2021/09/0293-13.html

09/12 16:42
0255文字
オレンジのしましま
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ネタバレユダヤ人ゆえになんという過酷な運命をこの子はくぐり抜けてきたのだろう。フランスでは差別される日々、やがて父が逮捕され、母や妹と追われるようにフランス国内を移動する。ついにはこの13歳の子の肩に他の子供たちの命が預けられ、ドイツ兵の目をかいくぐってスイスに向かう逃亡の旅へ。どんな苦境にあっても彼女は絶対に諦めず、機転を利かせて適切な判断をし、子供たちを引っ張っていく。稀有な才能だし、彼女が「世の中で起こっていることに興味を持ち、いつも注意を払っていた」ことがその才能を育てたと思う。他にも同じ目に遭った子は→
オレンジのしましま

沢山いただろうけど、その多くは逃げきれなかったことだろう。命ながらえ、でも家族を失って、それでも妹たちとイスラエルの地で新たな家族を築いていったのは、彼女の強さであり、幸いだと思う。それだけに、イスラエルとパレスチナの問題を考えると、複雑な気持ちになる。

06/25 23:33
オレンジのしましま

インタビューをもとにしたノンフィクションだそうだけど、この本だと簡略的すぎて物足りない。彼女の逃避行をもっと詳しく知りたかった。この2倍くらいの厚さにするのは無理だったのかな。

06/25 23:53
0255文字
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 
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教育出版国語 6年生 【令和2年度教科書掲載本】
0255文字
のん@絵本童話専門
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ネタバレノンフィクションの児童書。小学校高学年~。13歳のユダヤ人の女の子ファニーが10人以上の幼い子供たちを引き連れて、フランスからスイスへと逃亡する話。必死の逃亡劇にはどうか無事に逃げてくれと祈る気持ちで読みました。ファニーの勇気と決断力は、大人の私でも決して真似のできないものです。最後に安堵した直後、エピローグにて両親含めた大人の死…絶望しました。連合国側のフランスでもユダヤ人は逃亡を余儀なくされていたと知らなかった。スイスに逃げ込んでも子供が居なければ送り返されるという残酷さなども丸ごと書かれていました。
0255文字
みさどん
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ユダヤ人迫害の中、戦禍の生き残りでもあったようなファニー。彼女をリーダーとした子どもたちの逃亡旅。人が人でないような密告、強制労働、差別、迫害があって、そんな中を運も片手に生き延びた彼女の実体験は信じられないくらい過酷で苦しいものだった。戦争は人を狂わせる。自分だったら、絶望して一歩も動けないかも。
0255文字
ayumu
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読んだきっかけ:たぶん、岩波書店児童書編集部のツイッター……?【イスラエル/フランス】 ★★★★☆
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moe
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ネタバレ友人のおすすめ本。映画化もされているとのこと。ユダヤ人の13歳の女の子ファニーが兄弟や他の子どもたちを連れてスイスへ亡命するまでの逃避行。ドイツ兵に捕まる恐怖と子どもたちを任された重責を負うファニーのよりどころはノート数冊に書いた日記帳。そのことに心うたれます。 衝撃度としては「縞模様のパジャマの少年」の方が大きかったけれど、こちらは実話としての重みがあります。
0255文字
haru
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『少女ファニーと運命の旅』2017年日本公開、フランス・ベルギー合作映画の原作。「戦争において最も苦しむのは、戦争を起こした『国』ではなく、いつもいちばん弱い人たち、特に子供です。それは戦争に勝っても負けても変わりません」訳者あとがきより
0255文字
junko
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とても読み易かった。まだこどものファニーが大人の役目をしななくてはならず、子供達を守る姿に感銘した。当時、ユダヤ人の子供達を助けてくれる人達が多くいたことも知れて、心が温かくなった。
0255文字
NakaTaka
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今はイスラエル在住の著者の体験をもとにした物語。第二次世界大戦、フランスに住んでいた9歳のファニーは、ドイツ軍が迫ってきたため妹二人を連れて逃げ延びる。他の子供も一緒に。安心できた時には14歳になっていた。間一髪の場面を知恵と勇気で乗り切るストーリー展開は、息をもつかせぬ迫力があった。戦争はダメ!
0255文字
ごま団子
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ネタバレ「少女ファニーと運命の旅」の原作であることと、子供に読んでほしいと思い読みました。 ドイツからスイスにナチスの迫害から逃げるユダヤ人の子供達。親と離れ離れになった子供達はどんなに過酷でも必死に堪え、逞しく生き抜いていく。そんな姿に感心したり胸を打たれたり、と同時に、13歳時の自分はどう過ごしていたのだろうと考えてしまいました。
0255文字
四男の母
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ネタバレ図書館で書架に入れないから年齢別おみくじブックをやっていて借りた本。表紙が女の子だったから子供は読まなかったが、なかなか良かった。13歳なのに、みんなのリーダーをやったりレジスタンスの手伝いをしたり。スイスの国境越える時の勇敢な行動に感動した。児童書で読みやすいから、子供たちも読むといいけどね。
0255文字
mame
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ユダヤ人少女の実話。戦時下のユダヤ人迫害から逃げる子供たち。苦しい気持ちを抑えながら、最後まで夢中になって読んだ。映画も見てみたいと思った。
0255文字
knsm11
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第2次世界大戦中フランスに暮していたユダヤ人少女ファニーの逃避行戦争体験の実話です。戦争は本来守られるべく子どもたちであっても差別し迫害する。弱者も容赦しない。ドイツ兵も怖いが最も怖いのは思考停止になり権力者の言いなりになる密告者。密告者は相手の気持ちを慮ることはなく権力に寄り添う。しかし大人たちの中には危険を犯してでも子供を守った人たちはいるしファニーの勇気、責任感は20人くらいの子どもの命を救った。しかしながら子供たちが命の危険に晒される社会がもっと問題だ。コロナ対応中の世界は大丈夫だろうか?
0255文字
勝手に読んだYA本つぶやくBOT
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ナチスが政権を握りドイツからフランスへ逃げてきていたユダヤ人一家。ある日フランスにもナチスの力が及び、父親が連行されてしまった。児童救済協会がユダヤ人の子どもたちを逃すことになったが途中で引率の青年が恐怖のあまり逃走。ファニーが子ども達のリーダーとなる。貧しさや迫害という厳しい現実の中でも常に自分をm問、道を切り開いていくファニー。子どもたちはファニーに従い多くの人々の助けによって物語は進む。
0255文字
すかいふらわぁ
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ネタバレファニーと妹たちは、ユダヤ人であるというだけで、両親と離れ、フランスから、スイスへ子供たちだけで逃げることになる。ファニーは13歳だが、なぜかリーダーシップがあり、皆を率いる立場になる。彼女にこそいちばん助けが必要だったはずだ。密告されたり、助けられたりしながら、スイスへ逃れることができたが、小さな子供たちまで、巻き込む戦争は、読んでいて辛いが、目をそむけられない。そむけてはいけない。ファニーの体験を通して、大人の私たちも、考えることがたくさんあるはずだ。
0255文字
よぽ
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両親と別れ、妹たちや他の子供たちを連れて安全な場所まで逃げ続けるファニーは13歳。ユダヤ人というだけで、命の危険に脅かされる。密告する人もいれば、危険を省みず助けてくれる人もいる。極限状態の中、ぎりぎりまで感情を抑えて生き延びようと考え行動するファニーの心の奥に隠された恐怖や不安を考えると胸がつまる。本当なら、大人に守られるべき年齢なのに、戦争は弱い者にも容赦しない。このようなことは二度と起こしてはいけないのだ。
0255文字
Nobuko  Hashimoto
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映画「少女ファニーと運命の旅」が良かったので、原作も。第二次大戦中、迫害を逃れるために親と離れてフランスを転々とするユダヤの子どもたちが、引率者に置き去りにされて、子どもだけでスイスに脱出することになる。実話にもとづく話。原作はファニーたちが親と離れる前の状況や、スイスに着いてからのこと、戦後のことも述べられている。映画は逃避行に絞った話になっていて臨場感がある。詳しい記録はブログに。https://chekosan.exblog.jp/29310033/
Nobuko  Hashimoto

映画と原作、あわせておすすめ。映画の感想はこちらに。https://chekosan.exblog.jp/28169673/

03/15 00:54
0255文字
☆よいこ
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フランスで暮らしていたユダヤ人少女ファニーが、スイスに逃げるまでの実話。ユダヤ人迫害の歴史やフランスの地理について知らなければちょっと苦戦するかも。中学生向け。文字も大きく、ページ数もそうないので読みやすい。訳者のあとがきで時代背景や迫害の歴史について説明があるので、そこまで読んでほしい。
0255文字
さくらそう
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13歳という年で、自分だけでなく、自分以外の子供の命も背負う立場になったファニー。どれほど恐ろしい日々だったのか想像もつかない。
0255文字
ブルーベリー※更新は控えめです
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ユダヤ人というだけで殺される時代。ファニーと数名の子供の集団での逃避行。ハラハラさせられた。児童書なので簡単で読みやすい。人種差別もここまで酷いとなんともいえないものがある。二度とこんな時代が訪れませんように。
0255文字
EMI
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映画『少女ファニーと運命の旅』の原作。ユダヤ人である著者が少女時代に体験した理不尽な迫害、ナチス支配下のフランスからスイスへの国境を目指す旅を綴ったものです。ナチスの目を潜り抜ける危険な旅を、彼女達は子供だけでやり遂げなければなりませんでした。主人公は感情を押し殺し、子ども達全員を救う為に奔走します。密告する人もいれば、助けてくれる人もいて、一瞬の判断が生死を分ける緊張感が続きます。どんな状況でも卓越したリーダーシップで前に進む彼女の強さ、そして子供達を匿い逃がした人々の活動にも胸を打たれました。
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ファニー 13歳の指揮官評価100感想・レビュー87